【感想】「有名人になる」ということ

勝間和代 / ディスカヴァー携書
(128件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
18
55
35
5
1
  • この本を読んで勝間さんへの印象が変わりました。

    勝間和代が嫌いだ。

    そう思っている人は正直少なくないハズ。かくいう私もその一人・・・だった(過去形)。ただ、勝間氏を嫌いという人に「なんで?」と聞くと「なんとなく」という声が最も多いのではないかと思う。推測ですが(^^;。

    勝間氏については私も同じようなステレオタイプな印象を持っていたんだけど、この本を読んで印象が180度・・・とまでは言わないまでも120度くらいは変わりました。勝間氏に対していい印象を持っていない方にオススメの一冊です。

    この本は帯にもあるように「 勝間がまた嫌われそうな本だしてる 」というコピーにつられて手にとってしまったというのがホンネながらもよく読んでみると「有名人になるって本当に失うことが多いんだな」と素直に感じ取れる内容です。(特に"元有名人"というものにはなれない"不可逆な道"という表現は勝間氏らしいなあ、と思いました。)

    とにかく読んで驚いたのが、勝間氏が"有名人"(有名人ビジネス、といったほうがいいのかな)というものについて自身の体験を交えながらも極めて客観的にモノゴトに触れているところで、特にデメリットのところは一般人からするとギョエッと素直に感じます。(このあたりは私がゴタゴタ言うよりも一読することをオススメ。)

    あとは「 有名になる → 忙しくなる → アウトプットの質が下がる → 支持が下がる → 終わコン 」のループを勝間氏自身の著書について触れながら記している点が少々自虐的で笑える(失礼)というところで、このあたりを読んで私の勝間氏に対する印象がいかに手垢にまみれたものだったのか、ということを思い知らされました。猛省。。。
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    投稿日:2013.09.29

  • それなりに楽しめる

    勝間さんは結果として有名になった人ではなく、有名になることを目指してプロジェクト化して
    それを達成した人なのだというところに、まず驚きました。
    公認会計士試験最年少合格という極めて明晰な頭脳をお持ちだからこそ
    多彩なことにチャレンジし、結果を出せるわけで
    一般人は勘違いして勝間さんの真似しないほうがよいでしょう。
    「有名人になること」を目指してこの本を読む人がどのくらい居るかはわかりませんが
    そのようなことと無縁な人も、結構楽しく読める本です。
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    投稿日:2013.10.23

ブクログレビュー

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  • 寧華Yasuka@大企業本社

    寧華Yasuka@大企業本社

    ワタシに心配不要な(笑)題名ではありますが、勝間和代氏が感じられた/体験されたbefore 有名人、after著名人が細かく分かりやすく刻名に。なるまで、成ってから、元有名人には戻れないこと等々┉未知の世界を垣間見られ楽しく一気読み❣️続きを読む

    投稿日:2021.09.07

  • Laughing Buddha

    Laughing Buddha

    ある目標達成の手段として、有名人になることをひとつのプロジェクトにして戦略的に取り組んだという話。
    有名人になることをゴールにするとダメなんですね。
    自分は有名人になることを目標にも何かの手段にも考えてはいないけど、自分というものが市場でどう売り物にできるか考えて取り組んでみるのも大事かもしれない。
    自分にどんな商品性、才能があるのか。
    その中で、市場にまだ公開されていないけど、それを欲している人がいるものはあるのか。
    市場性というものは複合能力で評価される。今までの仕事であまり生かされてこなかったものを組み合わせると市場価値が生まれたり。
    ただ気をつけなければいけないのは、ブームが仕事のバブルを呼び、そのバブルがブームを終焉させるという構造。忙しくなり、人気により仕事がeasyにらなるため、アウトプットの質が下がってしまう。

    有名人になると考えていなくても、仕事の仕方として得られるヒントはたくさんありました。
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    投稿日:2021.08.05

  • 白ごはん

    白ごはん

    初めての勝間本。YouTubeでの話が好きで最近ハマっている。元々は有名人になることをプロジェクトとして計画的に進めていたなんて、おもしろい。

    投稿日:2021.05.01

  • よーへい

    よーへい

    有名人になることのメリット・デメリット、そして著者自身の経験を踏まえて、なるためのロードマップを紹介している。何より印象的なのが有名人になることの不可逆性について述べていること。今後有名人になるのであれば読んでおいた方が良い続きを読む

    投稿日:2021.03.10

  • hitomi

    hitomi

    頑張る、や努力、という言葉が嫌いだという勝間さんだが、努力量が異常だと感じさせられたエピソードがいくつも。生産性をもって効率的に動くことの重要性を再確認する。──「できることをすべて行う、と言う精神で、自分の能力でできることであれば何でもやってみると言うスタンス。そのリスクはせいぜい「恥をかく」位のことであり別に失うものはありませんのでできることをできる限り行って、ただ売り込みを続ける、それだけです。」続きを読む

    投稿日:2021.03.08

  • にゃお

    にゃお

    有名人になるということという、タイトルだけではエゴの強そうな内容に思えたが、読了後は妙に納得感があった。

    有名人になるメリット(人脈、通常の行動では得られない貴重な経験、信頼や、社会的責任感の向上)

    デメリット(想像よりも金銭的リターンは多くないこと、他者からの認知と誹謗中傷、プライベートの喪失、自己がメディアを通して歪んで伝わってしまう場合等)

    を冷静に分析されています。

    そして、有名人になれるのは確率論なので、有名人として取り上げられる特徴と、自分からのアプローチが必要なことが、明確に記載されていました。

    特に面白かったのは、「オワコン」と呼ばれることについて記載されていたことです。
    勝間さんのように、目的をもって有名人になれば、たとえメディアへの露出が減っても精神的にダメージは受けづらいですが、有名人になること自体が目的の人は、手段をオワコンにならないよう必死になってしまうということ話で、世の中の「お騒がせ芸能人」が数人浮かんできました。

    勝間さんのことを悪く言うラジオのことも少し言及されていましたが、小学生の時あのラジオをちょうど聞いていて、意味が分からなかったし、勝間さんへのイメージに対するいじめであると思って、むしろ有吉さんのことが嫌いになった記憶があります。
    今、この本で、内心傷ついていらっしゃったのだなあとわかり、なんとも言えない気持ちになりました。
    続きを読む

    投稿日:2021.02.11

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