栃木県・鹿沼カントリー倶楽部に入ったばかりの研修生、沖田圭介。24歳という遅いスタートながら、プロゴルファーを目指すべく、練習にあけくれる日々を送る。厳しいトレーニングと、プロを目指す仲間たち、石原、笹崎、長谷川らとの研鑽の毎日。大地のように素直で風のように大きな沖田のゴルフは、すくすくと育っていく・・・。圧倒的な感動を呼ぶ青春大河物語ここに開幕!
便利な購入方法
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▼第1話/三つの幸せ▼第2話/プロの意地▼第3話/勝利の方程式▼第4話/勇気の完全燃焼▼第5話/銀色の球▼第6話/動けない時▼第7話/勝利の必然▼第8話/何が起きた!?▼第9話/全く同じ球
●主な登場人物/沖田圭介(鹿沼CC初のプロゴルファー)、物部麗子(沖田の恋人。東京の新聞社に勤務)、杉山健三(ゴルフクラブの職人)、笠崎(沖田の先輩だが、まだ鹿沼CCの研修生)、石倉(鹿沼CCに出入りしているゴルフ好きのオヤジ)、木曽(ベテランの新聞記者)、オールド・ジョー(マスターズで沖田と共に出場している黒人の老キャディ)
●あらすじ/マスターズ最終日・18番ホール。渾身の力で300ヤードを超えるビッグティショットを放った沖田。だが、痛めた左足はすでに限界を超えていた。ゆっくりと歩を進める沖田に合わせて歩くブラッド・オーウェンは、沖田の姿に「プロの牙」を感じ、それが何か知りたいと思い始めていた・・・(第1話)。
●本巻の特徴/マスターズ最終日。18番ホールでバーディをとり、-20で首位となったシルバー。沖田が優勝を果たすには、自身もバーディをもぎ取らねばならないのだが、沖田の球は最悪のライへ・・・!!
●その他の登場人物/ブラッド・オーウェン(南アフリカ出身の怪物アマ。双子の兄)、クレッグ・オーウェン(ブラッドの双子の弟。飛距離は世界一?)、シルバー・スコット・ウォーレン(アメリカを代表する天才ゴルファー)、アベル・コスタ(ゴルフ界に彗星のごとく現れた“神の子”) -
▼第1話/飛ばしの意志▼第2話/マグノリアの樹▼第3話/夢乗せの球▼第4話/100%の確信▼第5話/旅の始まり▼第6話/容赦なき風▼第7話/吹き上げの風▼第8話/理想の球▼第9話/無風の空域
●主な登場人物/沖田圭介(鹿沼CC初のプロゴルファー)、物部麗子(沖田の恋人。東京の新聞社に勤務)、杉山健三(ゴルフクラブの職人)、笠崎(沖田の先輩だが、まだ鹿沼CCの研修生)、石倉(鹿沼CCに出入りしているゴルフ好きのオヤジ)、木曽(ベテランの新聞記者)、オールド・ジョー(マスターズで沖田と共に出場している黒人の老キャディ)
●あらすじ/マスターズ・最終日の17番ホール。首位を1打差で追う2位のブラッド・オーウェンは、これまでのコントロール至上主義のスタイルを捨て、飛距離を出すスタンスに変えてきた。バーディを狙うブラッドの第1打は、やっかいな斜面を越えてラフへと落ちたが・・・(第1話)。
●本巻の特徴/マスターズ最終日。17番ホールでイーグルをもぎ取り、再び首位に立ったブラッドと、それを追うシルバーとアベル。そして沖田は、限界を超えた左足で戦い抜けるのか・・・!? 激動の最終ホールへ!!
●その他の登場人物/ブラッド・オーウェン(南アフリカ出身の怪物アマ。双子の兄)、クレッグ・オーウェン(ブラッドの双子の弟。飛距離は世界一?)、シルバー・スコット・ウォーレン(アメリカを代表する天才ゴルファー)、アベル・コスタ(ゴルフ界に彗星のごとく現れた“神の子”) -
▼第1話/無回転のボール▼第2話/必然の定め▼第3話/戻りのスピン▼第4話/黒ずんだ球▼第5話/風乗せの球▼第6話/ブラッドの闘志▼第7話/勝利への必然▼第8話/7つの勇気▼第9話/二つ目の勇気
●主な登場人物/沖田圭介(鹿沼CC初のプロゴルファー)、物部麗子(沖田の恋人。東京の新聞社に勤務)、杉山健三(ゴルフクラブの職人)、笠崎(沖田の先輩だが、まだ鹿沼CCの研修生)、石倉(鹿沼CCに出入りしているゴルフ好きのオヤジ)、木曽(ベテランの新聞記者)、オールド・ジョー(マスターズで沖田と共に出場している黒人の老キャディ)
●あらすじ/最終日の15番ホール。このホールをバーディ以上で上がらなければ優勝が潰えてしまう沖田。迷いを捨て無心で挑む第3打目、左足をかばうため、両足を揃えたスタンスでスイングしたショットは、無回転ボールとなり、見事グリーン上に。そこへ強風が吹き、動き出したボールはカップへ吸い込まれていき・・・(第1話)。
●本巻の特徴/マスターズ最終日。首位を走るブラッド・オーウェンは、風に翻弄されてスコアを落とし始める。熾烈を極める首位争いに、左足を痛める沖田は食い込めるのか・・・!? 佳境にさしかかるオーガスタの戦いから目が離せない!!
●その他の登場人物/ブラッド・オーウェン(南アフリカ出身の怪物アマ。双子の兄)、クレッグ・オーウェン(ブラッドの双子の弟。飛距離は世界一?)、シルバー・スコット・ウォーレン(アメリカを代表する天才ゴルファー)、アベル・コスタ(ゴルフ界に彗星のごとく現れた“神の子”) -
▼第1話/ボールの伸び▼第2話/必然の球▼第3話/老いぼれの眼▼第4話/鷹の眼▼第5話/乾きの塊▼第6話/直感の判断▼第7話/横風の力▼第8話/ボールの行く先▼第9話/蛮勇と無の心●主な登場人物/沖田圭介(鹿沼CC初のプロゴルファー)、物部麗子(沖田の恋人。東京の新聞社に勤務)、杉山健三(ゴルフクラブの職人)、笠崎(沖田の先輩だが、まだ鹿沼CCの研修生)、石倉(鹿沼CCに出入りしているゴルフ好きのオヤジ)、木曽(ベテランの新聞記者)、オールド・ジョー(マスターズで沖田と共に出場している黒人の老キャディ)●あらすじ/最終日の14番ホール。負傷した左足を庇い、スタンスを狭めた沖田のティショットは、打球が低すぎて、林に捕まりそうだったが、なんとかフェアウェイにのせることが出来た。一方、単独首位を走るブラッド・オーウェンは、沖田の不可解な行動に訝りながら、自身のティショットを成功させる。残り200ヤード、沖田は2打目でドライバーを取り出して・・・!?(第1話)●本巻の特徴/マスターズ最終日。首位を走るブラッド、猛追するシルバー・S・ウォーレンとアベル・コスタ。最大の武器である飛距離を捨てた沖田は、彼らにどう立ち向かうのか!? 残り5ホール、オーガスタの戦いが熱い!!●その他の登場人物/ブラッド・オーウェン(南アフリカ出身の怪物アマ。双子の兄)、クレッグ・オーウェン(ブラッドの双子の弟。飛距離は世界一?)、シルバー・スコット・ウォーレン(アメリカを代表する天才ゴルファー)、アベル・コスタ(ゴルフ界に彗星のごとく現れた“神の子”)
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▼第1話/努力の行方▼第2話/同じ結果▼第3話/常識外のルート▼第4話/白い鳥▼第5話/必然と偶然▼第6話/1%の可能性▼第7話/生まれた偶然▼第8話/強い回復力▼第9話/1人ではない
●主な登場人物/沖田圭介(鹿沼CC初のプロゴルファー)、物部麗子(沖田の恋人。東京の新聞社に勤務)、杉山健三(ゴルフクラブの職人)、笠崎(沖田の先輩だが、まだ鹿沼CCの研修生)、石倉(鹿沼CCに出入りしているゴルフ好きのオヤジ)、木曽(ベテランの新聞記者)、オールド・ジョー(マスターズで沖田と共に出場している黒人の老キャディ)
●あらすじ/最終日の12番ホール。打ち直しの3打目はバンカーへ。反り返った斜面に埋まっているボールを、直接グリーンに乗せることは限りなく不可能に近い。これ以上スコアを落とさないために沖田が採った方法は、ボールを真上に打ち上げ、バンカーの平地へ移動させることで・・・!?(第1話)
●本巻の特徴/マスターズ最終日。12番ホールを終えて、沖田は首位のブラッド・オーウェンに5打差を付けられ大苦戦。左足が悲鳴を上げる中、残り6ホールで巻き返せるか!?
●その他の登場人物/ブラッド・オーウェン(南アフリカ出身の怪物アマ。双子の兄)、クレッグ・オーウェン(ブラッドの双子の弟。飛距離は世界一?)、シルバー・スコット・ウォーレン(アメリカを代表する天才ゴルファー)、アベル・コスタ(ゴルフ界に彗星のごとく現れた“神の子”) -
▼第1話/左足の古傷▼第2話/歩ける限り▼第3話/義務と使命▼第4話/降り出した雨▼第5話/ショットのリズム▼第6話/度胸のパット▼第7話/風が運びし香り▼第8話/息の長いスピン▼第9話/デッカイ欲
●主な登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブ初のプロゴルファー)、物部麗子(沖田の恋人。東京の新聞社に勤務)、杉山健三(ゴルフクラブの職人)、笠崎(沖田の先輩だが、まだ鹿沼カントリークラブの研修生)、石倉(鹿沼カントリークラブに出入りしているゴルフ好きのオヤジ)、木曽(ベテランの新聞記者)、オールド・ジョー(マスターズで沖田と共に出場している黒人の老キャディ)
●あらすじ/最終日の8番ホール、1打目に驚異のビッグドライブを放った沖田。だがその時、左足の古傷がぶり返し、動けなくなってしまう。自分の能力以上の飛距離を求めた、傲慢なショットの結果なのか・・・? 応急処置をし、なんとか歩けるようになった沖田は、自問自答しつつ、2打目に向かうが・・・(第1話)。
●本巻の特徴/マスターズ最終日、中盤の勝負所がやってきた! 現在沖田は、アマチュアながら首位を走る強敵ブラッド・オーウェンを追うが、具合の悪くなった左足に不安を抱え、苦戦する。だが、どんな辛い状況下でも沖田は常に前を見続け、前進する!!
●その他の登場人物/ブラッド・オーウェン(南アフリカ出身の怪物アマ。双子の兄)、クレッグ・オーウェン(ブラッドの双子の弟。飛距離は世界一?)、シルバー・スコット・ウォーレン(アメリカを代表する天才ゴルファー)、アベル・コスタ(ゴルフ界に彗星のごとく現れた“神の子”) -
▼第1話/不足なき戦い▼第2話/左足のズレ▼第3話/51ヤード15cm▼第4話/湿りの風▼第5話/小さな躓き▼第6話/気紛れのフォロー風▼第7話/竜の飛距離▼第8話/背中の悪寒▼第9話/異次元の飛び
●主な登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブ初のプロゴルファー)、物部麗子(沖田の恋人。東京の新聞社に勤務)、杉山健三(ゴルフクラブの職人)、笠崎(沖田の先輩だが、まだ鹿沼カントリークラブの研修生)、石倉(鹿沼カントリークラブに出入りしているゴルフ好きのオヤジ)、木曽(ベテランの新聞記者)、オールド・ジョー(マスターズで沖田と共に出場している黒人の老キャディ)
●あらすじ/マスターズ最終日、沖田とブラッドは互いに譲らず、1番ホールをバーディで終える。だが、ブラッドは自分が見せたアプローチ技術が沖田に不安感を抱かせたと言い、あくまで冷静だ。そして迎えた2番ホール第1打、オールド・ジョーはこの時季では珍しい吹き下ろしの風に不安を感じて・・・(第1話)。
●本巻の特徴/マスターズ最終日最終組。ブラッド・オーウェンは持ち前の研ぎ澄まされた感覚を駆使して、冷静なプレー運びを見せていた。アマチュアながら首位をキープし続ける強敵相手に一歩も引けない沖田だが、その体には異変があらわれ出して・・・!?
●その他の登場人物/ブラッド・オーウェン(南アフリカ出身の怪物アマ。双子の兄)、クレッグ・オーウェン(ブラッドの双子の弟。飛距離は世界一?)、シルバー・スコット・ウォーレン(アメリカを代表する天才ゴルファー)、アベル・コスタ(ゴルフ界に彗星のごとく現れた“神の子”) -
▼第1話/南部の夜▼第2話/戦友を想う▼第3話/その日の朝に▼第4話/マグノリアの樹▼第5話/善玉対悪玉▼第6話/狙いどころ▼第7話/猪突の男▼第8話/絶対の武器▼第9話/神の技
●主な登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブ初のプロゴルファー)、物部麗子(沖田の恋人)、杉山健三(ゴルフクラブの職人)、笠崎(沖田の先輩だが、まだ鹿沼カントリークラブの研修生)、石倉(鹿沼カントリークラブに出入りしているゴルフ好きのオヤジ)、オールド・ジョー(マスターズで沖田と共に出場している黒人の老キャディ)、ブラッド・オーウェン(南アフリカ出身の怪物アマ。双子の兄)、クレッグ・オーウェン(ブラッドの双子の弟。飛距離は世界一?)
●あらすじ/オーガスタの黒人キャディたちが集まる一軒の古びたバー。そこには、言葉少なに喜びを噛みしめる沖田のキャディ、オールド・ジョーの姿があった。沖田によって長年の念願であった最終組のキャディが現実のものとなった今、ジョーの脳裏には、キャディを引退する契機となった10年前のある出来事が浮かんでいて・・・(第1話)。▼マスターズ最終日前夜。笠崎と杉山は、経営する会社の倒産という苦境に立たされている石倉のことを話していた。長年の付き合いがある笠崎は、石倉のことを「戦友」だと熱く語る。また、麗子と木曽記者も、重要な決戦を控えている沖田には、石倉のことが伝わらないようにと考えていたのだが・・・!?(第2話)
●本巻の特徴/マスターズ最終日、最終組でプレーすることになった沖田。石倉や老キャディのジョー、恋人の麗子など、沖田を囲む人々は勝利を信じて見守り続ける。しかしそこには、オーウェン兄弟という高く厚い壁が立ちはだかり・・・。 -
マスターズ3日目・11番ホール。競技委員の判定に怒りを露わにしながらも、クレッグは「ルール通り」先に打つことを選択した。すると、自分のボールをマークしようとする沖田に、クレッグから不可解な提案が。「球の下にティを埋め込み、その上にコインを置いてくれ」というのである・・・。
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皆が寝静まった沖田の宿舎。窓から漏れる明かりの中、薄暗いベランダでクラブヘッドの加工に没頭しているのは杉山。沖田からの難しい注文を実現させるために繊細な作業に集中する姿は、まさに「職人」である。そして、夜を徹したその作業も無事に終わりを告げ、迎えたマスターズ3日目の朝・・・。
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マスターズ初日、8番ホール。ここまで5アンダーで首位の沖田は、このホールのティショットも絶好調である。抜群の飛距離にギャラリーが歓声を送るなか、それに触発された同組のベテランゴルファー・アーニーも珍しく渾身のショットで後に続く。そして注目の2打目、残り230ヤードで沖田が選択したのは、なんとドライバーで・・・。
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沖田がアメリカへと旅立つその日。友人やクラブの従業員たちは、沖田を見送ろうと鹿沼カントリークラブのクラブハウス前に集まっていた。笠崎や石原、支配人、石倉といったおなじみの面々をはじめ、キャディたちも激励の言葉をかける。そんな人々の思いを受け止め、全力を尽くして闘うことを誓う沖田。そして、舞台はアメリカ・ジョージア州へ・・・。
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