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水あさと / MFコミックス フラッパーシリーズ (5件のレビュー)
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総合評価:
菅夏実
作者の引き出しの多さを感じるバラエティー
6つの短編が収録された短編集です。タイトルからラブコメを想像するかも知れませんが、ほぼコメディです。 短編集というとファンが買うものというイメージが強いかも知れませんが、実は私はこの人の作品を読むの…は初めてになります。値下げセールされてたのでジャケ買いしたという経緯です。 ということでファンではない中立な立場からの評価になりますが、この作品、全く贔屓目に見なくてもとても面白いです。 全体的に少し下ネタだけど高いテンション・爽やかさで上手く中和されてとても読みやすい。 表題作の「男子トイレで~」は、二人だけの秘密の場所というロマンチックな要素になぜかトイレを使ってしまうあべこべ感が良い味を出している。 2話目の「インモート」は陰毛に頭を悩ます女子の話でラストが印象的で私の一番お気に入りの話です。 「君ってどんなにおいなの?」は少女漫画を描こうとしたがギャグにしかならなかったらしいですが、一応少女漫画ぽいコマ使いを意識してるみたいで、そこがまたシュールで笑えます。 「みかんBOOKSの人々」は「デンキ街~」の番外編らしいですが、「デンキ街~」を知らなくても十分楽しめました。オタク文化の知識がないとわからないネタは多そうですが… という感じで、どの話もコンセプトが秀逸でバラエティーに富んでおり、あっという間に読んでしまった。 水あさとさんをご存じでない方にも、もちろんご存じの方にもお薦めできる作品です。 また、トイレ、陰毛、におい、という要素があるようにそういったフェチの方にもお薦めできるんじゃないでしょうか。続きを読む
投稿日:2017.03.23
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あさか
男子トイレで待ち合わせ、って意味深なタイトル(・ω・) 発想が面白いと思ったり。 笑えるとこがありつつ切ないとこもあって良かったです。 ルンバの話も好きだー( ´▽`)
投稿日:2015.03.21
buru2
表題作は良かったけれど、同発短篇集「屋上に咲く花」と比べると甘酸っぱい成分が物足りなかった。(そういうテーマの短篇集なので仕方ないが)
投稿日:2015.03.08
いりあ
現在、アニメが放送されている"デンキ街の本屋さん"の原作者 水あさとの短篇集。2冊同時に発売された短篇集ですが、同人誌からの収録作が多いです。男子トイレでの男女の交流、女の子の体をクンカクンカする男子…などなど、こちらの方がかなり濃い内容かと。ぶっ飛んだ内容なんだけど、作品としてちゃんと着地点が用意されているのが凄い。この摩訶不思議ワールドは中毒性があります。ご使用は計画的に。そして、"うまのほね"、"うにめいと"に続いて、"みかんBOOKS"も掲載されました。続きを読む
投稿日:2014.11.24
john_krmt
水あさとさんの短篇集。コミティア、フラッパー、単行本おまけから計6作品。(水あさと作品のなかでは)ソフトな下ネタがいくつか。コメディ系を集めたというコンセプトだが、しみじみくるものもあり、ギャグ要素は…デンキ街と比べると抑えめ。 アニメ本編にもちらっと登場した、みかんBOOKSの話もあり、こちらが気に入った方は既刊の短篇集「宮田書店へようこそ!」もおすすめ。続きを読む
投稿日:2014.10.25
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