白川玉助さんのレビュー
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新装版 俄 浪華遊侠伝(上)
司馬遼太郎 / 講談社文庫
つんどくフォルダの一冊
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2023.10.07 読み始め
さて、世に棲む日日を途中棄権して、こちらを読むことにしたのだが、目次をちらっと見ると、なにやら長州の文字がある。うーむ、今度も幕末ものを引いてしまったのかな?
20…23.10.13 上巻読了
ひたすら、おもしろい。極道の原点みたいな生き方や。賭場の銭の山に覆いかぶさって、この銭はわしのもんやと理不尽なことをすらっというとこなんか、極道そのものや。現代でも、こういう人間とかかわりあいになると、普通の人間は対処にこまるもんね。あっちとおなじ土俵のうえでたたかうのもかなんし、ほんま、こまるね。
2023.10.14 下巻読了
大阪の漫才を聞いてるみたいに、クスクス笑いながら楽しい時間を過ごさせてもらいました。
ほんまに、おもしろうごさいました。 続きを読む投稿日:2023.10.15
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名乗らじ 空也十番勝負(八)
佐伯泰英 / 文春文庫
つんどくフォルダの一冊
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2023.09.30 読み始め
さてさて、次なる物語は、、、
2023.10.03 読了
テンポよく読めました。ただ、それだけですが。
印象に残ったところはほとんどありません。消化試合とい…う言葉が思い浮かびます。このシリーズは、余分やったんとちがうかなぁ。 続きを読む投稿日:2023.10.03
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異変ありや 空也十番勝負(六)
佐伯泰英 / 文春文庫
つんどくフォルダの一冊
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2023.09.26 読み始め
シリーズ仕切り直しのひとつめだそうですが、面白い展開になるんでしょうか。前回の終わりで、主人公は肩と胴に深手を受けて死の予感を感じながら、意識をうしなったのですが、も…し死ななかったとしても、そんなところを斬られたら、戦闘能力を失うんじゃないのかな。密命のおとっつあんは、肩が下がった状態で動いてたよね。読み手をどう丸め込むのかな。
2023.09.28 読了
肩口に受けた傷は、軽かったとひとことでスルーされてしまったところは、ご都合主義だなとは思いましたが、全体的にはいままでよりは、面白かったです。 続きを読む投稿日:2023.09.28
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風に訊け 空也十番勝負(七)
佐伯泰英 / 文春文庫
つんどくフォルダの一冊
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2023.09.28 読み始め
今度は、どうかな?おもしろいかな?
2023.09.30 読了
物語にテンポが出てきたせいで、とても読みやすくなった。ただ、御家騒動の顛末を2日後、終わりまし…たな、で片付けられたときには、唖然とした。そのあと、思い出すようにこうだったああだったの記述もなく、ほんのあらすじのような記述なんだよね。なんだかなぁ、、、 続きを読む投稿日:2023.09.30
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胡蝶の夢(一)~(四) 合本版
司馬遼太郎 / 新潮文庫
つんどくフォルダの一冊
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2024.01.12 読み始め
さきほど、河井継之助の「峠」を読み終えました。
次はこの胡蝶の夢を読むことにします。さて、どんな物語なのでしょう。たのしみです。
2024.01.17 第一巻…読了
第一巻の途中で、これはいったい誰が主人公なのかと謎だった。
伊之助なのか松本良順なのか、わからなかった。もしKYの伊之助だとして歴史上、だれなのか、「峠」の主人公、河井継之助の軽薄な友達の福地君かな、どうもキャラクターがちょっとちがうんだけどなと思いながら、読み進めています。いまだに誰だか、わからない。(笑)
2024.01.21 第二巻読了
いまだに、主人公がだれだか、わからない。途中、良順の病院作りや写真やらが出てきたときは、読むのに疲れてきて飛ばし読みしたくなったけど、伊之助が平戸に行ったぐらいから、またおもしろくなってきた。ただ、この伊之助君、言語学者でおわるひとなのか、それとも、歴史上、だれもが知ってる人になるのか、いまだに謎である。
2024.01.24 第三巻読了
どうも、主人公は蘭学もしくは蘭医学を修めるひとたちの群像劇のような気がする。それにしても、松本良順も伊之助も好きになれないキャラクターである。友達にはしたくない。物語としてもあまり、おもしろくない。淡々と歴史が語られているだけだ。
2024.01.29 最終巻読了
やはり、群像劇だった。そして、登場人物が多いせいなのか、それぞれのひとへの掘り下げがいま一歩浅いように思われた。
伊之助というひとは、自分のしたいことしかしないという、ある種化け物のような人物なんだけど、対人関係の取り方ができないのは、少年期にほかのこどもと遊んでないからだということになってるが、そうじゃないと思う。もともとそういう協調性のないひとだったのではないかと思う。なぜなら、漢文を覚えるときにその思想の背景などからいろいろと学習できるはずだと思うから。書物から学べることは多いよ。
続きを読む投稿日:2024.01.29
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荒ぶるや 空也十番勝負(九)
佐伯泰英 / 文春文庫
つんどくフォルダの一冊
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2023.10.03 読み始め
今回の消化試合は、どういう物語でありましょう。
一線級投手を出してくるのでしょうか。対戦相手がだんだんしょぼくなってきました。前作の名乗らじの八番目の対戦相手もよく…わからんキャラクターで、三人も刺客を出して襲わせてるのに、自分の囊中には、弔い代として一分しか入ってないなんて、ありえんやろと思います。書き手にとっても消化試合なんじゃないでしょうか。
2023.10.04 読了
飛ばし読みをしたせいか、それとも書き手のご都合主義のせいなのか、わからぬが建部民部という刺客は先代の島津藩主やそうな。そのじいさんとは、関係良好だったんじゃなかったのか?将軍下賜の刀を持つ空也を殺そうとするのは、将軍に害意を持っているということにならないのか。よくわからん展開になってきもしたな。ま、なにはともあれ、ゴールが見えてきました。 続きを読む投稿日:2023.10.04