通りすがりの読書好きさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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四畳半神話大系
森見登美彦 / 角川文庫
最後まで読まないと楽しめないよ
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『四畳半恋ノ邪魔者』、『四畳半自虐的代理代理戦争』、『四畳半の甘い生活』、『八十日間四畳半一周』の四話からなる小説です。
人生に『もしも・・・』があったらの発想で、大学入学の際に入ったサークルをそれぞ…れ違うサークルを選んだ場合の人生を4話に分けて書いてあります。同じ登場人物が違う人生でも必ず現れ、主人公の人生に介入してくる様子は凄く面白かった。
同じエピソードが別々の人生の中にも出てきて面白い。
でも、最初に読み始めたときは主人公の語り口などが、自分には合わないかもって思ったけど読み進んでんで行くうちに気にならなくなり、最後まで楽しく読むことが出来た。 続きを読む投稿日:2014.04.07
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椿山課長の七日間
浅田次郎 / 朝日新聞出版
もし、自分だったら何がしたい?
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46歳で突然死した椿山課長が7日間の期限付きでやり残した事をやり遂げるために現世に戻ってきます。
しかも、美女の肉体を借りて戻ってくるのが楽しい。
椿山課長と同時に現世に戻ってきたヤクザの組長と小…学二年生の少年の2人のエピソードも絡んで泣いたり、
笑ったりで面白い小説でした。 続きを読む投稿日:2014.03.15
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陽気なギャングの日常と襲撃
伊坂幸太郎 / 祥伝社文庫
相変わらず、登場人物たちの会話が楽しい
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今回は、短編集の作りですが少しずつ関わりがあって長編としても楽しめる内容になっています。
前作の『陽気なギャングが地球を回す』よりも今作のほうが面白いと思う。投稿日:2014.04.09
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99%の誘拐
岡嶋二人 / 講談社文庫
昭和時代のハイテク犯罪
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12年前に起きた事件で誘拐された子供が、新たな誘拐事件の身代金の運搬役を指名される事から始まり、
前回の事件との関連が次々と・・・。
時代設定が昭和62年頃ですが、コンピュータなどのハイテク技術が…ふんだんに使われてます。
この時代に、こんな犯罪が出来るのかが少し不思議でした。
一番印象に残っているのが蔵王スキー場での場面。
何度か行った事があるので、スキー場での描写が手に取るように分り結構面白かったです。 続きを読む投稿日:2014.03.15
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流星ワゴン
重松清 / 講談社文庫
大人のファンタジー?
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不思議な小説でした。ある意味ファンタジーなのかな。
人生のやり直しをするために重要な分かれ道の過去に戻っていきます。
不思議な親子が乗る(運転する)ワゴン車に乗って・・・。投稿日:2014.03.15