はなゆきさんのレビュー
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カラー版初期単行本【1】鉄人28号(1)鉄人誕生の巻
横山光輝 / 小クリ復刻シリーズ
鉄人28号は日本陸軍の秘密兵器だった
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鉄人28号については、なんとなく知っているだけだったのですが、今回読んで見て、びっくりする発見がたくさんありました。
鉄人28号は、太平洋戦争中に日本陸軍が秘密に開発していたロボット兵器だったとか、そ…のモチーフは、フランケンシュタインと同じで、人造人間の製造とそれに伴って生じる人間の善と悪の戦いであるとか・・・。
今回改めて読んで見て、子どものときからの疑問が解けて、すっきりしました。
子どものとき、鉄人28号を見たことがある方は、読まれてはいかがでしょうか。 続きを読む投稿日:2014.07.07
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看護崩壊 病院から看護師が消えてゆく
小林美希 / アスキー新書
だからどうすればいいのか?
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高齢社会を今の医療制度で支えることができないのは、すでに自明でしょう。爆発的に高齢者が増加する中で看護師の不足も自明です。看護現場は、現状でも疲弊の極に達しており、状況は悪化の一途です。本書は、統計…を含めて、その現状をレポートしています。
私としては、「ではどうすればいいのか?」という問いに対する答えを知りたいのですが、本書は、その問いに対して正面から答えることなく終わっています。これは自分で考えなければならない問題ということなのでしょうか。 続きを読む投稿日:2014.04.28
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財部誠一の経済深々(第3回) 「どうなる? 日本株」
財部誠一 / ゴマブックス
大手証券会社の社長へのインタビュー
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経済ジャーナリストの財部誠一さんが大和証券の社長にインタビューするという本です。
財部さんは穏当なジャーナリストですし、対談の相手は大手証券会社の社長ですので、常識的で当たり前の話ばかりです。
つまり…、目からウロコが落ちるような話はありませんが、現在の経済情勢や株式市場について基本的な状況が分ると思います。
薄い本ですし、サクサク読めました。 続きを読む投稿日:2015.03.07
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日中十五年戦争史 なぜ戦争は長期化したか
大杉一雄 / 中公新書
日中戦争は、避けることができなかったのか
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日中戦争は回避することができなかったのか?という問題意識のもとに、昭和初期の政治・外交・軍事情勢を検証した本です。
昭和の初め、日本は、中国に派遣した現地軍が独走(暴走)し、軍中央がそれを黙認、そ…して事後承認をおこなうということを繰り返し、それはやがて日米戦争につながります。
満州事変をはじめ、数々の軍事衝突の度に、多くの和平工作や外交交渉が行われますが、さまざまな理由で成功しません。
なにより、政府(首相)が軍部をコントロールできませんでしたし、軍部は、外交の責任者である外務大臣をないがしろにしていました。
これらの経緯が特定のイデオロギーにとらわれることなく、実証主義的に述べられています。
約80年前の話ではありますが、現在の日本の外交を考えるヒントが多くあると思います。
戦前の日本が中国に対して侵略を行ったのは明白です。そして現代の中国の外交・軍事姿勢は、戦前の日本によく似ているのではないでしょうか? 続きを読む投稿日:2014.02.20
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「心が凹んだとき」に読む本:1日5分!“読む処方箋”
心屋仁之助 / 王様文庫
心の中にある氷が溶けるようです
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ナイナイアンサーというテレビ番組で鋭い心理カウンセリングを行っている心屋仁之助さんの本です。読んでいると少しづつ心の中にある氷がとけていくようです。
人間関係がしんどい方や心のエネルギーがすり減って…しまっている方にお勧めです。
ベースになっているのが心理学なので、宗教くさくないところもいいと思います。 続きを読む投稿日:2013.12.27
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部下の心を1分で動かすマネジメントレターの秘密
岩田松雄 / 角川書店単行本
わたしはこんなマネージャーになりたい
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私は、リーダーシップ論についての本を時々読みますが、この本の著者の岩田松雄さんの本が一番しっくりきます。
スティーブ・ジョブズのようになれと言われても、なれませんし、なりたくもないですが、岩田さんの…ようなマネージャーになりたいと思います。岩田さんは、日本人が目指すべきリーダー像を指示していると思います。 続きを読む投稿日:2013.10.17