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門人が何者かに襲われる事件が続き、秀士館のまわりに不穏な空気が漂い始めていた。狙いはどうも直之進らしい。そんななか、直之進は館長・大左衛門の頼みで大山・阿夫利神社へ木刀奉納に赴くことに。足を延ばして「信玄の隠し湯」名湯・中川温泉で腕の怪我を癒せとの、館長の親心であった。思わぬことに、願掛けをしたい琢ノ介、珠吉との賑やかな道中となったが、その一行を付けねらう影あり。ひたひたと危険が迫っていた。書き下ろし人気シリーズ第三十九弾。
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半月前に品川に出かけて以来、消息を絶った医術方教授の雄哲。その後雄哲の助手だった一之輔も行方を晦まし、二人を心配する湯瀬直之進らは、同心の樺山富士太郎に品川での探索を依頼する。川越行きの荷船に乗る雄哲を目撃したという証言を得た直之進は川越に向かう。書き下ろし人気シリーズ第三十八弾。
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東海代表を勝ち取り、寛永寺で行われる御上覧試合の本戦に出場するため江戸に戻ってきた湯瀬直之進。負傷した右腕も回復せず満足な稽古も出来ないまま、御上覧試合は目前に迫っていた。一方、南町奉行所同心の樺山富士太郎のもとには、首無し死体発見の報がもたらされ・・・・・・。書き下ろし人気シリーズ第三十七弾。
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時の将軍の発案で、全国から選りすぐりの剣豪が一堂に会し、寛永寺での上覧試合が催されることになった。お忍びで江戸に出てきた駿州沼里の藩主真興は秀士館を訪れ、藩の代表として直之進に沼里で行われる東海道代表を決める予選に出るよう命じる。おきくや倅の直太郎を連れて故郷に戻った直之進だったが、沼里では正体不明の盗賊が跳梁していた。人気書き下ろしシリーズ第三十六弾。
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幕府覆滅を画策していた撫養知之丞が捕縛されて獄門に処されたことで、束の間の平和を取り戻したかに思えた江戸であったが、日暮里にある秀士館の湯瀬直之進の家に黒覆面をした男が突然現れ、直之進を亡き者にしようとするが・・・・・・。人気シリーズ第三十五弾。
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危篤に陥った米田屋のあるじ琢ノ介を見舞うため、小日向東古川町に足を運んだ湯瀬直之進と倉田佐之助。その場に居合わせた南町同心樺山富士太郎に、度重なる同心殺しと富士太郎が黒尽くめの男に襲撃されたことを知り、名刀三人田の持ち主鎌幸と共に姿を消した撫養知之丞の関わりに思い至る。直之進は無事鎌幸を救い出せるのか!? 人気書き下ろしシリーズ第三十四弾。
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佐賀大左衛門が日暮里に開校した秀士館の剣術指南役についた湯瀬直之進は、おきくとの間にも子供が生まれ、秀士館の長屋で新たな暮らしを始めていた。そんな折り、全国各地を渡り歩いて名刀を買い付けて江戸に戻ってきた鎌幸が、突如姿を消してしまう。鎌幸の行方を追い始めた直之進だったが・・・・・・。人気書き下ろしシリーズ第三十三弾。
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かつて故郷沼里を出奔し江戸で作刀の裏稼業を営む鎌幸が、湯瀬直之進に用心棒を頼みにやってきた。盗み出した名刀“三人田”をめぐり、命を狙われているという。一方、囚われの身となっていた同心樺山富士太郎は、救い出されてすぐに伝通院で見つかった身元不明の死体を見聞にいくが・・・・・・。人気時代小説、シリーズ第三十二弾。
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母の田津と護国寺に参詣した帰り途、頭巾を被った侍に声をかけられた定廻り同心樺山富士太郎は、湯瀬直之進の亡骸が見つかったと告げられ驚愕する。だが、急を知らせに小日向東古川町の長屋に走った田津の前に現れたのは、当の直之進だった。忽然と姿を消した富士太郎の行方を追う直之進と中間の珠吉。富士太郎を誘き出した謎の侍の狙いは何なのか、そしてその正体とは!? 人気書き下ろしシリーズ第三十一弾。
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文武両道の学問所設立を目指す佐賀大左衛門は、剣術指南方の師範代として湯瀬直之進と倉田佐之助の二人を迎え入れようとしていた。そんな折り、大左衛門の屋敷を旗本岩清水家の用人が訪い、若年寄遠藤信濃守に進呈するに相応しい刀の鑑定を依頼してきた。だがこの刀選びが元で、大左衛門の身にとんでもない災難が降りかかる。人気書き下ろしシリーズ第三十弾。
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両手の指を全て切り落とされ死んでいた八十吉殺しの探索を続ける南町奉行所同心樺山富士太郎は、殺しの首謀者と思われる高久屋岡右衛門の尻尾をなかなか?めずにいた。一方、かつて向島で捕らえた掏摸一味に奥州街道で襲われた湯瀬直之進は、一味の報復の真意を確かめようと行動を開始する。書き下ろし長編時代小説、シリーズ第二十九弾。
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口入屋米田屋の光右衛門がこの世を去った。光右衛門の死を悼み大勢の弔問客を迎えた葬儀がしめやかに営まれた。湯瀬直之進とおきく夫婦は光右衛門の遺言に従い、故郷の常陸に向かう。光右衛門の先祖が眠る菩提寺を訪ねた直之進たちは、そこで光右衛門を人殺し呼ばわりする男と出会う。人気書き下ろしシリーズ第二十八弾。
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