薄氷さんのレビュー
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7
このユーザーのレビュー
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ダンジョン飯 2巻
九井諒子 / HARTA COMIX
モンスターにも理由があるんだよね
6
一巻に引き続き下層へ。
今回の食べ物もおいしそうだし、例の剣の活躍(?)も。
この世界での生態系バランスの話も出てきて、モンスターも生きるのに必死なんだと興味深く感じた。
ゴーレム回がすきでしたが、水…棲馬回でマルシルとセンシの距離がちょっと縮まった感じなのがうれしい。
そして本来の目的である妹探しに手掛かりも。次巻も楽しみにしています。 続きを読む投稿日:2015.08.17
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文豪失格
千船翔子, AIRAGENCY・フロンティアワークス, 一柳廣孝 / リュエルコミックス
天国の文豪たちによるギャグ漫画
1
文豪と言われる人たちは文章を書く人からすると雲の上の人ですが、文字どおり雲の上の人となった文豪たちのお話。
ところは天国。主な登場人物は芥川龍之介、夏目漱石、泉鏡花、谷崎潤一郎、太宰治、中原中也、川端…康成、宮沢賢治と誰もがきいたことのあるそうそうたる面々。彼らは天国でも原稿を書いているようで、その天国ライフはまさに個性のぶつかり合い。各話には生前のエピソードが盛り込まれており、著作からはうかがい知れないような一面も。
彼らの著作を読んでいなくても、人柄を垣間見ることで興味がわいてくることと思います。逆に著作のイメージを壊したくない人は要注意かも?(笑)
合間にそれぞれの人物像と関連おすすめ漫画が紹介されているので、興味を持った方は参考にいろいろ読んでみるのもいいかもしれません。
個人的には川端の書いた少女小説が気になるので、これを期に読んでみようと思います。 続きを読む投稿日:2016.09.28
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こうして彼は屋上を燃やすことにした(イラスト簡略版)
カミツキレイニー, 文倉十 / ガガガ文庫
学生時代って、周囲の人との距離の取り方が特に難しいんですよね。
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登場人物たちは、それぞれ心に傷を抱えている。
しかし、主人公の登場によって心が少しづつ動き出す。
明るい内容ではないけれど処々くすっとなったり、ほほえましいところもあったり。
学生時代のモヤモヤが思い…出され、同時に青春だなぁと思わせてくれた作品。
ひとりひとりにスポットがあてられストーリーが進行して、素直に終わるのかなと思ってたんですが、伏線回収でびっくりさせられました。 続きを読む投稿日:2014.09.11
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ヤングガン・カルナバル1
深見真 / 徳間文庫
銃撃戦の描写がかっこいい。
0
銃の種別や動作など、結構細かく描かれています。
仕組みがよくわかっていなくても「おぉそうなってるんだ!」と、作者さんの知識の豊富さに感心。
登場人物の心理描写は淡泊な印象でした。(・・・というか、熱…血キャラな位置づけの人がいないだけ?)
でも自分の哲学を持っていて好感が持てます。
正体を隠して立ち回っている人物もいたりして、これから主人公たちとどう関わってくるかにも期待。
ただ、表現としてエログロな部分もあるので、そのあたりがさらっと流せる方向けだと思います。
※ノベルス版配信時に購入したのですが、文庫版配信にあたりノベルス版配信ページが無くなってしまったようでこちらに投稿させて頂きました。 続きを読む投稿日:2014.11.25