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萩尾望都 / 月刊flowers (41件のレビュー)
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総合評価:
tamanihadokusho
1
ストーリーは満足ですが
以前から「ポーの一族」のファンで、幾度となく読み返しています。ストーリー展開は、若干盛り込みすぎな感じもしますが、ポーらしい感じで読みごたえもあり、まあ満足です。ただ、クロエのくだりは、ポーの村のイメ…ージを覆すものなので、ファンとしては正直この部分は無い方がよかったです。ストーリーとしてもそうですが、クロエとゴールドは「ポーの一族=美しい」という大前提(「ポーの村」で「極上の美 永遠の命」と著者も表現している)を覆す存在で、がっかりです。 また、エドガーとアラン(特にアラン)の顔がすっかり変わってしまったのも残念です。後半、たまに以前のような細い線の儚げなアランの片鱗が見える場面もありますが、目のキツさと線の太さはキャラクターを変えてしまっているようです。 以前のままの絵で今回のストーリー(クロエのくだりを除く)を見てみたいです。続きを読む
投稿日:2018.01.24
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misha
なぜ
以前の作品の世界観が好きだった。 幽霊クラブが実在したイギリスが舞台の、秀逸なファンタジーだ。 なぜユダヤ民族を出してまで続きを書きたかったのか。 自分がユダヤ人だと認識しているユダヤ人が、 …神から与えられるものではない永遠の命を選ぶだろうか。 ホロコーストから逃げて来たのに民族性を失なうだろうか。 https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=10154814125035823&id=238278610822 作者にご覧いただきたい。 用語や年代まで解説されながら、書きたかったリアリティって?続きを読む
投稿日:2018.01.31
Stella
第二次大戦の影
新たな人物としてナチスドイツから逃れてきたブランカとノアが登場し、第二次大戦のユダヤ人迫害の背景について触れられる。音楽好きなブランカが、ドイツ語の歌を歌いづらい状況のくだりから、戦争がもたらす不条理…と悲しさが感じられる。そしてエドガーたちの仲間が増え、ストーリーがさらに展開していく。続きを読む
投稿日:2024.05.18
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モモマサ
まさかまさかの続刊とは! ありがとう…です。 エドガーはナチスをどう感じてみてたのか…興味あります。人間の残酷さ、弱さ、傲慢さを知る。人間よりもなにかの存在をみつけようとしているのか、今後の展開が…楽しみです! 生きていると思いがけない読書体験ができるのも本読みにはたまらなく幸せですね。 これからも素敵な読書体験ができますように… ぜひ〜続きを読む
投稿日:2024.04.23
ミラク
正直あまり期待してませんでした。 良くも悪くも期待通りな感じですが、……うーん。正直、残念かなぁと思ってしまいます。 これを読む前に『残酷な神が支配する』を読んでたせいなのか、キャラが似てるなぁと思…ってましたが…… レビュー見るとやはり似てるの声があるようで…そう思ったのは私だけではないみたい。 これ以外の漫画が手元にないので、記憶でしかないけど。 なんだかすべてを言葉で書いてあって……うるさい漫画になったなぁと思った。 新キャラがうるさいのに、エドガーもアランも喋りすぎててうるさい。 もっと静かな空気があったと思うんだけど、40年たって語りたいことが増えすぎて全部語った感がある。 たぶん、40年前のポーの一族には不要だったけど、欠けてたものを今、作り上げてる……みたいな。 春の夢を読んで思ったのは。 ああ。40年前のポーは不完全でその不完全さが好きだったんだなぁってこと。 春の夢はポーの一族を完全にするために書かれてるのかもしれない。 でも、たぶん、完全になったらそれはとてもつまらないのだと思う。(私の中では) 不完全だからこその愛しさをエドガーやアランやメリーベルに感じてたのかもしれない。 と、昔の作品から読んだ私は思ってしまうケド。 春の夢から読んだ人達はどう思ってるんだろう?とちょっと気になる。続きを読む
投稿日:2023.12.01
boutoumetous
連載中の「秘密の花園」にケイトリンという一族が出てくる。彼女の名が「春の夢」に出てくると指摘するブログがあって、再読する。確かにそう。自分は何処を読んでいたのか。 初めて読むように面白い。 二次…大戦下のエドガーとアランの生活が描かれる。 バンパネラ、広く不死の一族の設定が厚みを増す。 新キャラクター ファルカから授かった能力は、今後の展開、とりわけ現代編にどう影響するのだろう。続きを読む
投稿日:2021.09.01
りまの
萩尾望都さんと大島弓子さんが、漫画家の中では、一番?好きです。私のりまのという名は、萩尾作品、ユニコーンの夢 、の中の、リマノという花の名前から付けさせていただきました。 ポーの一族の続きが読め…るなんて!とても嬉しかった。 続きを読む
投稿日:2020.07.20
otsu
美しい装丁 40年ぶりの新刊 数年前に宝塚歌劇が初めて舞台化したことで 売ってしまった全作品をふたたび買いなおし 読み直していたのでブランクを感じることなく… とはいえ舞台化されるまでも時折読み返…したくなる 作品でしたけれど 続きがあるなんて思いもしなかったからお得な気分でした この作品全体が時系列にそって書かれていないので いったいどの巻のどの話の続きなのか 旧作を読み返しながら考えるのも楽しみのひとつ (年表を作って公開してくださってるファンも!) 題名の「春の夢」はシューベルトの歌曲「冬の旅」から 「美しい愛の歌だ」とエドガーが言う ウィルスの影響で遠出は控えていますが 身近で季節が動く様子を日々目にしながら この曲を聴くと(ドイツ語で意味はわからないなりに) 今世界中で起こっていることを忘れてしまいそうに… April 2020続きを読む
投稿日:2020.04.03
kitano
このレビューはネタバレを含みます
学生時代に萩尾望都ポーの一族読みふけった アノ世界観、異国にも憧れる SF概念も無く目新しくも居心地が良い そのモー様が 40年ぶりに新作を引っ提げてきた 新たな設定もあるのに・・・2年が過ぎた 設定が活かされる作品を待つ (´・ω・`)
投稿日:2020.03.14
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