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櫛木理宇 / ハヤカワ文庫JA (396件のレビュー)
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総合評価:
さやか
最後まで気の抜けない物語
次々にわかる新事実と、彼のほんとうの「狙い」がわかった瞬間にゾッとする。夏のじめじめした湿気が体にまとわりつく以上の気味悪さと同時に「あぁやっぱり」と納得する爽快感という相反する気持ちのままラストまで…読み続け、また、最後の最後でゾッとします。 こんなに最後まで気の抜けない物語は久しぶりな気がします。続きを読む
投稿日:2022.08.29
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manndanana
もう1つか2つフックが欲しかったなと思った作品。 死刑囚の9番目の殺人の調査をしていく上で、その死刑囚とステークホルダーのナラティブを探る物語。 キルケゴールは「死に至る病」は苦悩みたいな感じで捉…えてたんだっけ?忘れたけど。それを参照にするよりも単純にタイトルの額面の意味に近いのかな。 淡々と過去が明らかになっては行くし、その探る本人の過去も同時に明かされては行くんだけど、最後のストーリー的な盛り上がりとは別にもっとインパクトのあるのか欲しかった。続きを読む
投稿日:2024.05.06
ぴろりきん
文章の描き方にしても内容にしても読む手が進まない。雅也は…と書き出したかと思えば突然彼は…と書き出したり違和感が強すぎた。 大和に言われて雅也は調査を開始するも都合よく事が進みすぎるしストーリーもど…こが見せ所かわからない。読み終わってタイトルの死刑にいたる病って何?って思う。もっとおもしろい展開があってほしい。続きを読む
投稿日:2024.05.05
小川知宣
少女葬が衝撃だったから家にあった死刑にいたる病を読んだ。くしきりうさんの作品をもう一冊読んでみたい。 なんかめっちゃ意外とか、どんでん返しとか、では無い。なんとなく展開予想や、サイコパスあるあるみた…いな所もあった。 けど、なんか次が気になるし読み進めてしまう。 文章が面白い気がする。 ふわっとした感想になった。続きを読む
投稿日:2024.04.28
ぽみす
【この本を選んだ理由】 映画のレビューがよく、サブスクで待っていたがなかなか出てこない為、本にて内容確認することにした。 【内容】 死刑が確定した榛村(はいむら)は、以前交流のあった雅也と面会をし、一…つの事件についてのみ自身の冤罪について主張する。無実を証明して欲しいという依頼の為、雅也は行動に移すが様々なことが分かっていく。 【感想】 タイトルの意味が分からないまま進めていたが、後半でそういうことか、と合点がいった。榛村の相手を操る?手玉に取る?言動が読んでるこちらも癖になり、虜になってしまいそうだった。ハッピーエンドとはいいがたいところも良かった。続きを読む
投稿日:2024.04.27
michey
このレビューはネタバレを含みます
中盤から終盤にかけての主人公の心が犯人と同化されていくのが自然で面白かった。こうやってマインドコントロールされていくのか、、と不気味さを感じながら読み進められました。 灯里も息がかかっているけど、次は榛村の主任弁護士なのか、、続編か長編で読みたい1冊でした。
投稿日:2024.04.23
1678298番目の読書家
映画を初めに見たがグロ描写が多く見れなかったため、読んだ。 最後加納さんも文通してることが匂わされて、どうなるのか気になった。 ほんとに誰でも良くて、自分の生い立ちを恥じるよりそれを利用して生かそうとする狂気、悪い意味で周りの視線を全く介してない感じ、雅也のことを翻弄して(最後は本人が自我を取り戻したけど)飲み込んでいって、結局無理だったら無理だったで意外とあっさり、というか他が沢山いて、 とにかく狂人で、病と呼んで正しいと感じた。 こわい。
投稿日:2024.04.15
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