【感想】僕の妹は漢字が読める

かじいたかし, 皆村春樹 / HJ文庫
(48件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
7
15
8
8
2
  • 一時期話題に上っていたので。

    いや、すんなり読めましたが、続きは?
    タイムスリップコメディ風味だが…。
    なぜ途中で千切れてしまうのか…。
    というか歴史の改ざんもやりたくなるような展開ではありますが…。
    ときに。
    『おにあか』。
    の言葉、なぜか頭に残りますね。
    続きはどうだろう?
    とりあえず一巻を読んだ限りでは続巻に手を出したいかどうか微妙です。
    ああ。まあ、面白かったです。
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    投稿日:2015.07.10

  • 実はSF

    23世紀には、日本人は漢字を失っており、総理大臣は二次元少女であり、文学とは萌え妹文学のことであり・・・という、ある種、悪夢のような未来からタイムスリップしてきた主人公が現代でラブコメを繰り広げるという作品です。

    フレーバーとしてはシスコンラブコメですが、本質的には時間SFであり、プロットは大変ユニークでよいと思います。仮名だらけの未来の文学や、微妙にディストピアっぽい未来の描写とかもいい。ただ、全体を通してみると名作とまではいかないです。なんというか、もっと突き抜けた方がよかったんじゃないかなあ。コメディシーンや、おっぱいぱんつシーンがテンプレで先が読めてしまうんですね。新人らしいので次の作品に期待したいです
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    投稿日:2014.08.03

ブクログレビュー

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  • bukuroguidkodama

    bukuroguidkodama

    この前読んだ『星虫』で書いたのと同じく
    軸となる話の発想だけで★*5くらいの価値ある気がするのだが
    発想だけで小説としてはかなりあれである
    ファミ通文庫の『ギャルゲエの世界よようこそ』みたいなあれさ加
    照れなくこれだけ書けるのも逆に凄い
    この話にはこういう内容だからこそ意味があるといえばそうかもしれない
    marvelとかいう意味での怪作
    続きを読む

    投稿日:2018.12.09

  • 永杜

    永杜

    純文学とは、美少女や美幼女や美熟女が出てきて
    パンチラを見せるものである。

    何世紀か経ったら、それが純文学であり
    何もない日常は駄目なもの、という世界。
    それはライトノベルでは!? から始まり
    妄想をそのまま?! と突っ込めるレベルです。
    そもそも70代が義妹を書いてるのはいいのですが
    年齢を自分に合わせているって…どう考えても
    ロリ…じゃなくて、変態??

    妹はしっかりと、兄は楽観主義者?
    代表作家は人でないものになってるような気もします。
    最後には歴史が…になっていますが
    このまま突き進んだ方がいいような?
    続きを読む

    投稿日:2017.03.17

  • のこ

    のこ

    全5巻完結。
    漢字が絶滅していたり、二次元美少女と普通に結婚していたり、ロリ文学が正統派になっていたりする未来設定がぶっ飛んでいると思ったら、更にその先の未来があんなことになっているとは。
    とにかく、奇抜なアイデアが一杯。
    それでいて、自分が正しいと思っている人の視野の狭さを痛烈に突く所が良い。

    ユズさん、とても好き。縄ですか、そうですか。
    続きを読む

    投稿日:2017.02.06

  • tomosaku

    tomosaku

    オオダイラ文体に未来を見た。作中「現代文」の創造がすごいのと、リアルな現代の、萌えのみならぬカルチャーとその間にあるヘイトへの問題提起をしている感があり、ラノベの枠を逸脱しないながら考えさせられる場面がちらほらあった。続きを読む

    投稿日:2015.07.14

  • 花園

    花園

    ※本レビューでは全5巻をまとめて扱っています。

    【印象】
    23世紀の東京。鈍く無学で作家志望の兄、優秀な妹たち。
    言語、時間移動、文化の変遷と人、認識の食い違いによる笑い。
    コミカルに下品なので人によっては受けつけない作品かもしれません。

    【類別】
    小説。
    ロマンス、SF風、ややファンタジー。

    【構成等】
    伏線の回収はゆっくりと為されます。
    各話の末尾に本筋でない文章も挿入されます。これは蛇足だと感じました。

    【表現】
    地の文は一人称視点です。
    非常に平易なので逆に読みづらいかもしれません。
    記号を組み合わせて視覚的表現とする箇所も。

    【備考】
    文章で表現されてこそ、と感じる作品です。
    続きを読む

    投稿日:2014.09.14

  • はむ

    はむ

    SFは未来を描ける文学であるけれど、その未来は『現代』を基準としている。
    この作品もまさしくこの『現代』の先にあるものを描いたSFだった(笑)

    未来の現代文学が登場するシーンは、佐藤友哉の『1000の小説とバックベアード』を思い出しながら笑ってしまったw

    この未来ってユートピア?
    続きを読む

    投稿日:2013.12.10

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