【感想】三島屋変調百物語 1

宮本福助, 宮部みゆき / KADOKAWA
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
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  • 絵が素晴らしい

    宮部みゆきの原作を巧みにコミカライズしている。漫画家は「絵」の力で読者に訴えるのが 本来の役割 と言われているが、この作品はその典型例である。ストーリー展開の巧みさ 上手さは 原作者のものであるが、登場人物の表情の変化や仕草 そしてセリフのフォントまで工夫して、作品を表現しているのは漫画家の本領発揮と言える。続きを読む

    投稿日:2024.04.30

ブクログレビュー

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  • かおるひめ

    かおるひめ

    『拝み屋横丁顛末記』の宮本福助が、
    『おそろし 三島屋変調百物語事始』をコミカライズ。
    心に傷を負った、おちか。
    身を寄せている叔父夫婦の店三島屋で、
    彼女が聴くのは、人が心に密かに抱えている、もの語り。

    第一話 曼珠沙華 前編  第二話 曼珠沙華 中編
    第三話 曼珠沙華 後編  第四話 凶宅 前編
    あとがき

    めったにない出来事は、他にもある。
    そして、秘めた悲しみは相通じるものがある。
    「曼珠沙華」から始まる、おちかの、語る者の、物語。
    恐ろしいのは怪異、霊か、それとも人か?
    かの原作と照らし合わせながらの読書で思ったのは、
    小説は文章で読ませる。漫画家は絵で読ませる。
    人物たちの表情とフォントでの表現が良かったです。
    省略もありましたが違和感はあまり無く、
    初めてこの物語に接する方には良いのかもしれない。
    とは言え物語は始まったばかり。
    「凶宅」は導入部だけど怖さがじわじわと・・・続きが楽しみです。
    続きを読む

    投稿日:2023.06.19

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