【感想】日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】

竹村公太郎 / PHP文庫
(39件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
14
15
5
0
0
  • なるほど

    前作「地形で読み解く日本史」の2冊め。読み始めは「前作よりは話が散漫かな」と思わせるような章もあったが、中盤以降どんどん面白くなってきた。特に東京の水道消毒への後藤新平の貢献の話には、感銘を受けた。日本史ではないが、最後のピラミッドの話も本当かどうかは別にしてとても面白い。続きを読む

    投稿日:2022.03.30

ブクログレビュー

"powered by"

  • 雷竜

    雷竜

     日本史の謎は「地形」で解けるシリーズの4冊目を読みました。これでこのシリーズは全部読んだことになります。さすが4冊目になると他と重複している図が出てきます。
    たぶん書いていて同じ話がまた出てきてしまうのだと思います。
     そう言えば、「逆説の日本史」の井沢元彦氏の本も何度も同じ話が出てきますが、自説が確固たる信念に基づいているからこそなのだろうと思います。
     なぜ日本は欧米列強の植民地にならなかったのか?となぜ江戸は世界最大に都市になれたのか?は面白かったです。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.05

  • BUN

    BUN

    歴史を地形から読み解くアプローチ。
    平城京→平安京→江戸と都が遷移した理由、産業革命以前の経済1、2位の超大国中国・インドが欧米に屈する中植民地にならなかった日本、見渡す限り砂漠しかない地で一神教が生まれ、絶えず自然が移ろう多神教の日本など。
    高校の歴史では事象と人物しか学ばず、なんとなくモヤっとしていた事がスッキリしました。
    著者の私見であって学術的な根拠はありませんが、新たな視点を示すそんな1冊です。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.01

  •  arata

    arata

    めちゃ面白かった。こういうの好き。

    当たり前だと思っていた日本での日常は、当然だけど昔の人たちの苦労や犠牲のうえに成り立っていて、世界一のインフラを作った経緯も奇跡的だし、この人がいなかったら今頃は...と思わずにはいられません。
    それにしても徳川家康ってすごく洞察力があって、戦略を立てるのがうまかったんだなと感心しきりでした。家康の鷹狩は「地形調査」って、カッコ良すぎる。
    他のシリーズも読みたいです。
    続きを読む

    投稿日:2023.12.25

  • planets13

    planets13

    前著もそうだけど、なかなか面白い発想・着眼ではあると思う。ただ根拠としてちょっと弱いところもままあるのが残念。

    投稿日:2023.12.24

  • sakufuu

    sakufuu

    地形というか、地理という科目の存在意義を理解出来る。地理と歴史が同じ「社会」という科目に入っているのには理由がある

    投稿日:2023.12.17

  • Masaya

    Masaya

    地形から歴史を読むアプローチが新しくて面白い。歴史とその時代の文化に精通してこそ生まれる発想に感心。時間軸を長く持ち海面変化を考慮した考察には当たり前を疑う姿勢の大事さに気付かされた。
    ピラミッドは堤防を築くためだった話は面白かった。続きを読む

    投稿日:2023.03.30

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。