余が言文一致の由來
二葉亭四迷(著)
/青空文庫
作品情報
1887年に発表された『浮雲』は、日本の言文一致小説のはじまりとされている。その作者二葉亭四迷が、そのはじまりに至る経緯を書いたのが本書。多少の自虐とユーモアを込めているのだろうけれど、言文一致は自分が文章を書けなかったことに由来するという。そして、師匠坪内逍遥から言文一致表現の先駆者、三遊亭圓朝のように書けと言われたからだとも。だがそこから、四迷は自分の哲学をしっかり持った。常に今の言葉を使って、時代の変化を見つめ、出来上がるのを待つこと。下品だけれど、ポエティックだと考えた”べらんめえ口調”の深川言葉を参考にすること。ここから、小説は生きた言葉で書かれ、無数の枝葉を伸ばしていくのだ。
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この作品のレビュー
平均 4.0 (1件のレビュー)
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言文一致体は落語から?
本編を読んで驚かされるのは、言文一致体は落語からヒントを得たということだ。また、他に、〜〜です。〜〜だ。という二つの用例は別々の作家の美意識の違いによるものらしい。
投稿日:2018.06.10
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