【感想】火花

又吉直樹 / 文春文庫
(746件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
124
259
216
74
18
  • もしかしたら

    作者自身の事を赤裸々に綴ったのでは無いだろうか? 少し難解な文学の様な気がした。

    投稿日:2021.03.03

  • 人が愛しくなりました

    ネタバレで読みました。
    切なくなるのが嫌で手に取るのが大分遅くなりました。反省です。
    等身大の自分と理想の狭間で右往左往し、
    上手く出来ずに失敗したり、妥協したり、挫折したり、
    それでも悩みながら前を向いて歩く人の言葉には
    グッとくるものがあるし、
    おバカな失敗や涙が愛しく感じるものだなと。。

    作者を直接は知らないけれど、
    心根の優しい人が書いてるんだろうなと思った。

    荒んだ心が少しほんわりしました。
    続きを読む

    投稿日:2018.09.21

  • 全体的には

    なんとなく無理に笑いを誘おうとした感じがした部分もあったような気もしましたが、全体的には楽しめました。

    投稿日:2018.01.20

  • 人の心理

    人が分かっている、分かってもらえていると期待をしながら生きている一方で、都度感じる孤独感と、それがあるからこその人生観を芸人という視点で良く表現していると思います。

    投稿日:2017.12.29

  • 意外とココロにやさしいお味

    勝手に「お笑い芸人徳永とナイフみたいな先輩神谷のキツめのお話(それこそ「火花」というタイトルからも)」と思っておりましたが、作者又吉さんのすべての者に向ける愛情もあって、意外とココロにやさしいお味でした。ラストもよかったと思います。
    (読んでて、私の脳内では勝手に、徳永=又吉、神谷=千原ジュニア になってしまっていたのは、自分でもどうかと思いました(笑))
    続きを読む

    投稿日:2017.10.07

  • 【お笑いと人への愛情を感じる物語】

    先輩芸人神谷を、お笑いの師匠と決めた弟子(徳永)との愛情がこめられた日常の物語。

    お互い不器用な者同士。信頼・戦友としてお互いを大切にしているけど、ストレートな表現はない。そこを面倒と思ったり、歯がゆいと感じてしまうと読むのは大変かもしれません。


    神谷は売れっ子ではありません。でも、そんなことは徳永には関係ない。その才能に、人柄に引き込まれていく弟子の徳永。神谷とは違う道を迷い考える姿にも注目。

    この小説は著者にしかかけないと断言できる程、お笑いと人にへの愛情あふれた小説でした。
    続きを読む

    投稿日:2017.08.22

Loading...

ブクログレビュー

"powered by"

  • Taeka

    Taeka

    又吉さんの本が急に読みなくなって再読
    独特の暗さがクセになる
    読みながら又吉さんで読み進めてしまうんだけどそれがいいのか悪いのか考えちゃう
    でも、楽しく読むにはやっぱり又吉さんで読むのが面白い

    投稿日:2024.05.21

  • 佐助

    佐助

    ぐぐっと引き込まれる時
    とただ文字を淡々と追い掛ける時がある
    不思議な作品‼️
    芥川賞受賞‼️
    ほふーん、、、という感じ

    投稿日:2024.05.15

  • 坂ナクン

    坂ナクン

    芸人が好きで興味を持って読んでみた。とてもリアルだなと感じた。文章がとても良く本当に自分が体験しているような気持ちで読み進められた。芸人の苦労や、夢を追い求めて得るもの、尊敬する人との関係、陽の目を浴びない人達の現実。自分の中でまだ咀嚼出来ていないが、学ぶことが多かった。続きを読む

    投稿日:2024.05.13

  • 2024905番目の読書家

    2024905番目の読書家

    むちゃくちゃかっこよくてアツいです。
    芸人という職業を通しての核心をついたようなメッセージに釘付けでした。

    投稿日:2024.05.08

  • こもも

    こもも

    又吉さんの小説は好き。
    作家さんとしての一文一文の表現と、
    芸人さんとしての面白いワードチョイスがクセになる。非常にずるい。

    又吉さんの本を読んだら、なんか心に染みるものがある。

    この小説では、スパークスの解散する最後のライブと、神谷の最後に行き着くところが心に残ってます。

    神谷の思想と現実がどんどん離れていってしまう危うさにヒヤヒヤした。主人公がそれでも神谷を崇拝してる。それが神谷を生かしてたのかな。

    他のお笑いに関する小説もだけど、
    笑わせることがどれほど難しく命懸けであることかがわかるし、そういう芸人さんの生き様にグッと来る。
    続きを読む

    投稿日:2024.05.08

  • オカケン

    オカケン

    映画版を見た時は桐谷健太の神谷を面白いと思えず話に乗れなかった。映画だと短時間で直感的な面白さを追求してしまうので厳しかったが、小説の中の神谷は良かった。支離滅裂に思えた神谷の言動・行動はどんどん説得力を増していき、徳永に影響を与え変化させていく。
    又吉なので当然ながら芸人の寂寥感や情熱、葛藤の解像度が高く、中でも貧困で破滅していく様を描くのがめちゃくちゃ上手いと思った。
    全ての芸人と人間を讃えるメッセージ性も好感が持てた。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.30

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。