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中山七里 / 幻冬舎文庫 (99件のレビュー)
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総合評価:
thutomu
痛快!
元敏腕刑事で、今は人気ミステリー作家兼刑事技能指導員の主人公が、出版業界周辺の事件を解決していく話なんだけど、作者自身が知っている出版業界の裏話をデフォルメして、「問題児」もたくさん出てくるし、主人公…も超毒舌で「問題児」を遣り込める様は痛快で面白かった。 続きを読む
投稿日:2022.11.23
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はいから
短編集。読みやすかったです。 ただ、人間の暗さ、鬱々としたものが私はしんどかった。 原作と映像化の話は、最近のニュースを連想してドキっとした。
投稿日:2024.03.08
sarubobo-papa
このレビューはネタバレを含みます
作家刑事毒島シリーズ 第1弾 一 罠日の心理試験 二 編集者は偏執者 三 賞を獲ってはみたものの 四 愛瀆者 五 原作とドラマの間には深くて暗い川がある 警視庁の名刑事でありながら、退職して作家になり、外部指導員として存在する毒島真理が、捜査一課の麻生班、犬養、高千穂が扱う事件を解決する。 出版業界の闇にも迫る事情や、端を葉発する事件を、切れ味鋭い毒舌を交えながら解決していく。
投稿日:2024.02.21
歌菜
“ワナビー”、レビュワー、作品の映像化について、ブラックユーモアたっぷりに描いていて少し怖くもあり、面白い。最後の小説映像化の話は、直近のニュースに絡めて考えてしまい辛かったな…。小説だからこそ許され…る、毒島先生のキャラクターが魅力的。続きを読む
投稿日:2024.01.31
ひさとつ
中山七里さんの生み出すキャラクターは誰もが魅力的。 皆、泥臭く正悪が同居し悩みを抱えている感じがします。 毒島さんにも悩みがあるかは別ですが。 この本を読むとおよそ作家にはなれないし、なれなくてもいい…かなと思えたりします。 どんな職業も大変です。 続きを読む
投稿日:2023.12.07
keigo3813
作家さんが作家志望者の暗部を描くお話。 一つのことに熱中すると結構周りが見えなくなって病んでくることもあるんだろうなぁとかんがえさせられる。 が、社会には通じないそんな病みの常識をぶった斬る毒島は痛快…。現実にはできないからこそこの本読んでストレス発散!続きを読む
投稿日:2023.11.25
なくい
ひたすらに作家業に纏わる業界へのヘイトって感じの本。 容疑者の動機が皆似たり寄ったりで面白くない。そしてねちねち表現者を自称する人たちの描写が長い。かと思ったらぽっと出の人があんまり関係ない動機で犯人…だったりでえ??てなる話もあった。 そしてトリックの解かれ方も正直毒島がいなくてもよかったのでは??と思うものもあった。 そして、新人賞受賞者の話では乾杯の音頭、説教部屋が類似のことが実際に作者が行ったと解説に書いてあって、それを毒島が擁護する表現があったのが自身を擁護しようとしているような気がしてなんだかなあという気持ちになった続きを読む
投稿日:2023.11.19
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