【感想】叛臣

多岐川恭 / 光文社文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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  • 新奇な切り口はないが

    7つの短編が含まれている短編集である。題名の通り、謀反 反乱 暴動などを起こした人物を扱っている。それほど新奇な解釈やうがった見方があるわけではなく、従来通りの伝統的な描き方が各人物に対してなされている。従って味わうべきは語り口である。7つの話の中では、取り調べに対する供述のような、由比正雪の話が一番面白かった。続きを読む

    投稿日:2024.03.28

ブクログレビュー

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  • 上総介

    上総介

    歴史上の叛臣やそれらと関連の人物を描いた短編集。戦国を舞台としたものとして、石川数正・明智光秀・蒲生氏郷・由比正雪・天草四郎など。ミステリー作家としての著者のテクニックが随所に楽しめます。

    2009.3.18読了続きを読む

    投稿日:2009.03.19

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