【感想】チョコレートコスモス

恩田陸 / 角川文庫
(435件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
185
150
60
7
2
  • 読みだしたら止まらない天才女優二人の対決

    恩田陸版「ガラスの仮面」というのが一番わかりやすいかも。
    芸能一家育ちのスポットライトを浴び続けてきた天才女優と
    本能的に演技の世界へと引き寄せられた天才初心者の少女のお話です。

    読者を作品の中にぐいぐい引っ張っていく恩田陸さんらしい作品。
    ネバーランドとか夜のピクニックが好きな人はきっと好きです。
    私は三冊文庫を読みつぶし、とうとう電子書籍版を購入しました。

    買って後悔はしないと思います。
    続きを読む

    投稿日:2014.05.13

  • タイトル?

    芝居というものを現場でみたことがないのですが,こんな世界が本当にあるなら,ぜひ観てみたい。そう思わせる作品です。「ガラスの仮面」とは違った方向で,芝居とは何か,演ずるとは何かを考えさせられます。

    も,とにかく面白かった。多少説明くさいところはありますが,おなじテーマで演ずることに
    どれくらいバリエーションがあるか,などはとても興味深かったです。

    しかし,このタイトル! 最後にタイトルとの関係は出てくるけれど,まったく本筋とは関係ないし,タイトルから内容をまったく想像できない。
    思い入れはあったのかもしれないけれど,タイトルだけは失敗だったのでは・・・?
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    投稿日:2015.10.18

  • 天才すぎ

    天才女優の話。ちょっと凄すぎる。
    けど、それはそれで面白い。

    投稿日:2013.09.24

  • これはガラかめだ!

    一言で言うと、これは活字版『ガラスの仮面』です。

    主人公二人を脳内キャストで実写化、もしくは美内センセイの絵を想像しながら読んでみましょう。
    結構はまります。

    投稿日:2013.09.25

  • 2人の天才

    今まで読んだ恩田陸作品はファンタジー寄りの作品(常野・ネクロポリス)で新鮮な感じがした。

    読み始めると止まらない、読み終わっても続きが読みたくなる。特にオーディションのシーンは熱い。響子と飛鳥がそれぞれ自分の中の迷いの中から何かをつかんで大きく変わる姿に、演じている姿に引き込まれてしまった。この舞台がどうなったのか知りたいし、今後の2人がどう変わっていくのかが読みたい。あとがきに第三部まで構想はあるとの事なので続きが出るのが楽しみ。三部まで出てほしいな。続きを読む

    投稿日:2013.09.26

  • 今後の成長が楽しみ♪

    『ガラスの仮面』を思い出しました。まだ芝居を始めたばかりで、自分の才能に全く気付いていない飛鳥が、どんな風に天才ぶりを発揮していくのか、ワクワクしながら読めました。続編も読んでみたいな。チョコレートコスモスというタイトルにもに惹かれて購入したのですが、なるほど、『コスモス』の意味が深いです。続きを読む

    投稿日:2013.10.11

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ブクログレビュー

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  • ちょびた

    ちょびた

    恩田陸先生の本を読んでみたくて、色々調べていてたどり着きました
    「蜜蜂と遠雷」の方が有名だけど、敢えてこちらを選んだ理由
    個人的に観劇が好きだからです
    地元の小劇団、好きな劇団、好きなユニット、演目、座組、演出家、制作会社で様々観ています

    そこまで演劇に詳しい訳ではないけれど、明らかに「観て楽しむもの」を文字にする作品に純粋に惹かれました

    結論として、文字なのに舞台をその場で観ているような、「観て楽しむ」ことが出来る作品だったようにおもいます
    きっとみんな、舞台を観てみたくなる
    普段何気なくドラマを観たり映画を観たりすることはあっても、生で芝居を観る楽しさ、素晴らしさ、一期一会の衝撃
    その面白さを小説で改めて感じました
    「芝居は役者と観客との共犯関係によって成立するものなのだ」
    の一言に、そう、そうなの!と頷きまくりました

    二次審査のオーディションは読むのを止められず、例にもよって睡眠時間を削って一気読みしました

    最後がなんとも煮え切らなかったのが少し残念
    続編が途中までになっているそうなので、恩田先生には機会を見て是非続きを書いていただき、書籍としてまた舞台を楽しみたいです
    続きを読む

    投稿日:2024.05.10

  • すなっちBOOK

    すなっちBOOK

    これもまたドラマを観てるような本。
    (蜜蜂と遠雷に似てる)
    本で観るドラマはテレビで観るよりもドラマな感じがいいなーって個人的に思う。
    本を観て、舞台が観たくなる・興味が持てるってすごいことだなと感心した。
    なにか一生懸命な舞台を観に行こう!
    続きを読む

    投稿日:2024.04.29

  • Yasuuu

    Yasuuu

    作者あとがきにもあるが、ガラスの仮面のような世界観。面白い、けど、演じている舞台のセリフがあまり頭に入ってこなかった、、、

    投稿日:2024.04.25

  • ちびのまる子

    ちびのまる子

    著者自身もその世界にいたのだろうかと思えるような、取材力?想像力で、その世界を描いている。
    舞台という題材だけれど、人は誰しもそうした葛藤や、夢や、相反する感情を抱きながら生きているという、普遍的な思いが描かれている気がした。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.24

  • 雪

    芝居の世界に対する熱意が伝わってきて、舞台見に行きたくなった。天才がぶつかり合うシーンは凡人の自分には到達できない世界を覗き見れて面白い。続編ずっと待ってます!

    投稿日:2024.03.23

  • Limei

    Limei

    舞台にすごく興味があるわけではないし、559ページというボリュームだし、大丈夫かなと思って読み出したら‥
    まるでオーディションを受ける彼女たちの演技を見ているかのような臨場感で熱気と興奮が伝わってくるよう。
    役者2人の人柄と演技に惹きつけられ、心震え、読むのが止まらずあっという間に読み切ってしまいました。

    演劇の世界。舞台の世界。役者の世界。
    未知の世界ですが、本当におもしろい!
    続きを読む

    投稿日:2024.03.13

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