【感想】怨霊の国

小松左京 / 角川文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 5.0
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  • 怨霊の国

    昔のSFにはサイエンス寄りよりも古代神話よりの日本霊異記のようなものが出てきますね。それが良さでもあり悪さでもあります。小松左京の生涯のテーマはやはり、あの太平洋戦争というものをどう引き継ぐかという点にもあるように思えます。最終話の農場の話などは戦前の社会矛盾を感じさせます。
    この作品ではセンスオブワンダーというのは少な目ですが、安定の作品ばかりで
    す。年代を経て深みが増す作品でしょうね。
    星5つ。
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    投稿日:2020.02.12

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