Brownさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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緋弾のアリア
赤松中学, こぶいち / MF文庫J
すごいラノベらしい作品!
6
主人公の神埼・H・アリアと遠山キンジが他の仲間と共に敵と戦ったり、キンジが少しずつアリアや他の女性キャラと親密になっていったりとすごいラノベらしい作品になっています。
世界観としては現実世界が少し物騒…になったような世界に少しファンタジー的なものが出てくるような感じになっており、すごい良くできています。
物語は予想外の展開にびっくりさせられることも多く、また、キンジの性質によりシリアスなストーリーとラブコメ的なところがうまく組合わさっており、すごい面白いです。
出てくるキャラも男女ともにしっかり個性があってよくできており、特に女性のメインキャラは見た目だけでなく性格もすごいかわいくなっています。
自信をもって薦められる作品なので、ぜひ一度読んでみて下さい。 続きを読む投稿日:2014.03.30
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【合本版 第一部】本好きの下剋上(全3巻)
香月美夜, 椎名優 / TOブックス
どんな年齢層や性別でも楽しめる一冊!
6
本好きの下剋上第一部の3冊が合本版になったセットです。
あらすじは以下のような感じです。
本が好きすぎる大学生が死んで目を覚ますと、小さな女の子になって、異世界にいた。そして、彼女にとって悲劇…的なことに彼女の周りには本が存在しなかった。そして、彼女は決意する「本がないなら作ればいい!」
自分が最もオススメするラノベです。
世界観としてはファンタジーな形ですが、この第一部に関しては中世ヨーロッパのような世界になっています。
そんな世界のため、本どころか紙もインクも高すぎて買えない中でどうにか文字を記録できるものを作ろうと苦戦する姿が非常に面白いです。
また、キャラクターが個性的なため、主人公の本を読みたいという願望に周りがどんどん巻き込まれていく姿などが大変面白い作品だと思います。
そして、面白いだけでなく、泣ける場面が多いこともこの作品の特徴だと思います。第一部の最後など最高です。
あとこの作品で感じるのは現在の多くのラノベのように他のラノベやゲームの影響を大きく受けたような作品と異なり、オリジナリティーの高いファンタジー的な世界感が素晴らしいことです。内容的にも世界観的にもどんな年齢層や性別でも受け入れやすい作品になっていると思います。
ラノベ好きな人だけでなく、ラノベに興味がない人なども是非一度読んでみて下さい! 続きを読む投稿日:2017.10.25
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ゆうべはお楽しみでしたね 1巻
金田一蓮十郎 / ヤングガンガン
まず一言、題名から想像されるような本ではないですよ
6
まず最初におそらく気になる人が多いのは題名かなと思います。これはドラクエ1の名言と夜やることの多いオンラインゲームを絡めてつけただけの題名であって成人向けみたいな内容ではないので、そこのところは安心し…て読んでほしいかなと思います。
で、自分もドラクエ10やっててその関係でこの本の評判も聞くことが多く、すごい面白いと言っている人が多かったので読んでみました。で、読んでみると共感できるようなことも多く、面白い。(もちろん男女でシェアハウスにすむことになってしまったみたいな話は聞いたこともないですが)
ドラクエ10をやっている人を描く漫画なんてやってない人も楽しめるのかなと不安になる人も多いと思うし、自分もやってたからそこについては自信をもっては言えませんが、説明などもけっこう詳しくしてくれているので、少しは楽しめるのではないかと思いますので、興味あったら読んでみて下さい。
そして、ゆくゆくはこれを読んで興味を持ってドラクエ10も・・・(笑)
以上ゆうべはお楽しみでしたね(とドラクエ10?)の薦めでした!
続きを読む投稿日:2015.06.01
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僕のヒーローアカデミア 8
堀越耕平 / 週刊少年ジャンプ
八百万や峰田が大活躍!
6
中間テストの続きからです。
八百万などこれまでに戦闘シーンではあまり見せ場がなかったキャラも活躍します。正直、自分も推薦組だったはずの八百万が大したことをここまでやってなくて少しがっかりしてたのですが…、この巻でついに汚名返上という感じでした。
そして主役の緑屋たちの方ですが、こちらも最後、うまく緑屋らしいクリアの仕方をしているところがすごいよかったです。
あとがんばってたのが峰田!彼もここまであまりいい印象ではなかったのですが、この巻では緑屋の影響などを受け、成長している姿がしっかり見れよかったです。
今回の話は何人かのキャラのテストに集中して映しているところが無駄に長くなることもなく、いい感じに全体的に楽しめる長さですごいよかったように思います。
この巻から次の内容にも入っていきますが、それもすごい楽しみです。 続きを読む投稿日:2016.04.05
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大学の話をしましょうか 最高学府のデバイスとポテンシャル
森博嗣 / 中公新書ラクレ
中学生ぐらいから社会人まで広い年齢層に進めたい一冊!
6
この本では今の大学の制度、また、今の教育への考え方などについて大学助教授の森博嗣さんが聞かれたことをことを答えていくという形式で進んでいきます。
この本では今の社会でいいとされていることなどについて森…さんが独自の考えを語っていくのですが、それについては同調できるものも多かったです。
例えばゆとり教育については世間一般のような点数が下がったから悪いという感じではなく、むしろ肯定的な考えをしているのですが、わかりやすくそう考える理由などを述べており、ゆとり教育を悪いなどと考えている人には是非読んで欲しいように感じました。
また、「ゲームをやる子供は好奇心が強い」など他にもさまざまな独自の考えがあり、面白く感じました。
また、大学の内部にいるからできる話などもあり、例えば大学の学科の名前がよく変更されたりする理由などについても述べられています。この話などは大学の今まで知らなかった問題などを知れ、大学というものについて大きく改革していく必要性を感じさせられたように感じます。
あと筆者の森さんは作家でもあるのですが、なろうと思った理由や作家になるために重要なことなどもかいています。森さんの小説が好きな人や作家になってみたいなどと考えている人も読んでみるといいかもしれません。
また、この本の大きな長所としてこの本が話が会話で進んでいくので非常に読みやすいことがあると思います。中学生ぐらいからでも楽しめる本だと感じましたし、進路を考えていく高校生や大学生には是非読んでほしい本だと思うし、社会人も読んだら楽しめる本だと思います。
全ての意見が賛成できるかというとそうではありませんが、筆者独自の見解が多くのっており、非常にいい本だと思うのでぜひ読んでみて下さい。
続きを読む投稿日:2016.03.30
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進撃の巨人(14)
諫山創 / 別冊少年マガジン
憲兵団、強し!
6
すごい読まされる巻でした。
これまで大したこと無さそうな感じが出てた憲兵団の強さや策略がヤバイです。本当に人と人との戦いが激化してきた感じです。それに合わせジャンたち調査兵団も恐れることが変わってきま…す。そこが非常によく書けているように感じました。
また、物語の謎も新たに明らかにされたことがいくつもあります。あれにはそういう意味があったのかと驚かされまくりです。
そして、新しく気になるのは敵やリヴァイの名字!これは何を意味しているのか、非常に先が楽しみになる巻でした。
本当に面白いと思うのでぜひ読んでみて下さい。
続きを読む投稿日:2014.08.08