ライトノベル
召喚教師リアルバウトハイスクール
シリーズ内の平均評価:
(14)
完結
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「見て見て涼子ちゃん。『今週のあなたのラブ運は超絶最高!運命の王子様と出会える確立激高!!見つけたら即ゲット!』―だって」親友ひとみの興奮した言葉に、涼子は気のない答えを返した。侍の心を持つ女子高生、御剣涼子。その荒ぶる魂ゆえ、学園生活から少し浮いた存在のサムライガールが、一匹の野人と出会った。この男が大門高校に嵐を呼ぶということも、自分がその嵐に巻き込まれていくことも、この時涼子は知るよしもなかった。自分の気持ちを制御できず、トガリまくる涼子を変えるのは“剣”か、それとも“恋”?常識破りの学園アクション・コメディー開幕!―これは、大門高校に南雲慶一郎が赴任してくる、約半年前の物語である。
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Kファイト制度の導入によって、文化系の部活をいたぶる体育会系の部活が出現――そして文化系の助っ人を買ってでる涼子だったが・・・・・・。
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「いつか草なぎ静馬と対戦することになる。お前の大義名分が立った時にな」予言か予感か、転校直前に獅子倉達哉が残した言葉は、涼子の心に焼きついた。そして迎えた四月。涼子は荒れていた。ひとつは新一年生たちがKファイトの理念も理解しないまま悪用し、秩序が崩れ始めたため。ふたつ目は静馬が隣の席になったため。募るイラ立ち。そんな涼子の前に一人の少女が現れる。彼女の名は藤堂雛乃。雛乃は涼子にKファイト潰しを持ちかけ、実行部隊『大門新撰組』へスカウトしに来たのだった!!この状況を変えるには静馬を下すより他になし!!かくて大門高校を二分する戦いが始まった。涼子VS静馬。希代の名勝負を経て、Kファイトが今こそ真の姿となる。
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