【感想】十五少年漂流記

ヴェルヌ, 石川湧 / 角川文庫
(24件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
5
5
13
0
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  • 昔の小説は勧善懲悪でいいなあ…

    と思います。
    正義は勝、悪は負。
    ドニファンがいい味を出していて、後はストーリーを見ればよいでしょう。
    ヴェルヌの作品は簡潔で美しく当然のようによくできています。
    ロビンソンクルーソーなどの漂流ものが好きなら読んでみるべきかも。
    それにしても大西洋は本当に狭いですね。
    星5つ。
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    投稿日:2018.09.09

  • つんどくフォルダの一冊

    子供の頃、珠算塾の本棚にあった少年少女文学全集、ここに収められていた十五少年漂流記を貪るようにして読みました。非常に面白かった。その頃を懐かしんで本書を買ったのですか、どうもいまいち、翻訳が違うのか、もう少し、細やかな表現だったんじゃなかろうかと思い、最後まで読めませんでした。まあ、結末も全部、知ってるわけやしね。でも、いまでも不思議なのは、大砲一発射って、よう当たったなぁと思います。ではでは。
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    投稿日:2023.06.25

ブクログレビュー

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  • にぱ

    にぱ

    海外文学でおすすめの本を教えて欲しいと誰かに言われた時、
    私は間違いなくこの本を推します。

    中心人物は15人の少年。そう、皆少年です。
    大人なんていない、そんな中無人島に漂流する。
    それなのに彼らは生き延び、やがて生還する。
    まだどこか未熟な少年たちが
    かつてない過酷な環境で自分たちだけで生き延びる。
    時には友情や信頼が試される挑戦も乗り越える。
    …たくましすぎる。

    これを超える冒険小説があるのかと、疑問になるほどに
    完成度が高い。素晴らしい作品です。
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    投稿日:2024.01.14

  • sainaaa

    sainaaa

    読むとなかなか大人でもたのしめる児童書でした!少し人種差別的発言があるのはこの小説が出来た時の時代のせいなのかな?それでもそんなこと気にならないぐらい面白かったです!一度読んだことある人ももう一度読むのべき作品だと思います!続きを読む

    投稿日:2022.06.11

  • kemukemu

    kemukemu

    この物語が作られたのは19世紀末のフランス。
    その後多くの国の言葉で翻訳され、子供から大人まで、多くのひとの冒険心をくすぐる。
    絵画であれば美術館で飾られ、音楽であれば「クラッシック」とカテゴリされるところ、本は紙に印刷されることで、今でも多くの人へ作者の意図そのまま愛されることができる。
    もちろん「絶版」として一部のマニアの嗜好品となるものもあるが、読む人が多ければ変わらずに世に出続ける。
    この、石川湧訳角川文庫版も既に60年以上重版され続けているし、他の出版社からも多くの翻訳版が存在する。

    もうそれだけで感動に値する。

    本の神様、ありがとうございます。
    続きを読む

    投稿日:2020.12.29

  • jupiter1125

    jupiter1125

    160年前の話で、今とは価値観が全然違う。どんどん動物を殺すのがショッキングだった。モコの扱われ方も、今問題になっていることから考えたら、受け入れられないものだけど。

    それでも、少年たちのサバイバル生活や工夫の様子、少年たちより前に流れ着いていた漂流者の存在、印象的だった。

    2年間の休暇という原題を聞いて、長すぎないかしら、途中で退屈しないかしらと心配したけど、おもしろかった!

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    投稿日:2020.09.10

  • こどもおねむ

    こどもおねむ

    小学生か中学生の頃の読書感想文の課題図書。
    さすがに再読なのでサクサク読めたし、冒険ものはやはりワクワクする。しかし、洞穴に住み始めあたりから普通の生活をしていて、大人目線でみるとこの少年達は凄すぎだろうと突っ込みを入れたくなった。子供の頃そんな事を思った記憶はないから、歳をとって現実的になったしまったんだなと思ってしまった。
    あと気になったのは訳が古いのか、現在では適さない様な所もあったりする。原本が140年近く前だから、訳もたくさんあるのだろうか。機会があれば別の訳も読んでみたい。
    続きを読む

    投稿日:2020.04.23

  • こむそーや

    こむそーや

    このレビューはネタバレを含みます

    タイトル通り、15人の少年が島に漂着し、そこで暮らしていく話。伏線だとか、心理描写だとか、難しいことが一切ない。家に帰りたい、不安、非日常の楽しみ、自分達の知恵と技術だけで生きていく達成感、喧嘩、と大体このあたりの単語で網羅できる。ので、純粋にわくわくしながら読み進められる。
    悪党どもを容赦なく大砲で撃ち殺してしまうシーンは、表現の規制が厳しい昨今では久々に味わうものであろう。勿論、子供たちだけで戦うのだから容赦しては勝てないという事情はあるが。
    とにかく、難しいこと抜きにして読書したい場合にオススメ。

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    投稿日:2017.12.06

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