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千船翔子, AIRAGENCY・フロンティアワークス, 一柳廣孝 / リュエルコミックス (12件のレビュー)
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総合評価:
薄氷
1
天国の文豪たちによるギャグ漫画
文豪と言われる人たちは文章を書く人からすると雲の上の人ですが、文字どおり雲の上の人となった文豪たちのお話。 ところは天国。主な登場人物は芥川龍之介、夏目漱石、泉鏡花、谷崎潤一郎、太宰治、中原中也、川端…康成、宮沢賢治と誰もがきいたことのあるそうそうたる面々。彼らは天国でも原稿を書いているようで、その天国ライフはまさに個性のぶつかり合い。各話には生前のエピソードが盛り込まれており、著作からはうかがい知れないような一面も。 彼らの著作を読んでいなくても、人柄を垣間見ることで興味がわいてくることと思います。逆に著作のイメージを壊したくない人は要注意かも?(笑) 合間にそれぞれの人物像と関連おすすめ漫画が紹介されているので、興味を持った方は参考にいろいろ読んでみるのもいいかもしれません。 個人的には川端の書いた少女小説が気になるので、これを期に読んでみようと思います。続きを読む
投稿日:2016.09.28
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かすごみ
高校生くらいのわたしには面白かったらしい。いまはわからなくなった。 テンションが高すぎてついていかれなくなった、というべきか。 文豪って人権ないなあと思う。
投稿日:2023.11.13
くろの
実在した文豪をテーマにしたギャグ作品。ギャグ部分はかなり極端なので好き嫌いが分かれそう。文豪エピソードなど多く取り入れているし、ギャグも笑えるし全体的に面白い。
投稿日:2018.08.18
kei2007jp
千船翔子さんの描かれる谷崎潤一郎さんが好きなので、出番を増やしてほしいです。 巻末のCDの宣伝で、遊佐浩二さんが谷崎さんを演じていることを知って、少し興味をひかれました。
投稿日:2017.11.03
ななこ
すごく面白かった!も~色々とツボにはまって笑いましたよ。 すぐに地獄に結び付けようとするイケメン芥川、 酒乱で豪快なのに乙女の心は忘れない中原中也、 変態に徹した谷崎潤一郎、 超ネガティブ破滅型ナル…シスト太宰治… 等々よくまぁこれだけ特徴をとらえているなぁ。 作者の文豪愛が伝わってくるような漫画です。 「コスプレ」を見て「この虚飾の世界と醜悪な人間どもの姿」と表現した芥川に吹き出しました(笑)彼の表現力は素晴らしい…!続きを読む
投稿日:2017.02.05
とうの
明治文学の文豪本人が死後を天国で過ごす、基本的にギャグ漫画です。史実エピソードを取り上げ、文豪たちがどんな人生を過ごし、どんな事を考えていたのか、その人となりの一端に触れられます。作者の人格と作風は一…致しないことを教えてくれます。だいたいみんな、人間としてどうなの……というエピソード持っているため、文豪に親しみを抱けるかもしれません。文豪の格好良い姿を壊されても楽しめる人、作品は作品、作者は作者、と割り切れる人向け。続きを読む
投稿日:2016.12.19
F本
Twitter経由で知り「面白そう!!!」と思っていたマンガ。最近、こういう出会いが増えました。Twitter様々ですわ。 こちら、日本の名だたる文豪たちが天国で巻き起こすドタバタギャグなのですが、…なんかもういろいろ突き抜けてました……(他の方々がレビューで口を揃えて「岡田あーみん的」と仰っているのを見て、とにかく「それな」という気持ちです)。 有名なエピソードからマニアックなネタまで盛りだくさん。 個人的には中也好きなので出番が多くてとても嬉しい。 監修者である一柳廣孝氏による人物解説もとても親切。 だって、文豪たちを扱った他の作品(出版社問わず)まで紹介してくれるんですよ!? 読後確実に「読みたい本」が増える起爆剤みたいな作品です。罪作り!続きを読む
投稿日:2016.11.22
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