はなゆきさんのレビュー
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プロアナウンサーの「伝える技術」
石川顕 / PHP新書
アナウンスという職人仕事
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どのような分野でも、何十年も一つの仕事に打ち込んだ職人の話は、面白くて参考になります。この本は、50年近くアナウンサーをした著者が、アナウンスという職人仕事について書いた本です。
人前で話すことが…多い方に参考になると思います。例示が、巨人の長嶋さんとか堀内さんとか、ちょっと古いのはご愛嬌です。 続きを読む投稿日:2013.12.02
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奉仕するリーダーになりなさい 世界ナンバー2セールスウーマンの奮闘
和田裕美 / 角川oneテーマ21
高い営業実績はリーダーの奉仕から
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外資系のフルコミッションのトップセールスが、リーダーになって、奉仕型のリーダーシップで実績をあげたという話です。私もこれからのあるべきリーダーシップは、奉仕型だと思いますし、この著者は、奉仕型で高い…営業実績をあげたそうです。
でも、この著者の働いていた会社は、強烈な会社だったんだろうなと思います。私なら1日で辞めます。というか入社しません。
リーダーシップと営業実績で悩まれている方に参考になると思います。 続きを読む投稿日:2013.12.03
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史記 9 李陵 下
久松文雄, 久保田千太郎 / ゴマブックス
魅力的な男たちの感動的な歴史ロマン
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史記9の李陵(下)では、李陵は、匈奴の妻をめとり、匈奴の軍師となっています。しかし、またしても漢の大軍が匈奴征伐にやってきます。李陵は、漢と戦わなければなりませんが、彼の心はゆれ動きます。
しかも、…漢軍の中には、李陵の親友の任安が従軍しています。
一方、李陵と同じように匈奴のとらわれの身となった蘇武は、李陵と対照的に孤独と戦いながら、一人で暮らしています。
長安にいる友人たちの動きなど、ひとりひとりの人物造形がしっかりとなされており、感動的な物語です。
史記の1~6巻までとは、違った読後感です。 続きを読む投稿日:2014.07.01
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史記 8 李陵 中
久松文雄, 久保田千太郎 / ゴマブックス
李陵は匈奴王から見込まれる
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史記8の李陵(中)では、匈奴にとらえられた李陵の苦悩が描かれています。
匈奴の王は、李陵に匈奴として生きてゆくよう勧めますが、李陵は望郷の念や漢に対する忠誠を忘れることができません。
一方、長安の都で…は、司馬遷などの李陵の親友たちが活躍をはじめます。
熱い歴史ロマンの中巻です。 続きを読む投稿日:2014.06.30
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史記 7 李陵 上
久松文雄, 久保田千太郎 / ゴマブックス
歴史を舞台にした友情の物語
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史記の7~9巻は、漢と匈奴との戦いを背景に李陵と彼の親友たちとの友情の物語です。戦いの帰すうが大きなテーマであった1~6巻とかなり違います。
漢の武帝の時代、李陵には、長安の都に、愛する妻や幼い子ども…、そして司馬遷や任安といった親友たちがいます。
上巻では、李陵は、武帝の命で、わずか5000の兵で万里の長城を超え、匈奴征伐に出陣しますが、匈奴にとらわれてしまいます。
長安の都と北方シルクロード地帯を舞台に、戦いと友情を描いた歴史ロマンです。読みごたえ十分です。 続きを読む投稿日:2014.06.30
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史記 6 呉越燃ゆ 下
久松文雄, 久保田千太郎 / ゴマブックス
江東の覇者は、呉か越か?
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諫言を続ける伍子胥(ごししょ)は、呉の暗君夫差(ふさ)と奸臣伯ひ(はくひ)に呉を追放されてしまいます。
一方、越の范蠡(はんれい)は、孔子の高弟の子貢に会い、呉を相手にした復讐戦を決意します。 :「天…なにをか言うや」
やがて、呉と越の20年以上に渡る戦いは決着しますが、江東の覇者となるのは、どちらでしょうか?
越の范蠡は、戦いの決着がついた後、どうするのでしょうか?
歴史ロマンが結末を迎えます。 続きを読む投稿日:2014.06.23