【感想】アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者1

榊一郎, ゆーげん / 講談社ラノベ文庫
(24件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
4
9
10
0
0
  • 文化とは何か?をファンタジーを通して学ばせてくれる作品

    日々当然だと思っている文化をファンタジー世界に持ち込むという、話で描きながら、異文化交流の難しさや楽しさを描いている作品。

    投稿日:2017.06.06

  • お仕事ラノベ。

    萌えが仕事っていいなぁ。
    ツインテールのハーフエルフちゃんに、童顔巨乳さん、ロリ皇帝、蜥蜴人あたりにひっかかるなら読んでも損は無いかと。
    私は蜥蜴人にひっかかりました。
    お仕事ノウハウ的なのは無いよ。
    だって主人公お仕事経験ないもん。
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    投稿日:2017.06.03

  • 世界観が面白い!!

    元ひきこもりニートが異世界でオタク文化を流行させようと言うお話。
    主人公の慎一君は高校不登校でひきこもりでしたが、親の強硬手段によって復学が嫌だったので就職に向かいます。
    就職先がドラクエのような世界観の異世界にオタク文化を根付かせようとしている日本政府が関わっている会社の支配人になってしまいます。
    著者がかなり古くからラノベ書いている方で何作品か読んだことあるのですが、一様に世界観の作り方が抜群にうまいですね。
    説明文のはずなのに物語を邪魔しない程度のさじ加減で頭の中にすっと入って来ます。
    また、主人公の慎一君がひきこもりでオタクの割にはハキハキと他人としゃべったり接したりしているかと思えば、ほとばしる何かにガマン出来ずに行動しちゃったりとただの優しいだけの主人公じゃないのが面白いですねw
    また、状況に流されるだけでなく頭も切れるようで色々考えながら言動をしていくのが見所です。
    この本は紙でも2回くらい読み返しているし、安売りしてたからとはいえ新たに電子版買って読んでいるくらいなので僕としてはラノベ初めて読む人にも、好きで読んでいる人にもお勧めできるものですw
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    投稿日:2016.04.09

  • あざとい。だが、それがいい。

    アニメ化もされた本作。主人公がオタクで、ファンタジー世界に連れてこられて、そこでメイドや皇帝な女の子と仲良くなって、という展開はまさに今時なものであろう。所謂オタクネタやネットスラング、メタネタなどが出てくるのも流行りと言って良い。
    だが、このアウトブレイクカンパニーが他の作品と違っている所は、その「流行りのネタ」を使う事がそれ以外に対する絶妙なスパイスになっているということだ。ただ女の子が可愛いというだけでは終わらせない、ハードな問題も扱っているのだが、そこを重くさせ過ぎないように、オタクネタや萌えキャラがマイルドに思わせてくれる。結果とても読みやすく、難しいものは苦手という人にもお勧めできる。また、そのハードな展開によってキャラが掘り下げられ、より一層魅力を増させ、そこに生きているのだとすんなりと理解させてくれる。この辺りの匙加減こそがこの作品の魅力であると思う。もちろん、キャラたちが可愛いのは当然。そのあざとさによって2重に輝いているのである。
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    投稿日:2015.04.01

  • 流行と価値観の関係

    高校ドロップアウト,ラノベ作家とエロゲー原画師を両親に持つサラブレッド級おたくが、いきなりファンタジーの世界そのままの異世界へ。日本政府の代表伝道師として封建社会そのものの異世界へおたく文化を流行らせる話。

    1巻は世界観の紹介とそこに棲む住人の価値観の紹介がメイン。新規商品を流行らせる時の、様々な立場の住人の様々な意見や考え方が描かれていて、面白い。

    2時間位で読み終わりました。

    自分ならこのような異世界にどのように流行を創るのだろうかと考えながら読むとより楽しめると思います。

    「何かを流行らせる」というのが作品名通りでひとつのテーマではあるが、マーケティングに寄っているわけではなく、あくまでライトノベルの面白さが前面に出ているので、ライトノベル好きにおすすめです。
    続きを読む

    投稿日:2014.09.09

  • 続編が気になる

    この素材でこれからどう盛り上がる作品になっていくのか、興味はありますね…
    表紙のイラストに騙されないように、と自制しつつ冷静に(^_^;)

    投稿日:2013.12.13

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ブクログレビュー

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  • nur1202

    nur1202

    ちょっととばしまくり気味だけれど、本質的には世界にアニメをもっと輸出しようとしている政府関係の動きとか考えれば、現実的な話なのかもしれません。(^^;
    文化の輸出の難しさってのかな。
    オチにアクション的要素もあるけれど、文化の違いを愉しむのがすじかも。続きを読む

    投稿日:2013.11.09

  • 柏葉

    柏葉

    いかにも萌えっぽい表紙から避けていたのだが、あらすじを知り購入。中世ファンタジー風異世界にオタク文化を広めよう!という話。種族や身分での差別が無意識のものとして許容されており、甘い話だけでは終わらないのが魅力。主人公なりに考えてオタ文化を広めようと学校を作ったのに、政治的文化的問題に発展したりとかね。なかなか良いです。続きを読む

    投稿日:2013.10.26

  • きりお

    きりお

    設定上しょうがないんだろうけど、主人公の妄想をあそこまで文字化しなくていいんじゃないかなと...。
    何箇所もあると読んでて鬱陶しくなってくる。

    そして何度も使うなら「アニメだのゲームだのラノベだの~」っていう言い回しをなんとかしてほしい。
    適当な言葉が浮かばないからそのまま書きました感がして、その言い回しが出てくる度に読む気が失せる。

    話自体はよかったと思う。
    続きを読む

    投稿日:2012.07.12

  • かりおん

    かりおん

    このレビューはネタバレを含みます

    異世界に「萌え」を売り込め!
    というわけで,オタクのサラブレットなシンイチくん.
    ドロップアウトな彼が就職した先はなんと異世界.
    そこに「オタク文化を輸出しろ」ということで現地最高責任者に就任.
    さて,なにをすればいいのやら?

    という話.
    面白かったよ.
    まぁ,なんとなく黒いアレも見え隠れしてきて
    今後も面白い展開が続くのか不安になったりするわけですけども.

    レビューの続きを読む

    投稿日:2012.06.14

  • 挫折

    挫折

    思考実験がしっかりできてるから面白い。素人考えに恐らくローマ帝国をモデルにしてるんじゃなかろうか。冗漫はさほどでもなくキャラクターもケレン味なく無難、パロディネタは好きではないからあれだけど、続編期待続きを読む

    投稿日:2012.02.04

  • 1m.

    1m.

    お話の組立はさすがというべきか、飽きずにいいテンションで読めますね。
    パロディネタはここまで露骨に仕込む方がよいのか、とも思いますが。
    ミュセルかわいい。メイドさんをかわいいと思ったの、初めてかも。

    投稿日:2012.01.24

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