【感想】掟上今日子の裏表紙

西尾維新, VOFAN / 講談社
(55件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
3
20
21
1
0
  • 本書もかなり面白い!!

    『今日子さんには今日しかない』でお馴染みの忘却探偵シリーズの9巻目

    まず目を引くのは表紙じゃないでしょうか。
    もしや、囚人服!?
    なお、紙の書籍ではカバーの裏も表紙になっていて、別のイラストが書かれています。
    まさに裏表紙…
    電子書籍の場合は2ページ目に裏表紙のイラストが載っていますので安心してください。

    本作は1冊でまるっと1話の長編です。
    しかしながら、相変わらずサラッと読めます。
    なお、隠館厄介は大活躍します。

    表裏一体が織りなす物語。
    表があれば裏があるということをこれでもかと思い知らされる本書を是非読んでみてください。

    ちなみに私は本書の最後の一文で次巻がものすごく楽しみになりました
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    投稿日:2017.05.25

  • 裏表紙、眠る前に読みきりましょう

    起きている間しか記憶を保持できない今日子さんは最速探偵。起きている間に事件を解決するからそうなります。その今日子さんが今回は囚われの身に!
    監獄から言葉巧みに操られるのは、今日子さんの相棒もとい上得意の厄介さんとコワモテの警部殿。
    アームチェア探偵ならぬ電気椅子探偵として今日子さんは事件を解決できるのか?厄介は今日子さんの相棒となれるのか?
    いつものテンポで読み進めあっという間の終結に!
    寝る前に一気に読みきりましょう!
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    投稿日:2017.08.17

ブクログレビュー

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  • 海と青硝子

    海と青硝子

    このレビューはネタバレを含みます

    密室殺人の容疑者が今日子さん、という、いかにも何者かに嵌められた感があって、ゾクゾクしました。結局今日子さんに害を為そうとした「敵らしき何者か」がいたという確信はありませんでしたね。今日子さんは、そこの所どう思っているのかなぁ。

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    投稿日:2023.04.14

  • amazara4

    amazara4

    このレビューはネタバレを含みます

    今までの総集編のようなキャラの登場の仕方でよかった。
    「厄介さん」と初対面(?)で呼ばれるようになった厄介くんは、今日子さんの潜在意識下で信用されるようになってるのかな〜
    毎回クビになってるボディガードも登場。
    1日しか記憶の持たない今日子さんだけど、今までの積み重ねで助ける人たちがたくさんいて、その人たちの存在が今日子さんの記憶のかわりになっているのかなーと思った

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    投稿日:2023.04.11

  • DEKO

    DEKO

    表と裏ということで、色々な意味で逆さまになりながら物語が進んでいく。
    警部と厄介氏には感情移入ができるけれども、今日子さんは精神状態が想像できず、そのように書ける作者はすごいなぁと思った次第。

    投稿日:2022.08.05

  • マタン

    マタン

    このレビューはネタバレを含みます

    なんと、今回容疑者として
    今日子が警察に逮捕されてしまいます。

    だって、被害者のそばに倒れており
    興味を持っていたのですもの。
    どうあがいても絶望でしかありません。

    助手として指名されたのは我らが隠舘厄介。
    事態を打開するために事件現場へと
    赴いていきますが…

    真相に関しては結構面食らうかも。
    確かにそれでうなずけるといえばうなずけるけど
    大きな謎が残るのよね…

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    投稿日:2022.01.18

  • watawata-knoppix

    watawata-knoppix

    このレビューはネタバレを含みます

    世の中が菅首相退陣、自民選挙の中、
    この前やっと一回目のワクチン接種が完了。
    刺されたところがやや筋肉痛のように感じるも
    さしたる副反応が無くてよかった。

    なぜこの本を読んだかといえば、このシリーズがおもしろいから読み続けるだけ。
    図書館で書籍版を借りた。2017年5月の作品。

    探偵が容疑者になる話。隠館厄介が活躍する話。
    この巻で今日子さんの怖いというか、恐ろしいというか、手に余るというかそんな一面が見られる。
    表紙が両面カバー仕様で表表紙は縞々囚人服、裏表紙は警察官制服。
    図書館の本はカバーがテープでくっついているので裏表紙見えないかと思ったらコピーして入れていた。愛が深い。

    読みづらい言葉:
    日怠井(ひだるい)警部
    高等遊民・蒐集家
    十木本未末(じゅきもとみすえ)

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    投稿日:2021.09.13

  • kasumi-sou

    kasumi-sou

    今日子さんが強盗殺人の容疑で逮捕されてた!
    忘却探偵の専門家?相棒である厄介が謎を解く今作品。
    とはいえ、あちこちで今日子さんの思惑通りに物事が進んでいった気が。
    結末は…これはありなのか?とちょっと疑問だけど、密室で凶器を持ったまま眠ることは、忘却探偵だからこそとも言えるのかなあ。

    今日子さんと厄介さんペアの話はやはり楽しい。
    続きを読む

    投稿日:2021.06.07

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