【感想】ナミヤ雑貨店の奇蹟

面白かった。感動するオチで好み。中学生くらいの頃はなろう系的なやつとかあんま流行ってなかったし、新鮮で面白かった。

こんなに心温まる東野圭吾作品に出会えてよかった。東野圭吾作品が大好きな私。伏線回収と予想もしない結果にいつも心踊らされるから。
いつもとは違う経路の作品だけどほっこりして幸せな気持ちになった。

人と人の繋がりは奇蹟。悩み事は助言を聞くも良し、自分の信じた道を行くも良し。最後の頁のナミヤさんからの手紙を読んで心が放心状態。私もまだやれる。余韻に浸りながらそう思えた。

何とスケールの大きい話なんだ。年月が長く、広さもとても大きいが、それらが最後に結び付くという、何とも考え尽くされたストーリーだった。
読みながらクスノキの番人を思わせるなぁ、と思っていたら途中でクスノ…キ・・・という言葉が。調べてみると本書は2012年に刊行されている。一方、クスノキの番人は2020年。ということは・・・
あとは、定番のクレセント錠。完全に東野圭吾ワールドにハマっています。続きを読む

最初はTheストーリーって感じだったが、読み進めるにつれ、どんどん話がつながっていった。色々な目線で書かれるので色々な見方ができる。（これの本は2回読んでいい。自分は今回、日数をかけすぎたので、この本…の内容が薄れてしまった。あと、2回は短時間で読んでいきたい。）また、ナミヤ雑貨店に、色々な登場人物が相談をするが、ナミヤ雑貨店の返答がなるほどな。と思い、ためになる。続きを読む

ナミヤ雑貨店…誰もこんな展開想像もできない。
読み終わった瞬間、登場人物のつながりの図が頭に浮かびあがって、ニヤッて感じでしょうか。ココロの底から、おもしろかったぁ〜