【感想】新装版 ロードス島戦記 7 ロードスの聖騎士(下)

水野良, BronzeEYESTUDIO, 出渕裕 / 角川スニーカー文庫
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 4.6
4
3
0
0
0
  • シリーズ最終巻にふさわしい壮大なラスト

    物語は終わりだが,登場人物たちそれぞれにとってはまた,始まりでもある。
    そう描かれているのが素晴らしい。
    後のクリスタニアとのつながりとか,今思うと懐かしいなぁ。

    善だの悪だのと割りきれるものでもなく,どのキャラの振る舞いにも説得力があってとてもよい。
    あと,TRPG感もすごく伝わる。懐かしいなぁ。
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    投稿日:2015.03.31

  • ロードスの騎士!

    中途で話が権力に及びすぎてげんなりとする場面もありましたが、全てのキャラクターが総出演という形で、見事にロードスの世界は完結しました。
    マーモ帝国という悪の帝国の最後は予定調和として正義の勝利に納得するわけですが、旧枢軸国の人間として、アシュラムの決断に少し感じ入ることがあります。
    国に殉ずることや玉砕というのはファンタジーの世界でも難しいものです。まして、現実では…。
    ロードス島の物語の完結と英雄パーンの夢に!
    星5つ。
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    投稿日:2017.12.23

ブクログレビュー

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  • daisuket

    daisuket

    全7巻のロードス島の物語の完結編。6巻までに広がった風呂敷を一気に畳みにかかる感じでなかなか慌ただしかったが、しっかり全部畳みきって終わったのは本当に素晴らしいし、副題の回収も締めの文章も美しかった。ドラクエ3の「そしてでんせつがはじまった!」じゃないけど、この物語が美しく完結したことによってその後今日まで続くライトノベルの盛り上がりが加速するのだから歴史的な作品ですね。続きを読む

    投稿日:2024.05.02

  • Enju

    Enju

    そして伝説になる王道ファンタジー完結編。最終巻だけあってキャラ総出演です。
    エピローグでそれぞれのその後まで描かれているのはうれしい限り。
    パーンとディードの終わらない旅に思いを馳せながら、小ニースやスパーク、セシルの若い世代のこれからにも期待しています。続きを読む

    投稿日:2015.02.24

  • mittyoi

    mittyoi

    このレビューはネタバレを含みます

    昔の記憶では、アシュラムとパーンの一騎打ちは互角だったと思ってたのだけれど、 パーンはまた負けたと言っている。うーん。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2014.06.10

  • しゅん

    しゅん

    見事完結。
    小ニースの戦いとか、パーンとアシュラムの一騎打ちとか、カーラ絡みのレイリアとウッド・チャックとか・・・
    色々名場面は多いんだけど、個人的にはアシュラムとバグナートが玉座の両脇に立つシーンがすごく好き。
    敵には敵の理由や信念があって。そうした敵キャラの存在がこのロードス島戦記の魅力の一つなんだな。

    この後は新ロードスやクリスタニアに続くわけだけど、時代を遡って6英雄の話である伝説をまた読みたい。
    続きを読む

    投稿日:2014.02.11

  • ちーぺん

    ちーぺん

    マーモの地に侵攻した五カ国連合軍。将軍アシュラムは民を率いて旅立つ決意をする。バクナードのもとを訪れた灰色の魔女カーラはカーディスの力で連合軍を滅ぼし、ロードスの均衡を守ろうとする。小さなニースはカーディスの依代となる寸前、自らの身に大地母神マーファを降ろし対抗する。全ての戦いが終わった後、五カ国の王は国の利害を超えてロードスのために戦うパーンに、ロードスの騎士の称号を与える。そして、パーンとディードリットは二人でロードス島を巡る旅に出る。続きを読む

    投稿日:2014.02.10

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