【感想】一日10分の坐禅入門 ――医者がすすめる禅のこころ

高田明和 / 角川oneテーマ21
(8件のレビュー)

総合評価:

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  • 座禅は人類の宝

    この本を読んで毎朝座禅をし始めて3か月、まず苦しんでいた神経症(視線恐怖症)が消え、何事にも動じなくなった。また、人に悪口を言われても、以前はそのたびに動揺していたが、現在では「あ、いま悪口をいったな」くらいにしか思わない。たかだか3か月の座禅で心が揺るがない、安定した状態になったことに驚きと感謝をの気持ちを抱いている。科学的に見てみると、どうも座禅を続けると脳内のセロトニン神経が強化され、脳が強くなることでその様々な効果の説明がつくようだ。これからも座禅を続け、その効果を体験したい。続きを読む

    投稿日:2015.12.23

ブクログレビュー

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  • たけ坊

    たけ坊

    坐禅のやり方が分かりやすくまとまっているのに加え、読経や禅語にも触れられており、ただ座るだけではなくて宗教としての禅についての入門書としても優れていると思う。

    投稿日:2022.05.07

  • 蝸牛文庫

    蝸牛文庫

    以前から坐禅に興味があり、入門書として手に取った。この本を途中まで読み、機会があり永平寺で実際に体験し、帰って来てから残りを読み終えた。とてもわかりやすく、かつ論理的、医学的にも的確な書きぶりだと思う

    【いちぶん】
    困ったことは起こらない。
    続きを読む

    投稿日:2017.01.27

  • kazemakase

    kazemakase

    座禅をやってみたくて、たまらなくなった。詳しく解説してあるが、実際にお寺に行ってやった方がいいのだろう。

    投稿日:2013.11.18

  • 川崎大輔

    川崎大輔

    高田明和著「一日10分の座禅入門」角川ONEテーマ21(2008)
    *座禅中の心構えとして禅では「不思善、不思悪」ということを強く勧めます。「よいことも、わるいことも考えない」ということ。
    *瞑想をしているときには目は何も見ていません。ちょうど目と畳の中間あたりに焦点があり、見ていないで考えているのです。座禅中に妄想に気がついたら、すぐに目で畳をみるようにしなくてはいけません。
    *禅では呼吸が重要です。とにかくゆっくり呼吸をします。また呼吸はゆっくりで吸息は早くということです。
    *禅では数息観が大事です。つぎに随息観。これは息をするときに数を数えたりせず、無念の中でただ呼吸を無念の中でするのです。
    *禅では念をつがないということを大切にします。これが心をいやす上で非常に大事です。
    *何もほしがらんというのが座禅です。永遠というのをいまぎりに修行するのが仏教修行の要領。今、今、今が一緒の今の連続です。
    *「困った事はおこらない」これは私を救い、私を暗黙のうつ状態から引き上げてくれた言葉です。
    *次は「すべてよくなる」という言葉です。困った事はおこらないという言葉と似ています。
    *最後は「心を傷つける事を思い出さず」です。過去の出来事で自分が恥ずかしいほどの失敗をした場合、あるいはもう少しで大事件になるようなことをしてしまったのに偶然大丈夫だったなどという場合を思い出しその事で自分をせめ、部下を卑下するなどという経験をした人がこのことを思い出すと必ずうつ病をひきおこすとしてその考えがはじまるとそれにとらわれる事を止めたと言っています。
    *事実多くの研究結果は、多忙ではストレスにならないとしています。多忙よりも将来の見通しが経たない、対策が見いだせないという事がストレスになるという事が分かってきました。
    *よいこともわるいこともすべて考えない、思い出さないようにするのが仏教の修行です。
    *仏教では、3ちうの法があるとされています。1つは諸行無常です。すべてのことは一瞬といえども同じではなく常に変わっているという法則。次は諸法無我です。すべてのことは因縁によって決まります。自分というものを仮の存在にすぎないのだとするのです。3つ目は、涅槃寂静で、その中で永遠なるものは、私たちの心で、これは宇宙のはじめから宇宙が終わるまで続く不生不滅のものだというのです。
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    投稿日:2013.09.27

  • kazunoriohmori

    kazunoriohmori

    副題に「医者がすすめる禅のこころ」とあるように、浜松医科大学名誉教授である「高田明和」氏の著書。

    著者が、なぜ座禅をすすめるのか、その優れた点からはじまり、著者が実施している座禅方法の紹介、自然に生活のなかに座禅を取り入れる方法等について説明している。

    そして現代社会に蔓延しているストレスに対抗出来る事を説く。更なる効果を上げるために、読経をあげることをすすめている。

    毎日、座禅あるいは正坐で、読経を上げること事の効果は、自分の経験として、理解できる内容でした。

    どのような方法で、どのような読経を上げれば良いのか、悩んでいたため、この本に回答を期待して読みました。

    ここに書いてある内容は理解でき、大いに賛成できる内容ばかりでした。

    でも自分に合った方法を見つける事は出来ませんでした。
    まだまだ追求するべきテーマです。
    続きを読む

    投稿日:2012.10.18

  • horienoboru

    horienoboru

    坐禅は高校の時から興味があったし、何度か座ってきたか、長続きしなかった。今回、自分の限界を越えたくて、本書を手に取った。
    内容はタイトルの通り。簡単な坐禅の方法と、その効能を説く。
    後半は堅苦しい話になるが、それでも「10分座ったら10分成長出来る」と信じ、座ってみようと思った。また、呼吸法などは、座る座らないに関係無く役に立つのでお勧めしたい。続きを読む

    投稿日:2012.10.12

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