【感想】僕の好きな人が、よく眠れますように

中村航 / 角川文庫
(235件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
44
57
73
26
9
  • 泣いちゃうけど笑っちゃう。笑っちゃうけど泣いちゃう作品

    不倫だけど、しょうがないじゃん。いいよ、行こうよ!と思った。切ないというよりは、苦しい。でも、二人でいると楽しい。馬鹿だ。こいつら馬鹿だ。でも羨ましい。この作者の作品は初めてですが、ものすごく好きです。ものすごく。もちろん、妹も、木戸さんも。彼、一体何者?続きを読む

    投稿日:2013.10.28

  • 切ない

    中村航さんの小説が好きなので買いました。
    結構いいところも多い小説ではありますが、
    設定が不倫なのはうーんというところ。

    投稿日:2013.12.27

  • テンポの良い会話体の作品

    テンポの良い会話体でストーリーの大半が描かれた甘々のラブストーリーである。所詮「不倫」ということもあり最後までスッキリとはしない作品であるが、会話を中心とした文章のうまさが際立つ作品である。明日が見えない終わり方なので読後感はあまり良くないが、不倫を条件にした以上やむをえないか。続きを読む

    投稿日:2022.10.31

ブクログレビュー

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  • さむ

    さむ

    昔読んでまた読みたくなったので再読。
    私はこの本のタイトルが好きで、主人公が相手を思う愛の深さや、幸せを祈ることしかできない関係性の切なさが表現されてると思う。

    ところどころバカップルすぎて引く会話が出てきて引きそうになるけど、それほど愛し合う2人が可愛らしいなと思った。
    何が正解で、どんな結末が幸せなのか分からない、この不安定さや切なさが私には心地よいところが、この本を好きな理由。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.09

  • とりぷちん

    とりぷちん

    この世はまぐれと気まぐれ

    ピュアな不倫のはなし
    障害物がある方が恋って盛り上がるのかな?広末涼子を思い浮かべながら読んでた。(?)
    そのカップルだけのノリとか合言葉みたいなのが散りばめられてた。理系の大学院生で研究とか大学の感じが詳しく書かれてで良かった。
    木戸さんは結局なんだったの?

    最後は年内のうちに白組も負けて終わっちゃった。これ、2008年の小説らしいけど紅白の勝ち負けとかがわからない世代が来てしまったらどうなるんだろうって思った。
    ふたりの今後はご想像に任せますだけど想像もできない。すごく読みやすかった〜
    続きを読む

    投稿日:2024.01.24

  • nana

    nana

    簡単に言っちゃえば不倫のお話なんだけど学生時代のピュアな恋愛を思い出す可愛いお話でした。共感はできないけど、、、笑

    後半のバカップルぶりには思わず笑っちゃったけどやっぱり危ない関係っていうのがここまで盛り上がる理由なのかなと思うと複雑。

    木戸さん結局謎な存在だったけど度々刺さる言葉をくれるので私の近くにもいて欲しい。

    ''恋ってのは、寸止めがいちばん美しいんだよ''
    続きを読む

    投稿日:2024.01.07

  • もたもた

    もたもた

    タイトルがとても素敵。
    許されない恋でも不可抗力で好きになってしまうことはある。順番が違ったら何の抵抗もなく許されたはずの関係の2人。甘々すぎて恋愛に疎い自分には理解が及ばないところもあったけど、本気で愛し合うとこんな感じになるのかな。
    ただ、結末が個人的には消化不良な気分。考察や想像の余地はあるってことなんだけど、そこで終わると知らずに読み進めて、気づいたら次のページから解説が始まってしまったので驚いたとともに少しモヤモヤしてしまった。ただその流れで解説を読んで少し腑に落ちた部分もあったので、私自身の経験不足や解読能力の精度が低いのもあるのかな。
    続きを読む

    投稿日:2023.12.07

  • Takumi

    Takumi

    勢いのある若者の恋のお話。自分たちはなんでも出来るんじゃないかという全能感に溢れていて、双方どうしようもないくらいにお互いのことが好きで、、、共感はできないけど微笑ましくなる作品です。文体も読みやすかったのでおすすめです!続きを読む

    投稿日:2023.11.24

  • takumi1998

    takumi1998

    "ラブの世界にダイブだこのやろう、と思った"

    "ともかくその春僕が出会った2人のうち、一人には旧姓があり、一人には偽名があった。"

    "正しさは間違いを内包していたり、間違いの前提として正しさがあったりする"

    "恋っていうのは、寸止めが1番美しいんだよ"

    "この世にはマグレと気まぐれしかねえんだよ。"

    "いろいろなものを切り捨てまくって、みんなが普通に持っているものを、どうでもいいと切り捨てまくって、この人は一体、一人で何を守り続けてるんだろう"

    "誤解は前提で、理解は敵で、正解は最初からないのだ"
    続きを読む

    投稿日:2023.09.29

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