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榊一郎, ゆーげん / 講談社ラノベ文庫 (24件のレビュー)
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総合評価:
凹田
8
経営の話は無し。ネット小説でたまにある異世界で商売!のような話とは状況が違う
内容の印象としてはハーレム系のエピソードと主題である『萌え』の文化の布教について考えるのが半々といった感じです。 この割合をどう思うか、また割合をどのように感じるかは人それぞれだと思いますが、私の場合…は経営系の話を期待していたのもあって、結局この本もハーレムものか...と感じてしまいました。 カンパニー(会社)なので、『萌え』関係の文化の布教=商売の手段であり、どうやって生産・販売手段を確立するかなどが焦点(その過程でどうやって萌えのニュアンスを伝えるかなどの問題が出てくる)と思ったのですが、違いました。資金などは全く気にする必要はない状況で、言語の壁や文化の違いを乗り越えて如何に『萌え』の文化を布教するか(また、本当に布教してしまっていいのか)が焦点となっています。 また、私の知る限りのネット小説で異世界ものの設定は、何かの偶然や神様に選ばれて異世界に転移したり転生したりするパターンがほとんどなのですが、この本では既に異世界の存在は(機密事項ではあるものの)知っている人は知っているという状況で、主人公はその人たちに『萌え』の伝道をするために選ばれた、というありそうでないパターンでした。それ故に、異世界へ移動した後も元の世界と繋がりがあり、その人たちから支援を受けることができるというのがこの作品の特徴のひとつですね。続きを読む
投稿日:2013.10.17
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GENZIN
3
アニメ化おめでとう
今月からアニメも始まった本作、ぱっと見の内容は軽くギャグのような話で文章も軽いが、最後のシーンではファンからは榊節と呼ばれる芯の通った一面も。 キャラクターは明るく主人公の男+ハーレムの話型のようでい…て意外と重いテーマを扱っている。ただ表面的にはかなり軽い話なので、このまま軽い話で進むのか、榊節が炸裂するのか、今後に期待続きを読む
投稿日:2013.10.08
東風谷木綿
2
オタク無双物の暗黒面に触れた意欲作、かも?
実のところただのオタクが非日常に放り込まれたらオタク知識生かして大活躍、なんてのはよくあるお話ですね。 異世界に行ったら歴史オタクが各種兵法や合戦の話からヒントを得て大活躍したり。 中には異世界でなく…、現実世界でテロを止めたり中国軍特殊部隊を翻弄するオタクなんてのもいます。 この作品の主人公は割と普通の萌え系オタク、良識とかも普通に持っているタイプです。 そしてなにが今までにない切り口であるかって、作品タイトルにもある「侵略者」 各種組織も変に劣化せずにちゃんと機能してるようで、いろんな思惑渦巻く中で主人公がどうオタク布教をするのか気になってなりません。続きを読む
投稿日:2013.12.05
シシン
1
絵がきれい
サンプルでは異世界を見つけた経由と主人公が目を覚ましたあたりで終わってるので、内容が全く分からないのでとりあえず購入。 ハーレムものなんでしょうが、主人公にイラッとすることなく読めました。 表現方法も…面白くすらすらよめました。 封建社会という中で自由奔放な娯楽をどう提供していくのかその辺が見どころなんでしょうか。続きを読む
投稿日:2013.10.27
子牙
世界観が面白い!!
元ひきこもりニートが異世界でオタク文化を流行させようと言うお話。 主人公の慎一君は高校不登校でひきこもりでしたが、親の強硬手段によって復学が嫌だったので就職に向かいます。 就職先がドラクエのような世界…観の異世界にオタク文化を根付かせようとしている日本政府が関わっている会社の支配人になってしまいます。 著者がかなり古くからラノベ書いている方で何作品か読んだことあるのですが、一様に世界観の作り方が抜群にうまいですね。 説明文のはずなのに物語を邪魔しない程度のさじ加減で頭の中にすっと入って来ます。 また、主人公の慎一君がひきこもりでオタクの割にはハキハキと他人としゃべったり接したりしているかと思えば、ほとばしる何かにガマン出来ずに行動しちゃったりとただの優しいだけの主人公じゃないのが面白いですねw また、状況に流されるだけでなく頭も切れるようで色々考えながら言動をしていくのが見所です。 この本は紙でも2回くらい読み返しているし、安売りしてたからとはいえ新たに電子版買って読んでいるくらいなので僕としてはラノベ初めて読む人にも、好きで読んでいる人にもお勧めできるものですw続きを読む
投稿日:2016.04.09
ももじ読書中。
お仕事ラノベ。
萌えが仕事っていいなぁ。 ツインテールのハーフエルフちゃんに、童顔巨乳さん、ロリ皇帝、蜥蜴人あたりにひっかかるなら読んでも損は無いかと。 私は蜥蜴人にひっかかりました。 お仕事ノウハウ的なのは無…いよ。 だって主人公お仕事経験ないもん。続きを読む
投稿日:2017.06.03
"powered by"
nur1202
ちょっととばしまくり気味だけれど、本質的には世界にアニメをもっと輸出しようとしている政府関係の動きとか考えれば、現実的な話なのかもしれません。(^^; 文化の輸出の難しさってのかな。 オチにアクション…的要素もあるけれど、文化の違いを愉しむのがすじかも。続きを読む
投稿日:2013.11.09
柏葉
いかにも萌えっぽい表紙から避けていたのだが、あらすじを知り購入。中世ファンタジー風異世界にオタク文化を広めよう!という話。種族や身分での差別が無意識のものとして許容されており、甘い話だけでは終わらない…のが魅力。主人公なりに考えてオタ文化を広めようと学校を作ったのに、政治的文化的問題に発展したりとかね。なかなか良いです。続きを読む
投稿日:2013.10.26
きりお
設定上しょうがないんだろうけど、主人公の妄想をあそこまで文字化しなくていいんじゃないかなと...。 何箇所もあると読んでて鬱陶しくなってくる。 そして何度も使うなら「アニメだのゲームだのラノベだの~…」っていう言い回しをなんとかしてほしい。 適当な言葉が浮かばないからそのまま書きました感がして、その言い回しが出てくる度に読む気が失せる。 話自体はよかったと思う。続きを読む
投稿日:2012.07.12
かりおん
このレビューはネタバレを含みます
異世界に「萌え」を売り込め! というわけで,オタクのサラブレットなシンイチくん. ドロップアウトな彼が就職した先はなんと異世界. そこに「オタク文化を輸出しろ」ということで現地最高責任者に就任. さて,なにをすればいいのやら? という話. 面白かったよ. まぁ,なんとなく黒いアレも見え隠れしてきて 今後も面白い展開が続くのか不安になったりするわけですけども.
投稿日:2012.06.14
挫折
思考実験がしっかりできてるから面白い。素人考えに恐らくローマ帝国をモデルにしてるんじゃなかろうか。冗漫はさほどでもなくキャラクターもケレン味なく無難、パロディネタは好きではないからあれだけど、続編期待…。続きを読む
投稿日:2012.02.04
1m.
お話の組立はさすがというべきか、飽きずにいいテンションで読めますね。 パロディネタはここまで露骨に仕込む方がよいのか、とも思いますが。 ミュセルかわいい。メイドさんをかわいいと思ったの、初めてかも。
投稿日:2012.01.24
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