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三上延 / メディアワークス文庫 (364件のレビュー)
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総合評価:
わらぶる
10
ついに本編終了
過去から現在へ張り巡らされたワナ。古書をめぐる人々の執念。そして最後の・・・ 読んで良かったと思うと同時に、本編終了を惜しむ。でも、番外編等ありそうなので、期待してまちます。 大船に親族がいるので、本…作の舞台はなんとなくわかる土地。一巻から楽しく読ませていただきました。 二人のぎこちない愛に祝福を。家族は仲良くできるのが一番。 qちゃんのシリーズとちょっと似てるかな。でも、本好きには楽しい作品でした。続きを読む
投稿日:2017.03.25
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ゆきおんな
9
ファースト・フォリオ?
話がどこまでいってたか忘れちゃって、前作をさらっと眺めてから向かいました。 栞子さんを囲む人達のわだかまりがだんだん薄らいでいくようでよかったです。 二人の恋も落ち着いたし、一件落着でした。これからは…番外編が出てくるらしいです。 あんまり間があくと忘れちゃいそうですが、楽しみにしていたいと思います。続きを読む
投稿日:2017.04.19
おいかわ
3
このシリーズ、さほど好きではありません…
このシリーズ、さほど好きではありません… と、自分で書いたもののその理由は明確ではないんですけど。 少なくとも昔は2巻の途中あたりで読むのをやめてしまった気がします。 とはいえ、この人気のシリーズが…ついに完結ということで 1巻から一気に読んでみることにしましたが… 結局、このシリーズを好きではなかった理由はわからず、楽しく読んでしまいました。 本編にて色々な謎が解決。 母親との因縁・確執や大輔と栞子との関係も。 今回のテーマはシェークスピアになりますが、 この本を読んでみるとシェークスピアのことや彼の作品のことを全然知らないことに気づきます。 シリーズのファンで結末を知りたい人はもちろん、シェークスピアに興味がある人にもおすすめの物語です。 それにしても、このシリーズを書く作者は相当苦労したんだろうな…と考えてしまいました。 続きを読む
投稿日:2017.04.16
まさし
2
本にまつわる謎を楽しませてもらいました
シェークスピアのファーストフォリオ。シェークスピアの戯曲を読んだことはありませんが、価値があることは想像に難くありません。最後を締めくくるのに相応しい壮大な題材でした。複雑な事情を抱えた人物が多かった…ですが、そこにも決着がついたし、怪我は完治しておりませんが一応の大団円を迎え一安心。お疲れ様でした。続きを読む
投稿日:2017.03.31
ココすけのままりん
この母親にしてこの子あり。でしょうか!
終盤。緊張の連続に加えて、何とも言えない不安感がしばしの間続いて、更なる驚きと、やがて・・・が。 あの人からも、この人からも見守られながらも、存分に鍛えられてきたんだから、何かとんでもない事しでかし…てくれるんじゃないかと期待してました。 シェイクピアというあまり馴染みのない題材ではありましたが、辛うじて観劇での『十二夜』を例にふむふむ成程と、栞子さんの説明が分かりやすく、この時代のことが新鮮で斬新でした。 いろんな形でまた出会える日を楽しみに待ってます。後日譚がいいなあ。続きを読む
投稿日:2018.01.24
guusan
すごい迫力でした。
クライマックスの振り市のシーンは、すごい迫力でした。金額の大きさにドキドキしました。この迫力に星5つです。それにしても、この物語を電子書籍で読みましたが、さすがに電子書籍は、いくら古くなっても古書とは…言えず、価値が上がることはないですね。古書にならない電子書籍で古書の物語を読むというのも、なんだか面白い。続きを読む
投稿日:2023.02.12
"powered by"
そらくも
眠いのを我慢して、怒涛の3冊イッキ読みでした。ラストの駆け引きに惹き込まれました。母親の手のひらの上感、何でもお見通し感が強くありながら、ほのかに変化の兆しも…?
投稿日:2024.04.22
レモン
シェイクスピアのファースト・フォリオを巡り、久我山尚大の弟子・吉原喜市が師匠に代わり智恵子への復讐を目論む第7巻。吉原は相変わらず正気を疑いたくなるほど強欲な悪党だが、題材が『ヴェニスの商人』なので…シャイロック役かと納得。ストーリーも『ヴェニス〜』に寄せてあり、楽しく読了できるのがグッド。シリーズ最終作に相応しく、ハラハラドキドキと痛快さが味わえ、栞子と大輔の関係もハッピーエンドで綺麗な終わり方。ただ、最終的に助けてはくれるが、智恵子は結局どっちつかずで得体の知れなさが面倒臭くなってきた。続きを読む
投稿日:2024.02.20
pontakun2010
このレビューはネタバレを含みます
「あなたを好きなわたしが、わたしという人間」 いい言葉だな。栞子さんにこんなセリフを言わせる大輔さん、良かったですね。 文香ちゃんの大学進学資金の目処も経ちめでたしめでたしなんだろうけれど、もう少し2人のラブラブな結婚生活とかも読みたかったところですが、ここで終わりなのですね。 最後の母との対決は、勝ちを譲られた感も否めませんが、一定程度、2人を認めたのは間違いないのだろうとは思います。 この本は、他の本を読書したくなる良書だと思います。
投稿日:2024.01.28
万年筆好きムギムギ
栞子さんシリーズ最終章。 今回は、かなりハラハラドキドキの展開でした。 栞子と大輔の仲も気になります。 祖父が所持していた幻の古書を巡って、栞子と母親が対決します。 結末は、ぜひ手に取ってご覧ください…。 長かったシリーズも7冊目。 どれも楽しく読ませていただきました。 さらに、続編として扉子シリーズもあるので、そちらも楽しみです。続きを読む
投稿日:2023.12.01
こっふ
ついに終わった… 直前まで緊迫したシーンが続いていたから、ラストに初心に帰ってもまだドキドキしたまま終わった。 実家の近所に古書屋があるけど、店の外にまで本がそのまま置いてあって、汚い本ばかり、雑然…と置いてある印象だった古書が、億単位の価値を持つなんて衝撃。 江戸川乱歩とか、太宰治とか、今回はシェイクスピアだったけど、そういう有名どころの著作が当時発刊された原本だとしたら、やっぱりそのぐらい価値は上がるんだろうな。 本読むの好きだけど、また知らない世界をひとつ覗き知れたようでおもしろかった。 次は扉子さんシリーズでも読もうかな。続きを読む
投稿日:2023.10.17
抹茶
今回はシェイクスピアに関係したお話しで、栞子の祖父母や母の謎も解き明かされていて、フムフムそうだったのねという感じでした。 吉原が本当は良い人なのか、悪い人なのか、最後までわからずハラハラしました。 … 大輔と栞子の関係も良い方向にいっていて、栞子の本の説明で終わっているのが、ほのぼのしていて良い感じで良かったです。続きを読む
投稿日:2023.07.18
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