小説
江姫 -乱国の華-
シリーズ内の平均評価:
(3)
「―― 泣くものか。泣けば負けだ。負けはならぬ。決して、負けてはならぬ」信長の姪であり、お市の方の娘である浅井の三女・江。 生まれは北近江、育ちは伊勢、母とともに越前へおもむき、知多大野へ十二歳で嫁ぐ――幼い頃から転変の人生を歩み、二度の落城をくぐり抜け、三人の夫に嫁して、ついには徳川将軍の御台所に上りつめた、強く誇り高い娘。信長・秀吉・家康ら、乱国の世を駆け抜けた英雄と出会い、その生き様を見届けた江姫の、波乱と激動の生涯を描く物語。上・中・下の全三冊で堂々刊行!
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秀吉の命により、徳川秀忠に嫁した江。嫡女の千を始め幾人もの子に恵まれるが、物堅い秀忠との心通わぬ日々に江は苦悩する。 そんな折り、天下人・秀吉の逝去と家康の台頭により、治まったはずの世は再び乱れる。関ヶ原の戦い、大坂の乱と巻き起こる戦乱の嵐。 家康と秀忠は、江の姉茶々と甥の豊臣秀頼を討つために、大軍を率いて西上する。 江は、茶々は、初は、浅井三姉妹の波乱の生涯は―― !? 江姫三部作、ここに完結!
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天下人・秀吉のおわす大坂城にて、姉二人と暮らす江。母お市の方と死に別れ、初恋の夫と引き離され、心を閉ざしていた彼女は秀吉の甥の小吉秀勝と出会う。傍若無人で気ままな秀勝に、江は反発するが、降りかかる試練を経て距離を縮める。だが、天下統一への道を進む秀吉の激動の人生に、江と秀勝は巻き込まれていく。「女子は生きて生き抜いて、その身に流れる血を後の世につないでいかねばならぬ」 市の遺した言葉に、江はどう従うのか――
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「―― 泣くものか。泣けば負けだ。負けはならぬ。決して、負けてはならぬ」信長の姪であり、お市の方の娘である浅井の三女・江。 生まれは北近江、育ちは伊勢、母とともに越前へおもむき、知多大野へ十二歳で嫁ぐ――幼い頃から転変の人生を歩み、二度の落城をくぐり抜け、三人の夫に嫁して、ついには徳川将軍の御台所に上りつめた、強く誇り高い娘。信長・秀吉・家康ら、乱国の世を駆け抜けた英雄と出会い、その生き様を見届けた江姫の、波乱と激動の生涯を描く物語。上・中・下の全三冊で堂々刊行!
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