【感想】キングダム 1

原泰久 / 週刊ヤングジャンプ
(133件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
61
39
17
2
0
  • 500年戦いづつける国を治める王になる男の誕生

    これはおもしろい! 小難しいことではなく、読む快楽を与えてくれるマンガ。中国全体がまだ統一されたことのない春秋時代が舞台なのも珍しく、新鮮。国を追われた嬴政は王を目指し、戦争孤児の信は将軍を目指すふたりの少年は、ひたすら戦い抜いて、頂点を目指します。無数のキャラクターが登場しながらも、しっかりとそれぞれの個性が描き分けられ、埋もれていくことがない。これが連載デビュー作とは思えない力。近代的な武器が発明される前の戦いは、人が人に飛び込み、物理的にぶつかり合う戦闘のみ。戦場の群衆や背景も丁寧に描かれ、遠い時代の遠い場所ということを忘れさせる没入感に、熱と勢いが溢れています。嬴政が始皇帝になるという歴史的事実を踏まえた上でなお、読み進めるワクワクが止まらない歴史ファンタジー。(スタッフI)続きを読む

    投稿日:2013.09.20

  • 三國志とは違った面白さ

    中国の史実にあった物語ですが三國志とは違った面白さで結構ハマります。一兵卒から這い上がる少年と同じ年頃の王が主人公です。
    迫力の戦闘シーンが見所です。

    投稿日:2014.01.03

  • 人間離れした武将たち 史実ベースのファンタジー

    紀元前の中国大陸が舞台。戦乱の世、登場する武将たちが凄すぎる。一応、史実がベースのようですが、何というか北斗の拳状態の人間離れした戦いを繰り広げます。純粋な歴史物ではないので、半分ファンタジーとして楽しめますよ。
    主人公は戦災孤児であり、出身こそは卑しい身分ですが、義兄弟との志である大将軍になるという夢を追い求め、まっしぐらに突き進んで行きます。もう本当にまっしぐらなのでハラハラドキドキ、いつの間にか手に汗握って、次の巻を購入してしまっている自分がいます。
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    投稿日:2013.11.23

  • 主人公のお友達が始皇帝になります(笑)

    「始皇帝が主役の話らしい」と聞いて読み始めてみたのだが・・・
    違うやん!(笑)
    主人公は天下の大将軍を目指す無名の少年・信。
    ある事件がきっかけで出会った髪の毛さらっさらの(←そこ?)少年が後の始皇帝・政。
    秦王とは名ばかり。王宮を追われ命を狙われる政をしぶしぶ助ける信だが、
    やがて二人の間に信頼が生まれていく・・・おお!?何だか素敵に王道展開!
    普通に青春☆友情ものですね。

    実は信のモデルは実在する李信将軍らしい。
    割とマイナーな人物なので、少年漫画の主人公らしい自由な動きができており、
    「歴史モノ」特有の「めんどうくささ」が軽減されている。
    (私はそういうめんどうくささも好きなのだが・笑)
    一方、政の方は始皇帝なので、史料や一般的なイメージとのギャップを楽しむような読み方ができる。
    まあ、そんなめんどうくさい読み方をしなくても楽しい(笑)
    でも、めんどうくさい歴史好きが読んでも重箱の隅をつつくようなところにもおもしろさがあって、二度おいしかったりする。
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    投稿日:2014.09.05

  • 天下の大将軍を目指して

    三国志が大好きなんです。
    連載が始まった時、武将達が武勇を競ったり、軍師達が知略を巡らしたり、戦国春秋時代を舞台にした壮大な戦国ロマンが始まるかと思いきや、なかなかそういう展開にならなかった・・・
    、5巻くらいで追っかけるのを止めてしまったんです。
    でも、最近になってアニメをチラ見したら、期待していた戦術・戦略の世界がそこに!
    そうなの!私が求めてたのは、こういう感じなのよ!

    ・・・最初から読み直すことにしました。

    名前やエピソードはよく聞くけど、歴史上、どうだったか曖昧な人物がぞくそく登場。
    でも、そこまではまだちょっとかかる。
    オープニングは主人公・信を好きになるための助走部分。
    徐々に楽しんでいきましょう!
    続きを読む

    投稿日:2015.01.01

  • 中華統一を目指す今一番熱い漫画

    その名前を知らない人は、ほとんどいないと思われる程有名な普の始皇帝のお話。
    歴史物なので史実をなぞって進んでいく…のだけども、史実には諸説があったり、そもそも記述が無かったりする。そんなところをうまく少年漫画スパイスを加えて描かれている作品。

    とにかく主人公が熱い(熱い最初はちょっとウザめに感じるかも)。合戦では各自知恵を絞った戦略が駆使され駆け引きが熱い。そして猛将たちの一騎当千の活躍や、鎬を削る一騎打ちが熱い。そして政治を巡る謀略の駆け引きが熱い。

    とはいえ、それらが出てくるのは数巻読み進んでからの話。最初は主人公と始皇帝のエピソードから始まる。それなりに面白いのだけど、まだそんなには熱くない。でも決してそこでやめずに是非十巻くらいまで読んでいただきたい。そうしたら多分全巻を買うことになる。

    多少絵柄に癖があって、最初雑誌で見かけたときは正直あまり惹かれなかったけど、これはすぐに慣れるし、慣れたらすごく惹きつけられる。敵の縮尺がたまに明らかにおかしいのは、北斗の拳などでも使われていた相手の威圧感を表現するための意図的なものです。決してパースが狂っているわけではありませんw

    血沸き肉踊る激動の戦国の時代に憧れる人に是非。
    続きを読む

    投稿日:2014.11.01

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  • 司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞
    2012年テレビアニメスタート
    2019年実写映画公開

    「紀元前3世紀。500年に及ぶ古代中国の春秋戦国時代末期を舞台に、中華統一を目指すのちの始天皇、第31代秦王・嬴政(えいせい)と、天下の大将軍を目指す少年・新(のちの李信)の物語。
     戦争孤児の信と友人の漂(ひょう)。大将軍になることを夢見る2人の前に、秦国の左丞相である昌文君(しょうぶんくん)が現れ、秦王にそっくりな漂を影武者として連れ帰る。しかし・・」

    「この作品のストーリーは、史実に基づいているとされている(ただし、史実に記録の無い部分は、創作であると作者は話している)すなわち、歴史上の出来事を叙述した『史記』というネタバレが存在し、秦国も始皇帝も李信も実在していた。『史記』を読むことによって、『キングダム』のストーリーを補完する形で、中国史の勉強ができる。」
    (『東大×マンガ』東大カルペ・ディエム著 p170より)
    続きを読む

    投稿日:2024.04.17

  • 山下このは

    山下このは

    友達が好きって言ってたから読み始めた!おもしろし〜
    めちゃ長編ですがこの冬読み切りたいと思っています。

    投稿日:2023.12.26

  • どーりー

    どーりー

    面白いとの噂は聞き、映画も良かったがずっと手付かずだった。
    が、遂に読み始める。

    期待を上回る面白さ。
    キャラのバランスも良し。

    投稿日:2023.12.04

  • サイズニードゥ

    サイズニードゥ

    このレビューはネタバレを含みます

    めためたおもろい
    最新話まで追いついて、Wikipediaで史実がどうなるかまで調べちゃっても結局こっからどうすんだ?となっておもろい
    ワレブシンの夜這いがくそうぜぇがその分カタルシスが半端ない

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.09.03

  • akane0060

    akane0060

    2022.08.10
    ホントは★★★★★…★!

    この夏の課題図書
    もとい友人からの全巻貸出
    二徹で完走
    これはアツい!!!

    投稿日:2022.08.11

  • tabito8

    tabito8

    一話はそこまで引き込まれない、し死ぬの何となく分かってしまう

    王のキャラがとてもいい

    能力系バトルが多い中でガチバトルを描く気合いと覚悟とその力を感じる

    歴史物はやっぱり壮大な雰囲気あるし、割とそれに合った絵続きを読む

    投稿日:2022.03.19

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