【感想】RDG レッドデータガール はじめてのお使い

荻原規子, 酒井駒子 / 角川文庫
(249件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
47
100
61
11
0
  • 不思議な世界の普通の少女

    巫女である主人公を筆頭に、山伏である幼なじみや忍者の家系の同級生が現れる、現代を舞台にした和風ファンタジー。それらの設定が軽く扱われるのではなく、物語の背景として自然に反映されている本書は、児童文学としても高い評価を得ています。特別な家に生まれたと言っても、主人公の悩みは10代の少年少女が抱えるそれと変わりません。引っ込み思案な主人公に何だかヤキモキしてしまいますが、そうした彼女の成長が本作の大きな魅力になっています。不思議な世界を舞台に成長していく少年少女たち。読みやすく、心地の良いファンタジー小説です。(スタッフI)続きを読む

    投稿日:2013.09.20

  • 主人公に「がんばれ」と声をかけたくなるような作品です。

    学園生活を通して、いろんな仲間に出会って、不思議なことにであって、成長していくファンタジー小説かな。
    こういう物語は大好きです。・・・。内容書けないのがつらいですが、このオーソドックスな展開であることは、
    和風ながらも派手な人物とストーリーを支える土台となり、作品を親しみやすくしています。
    続刊続きますが、「がんばれ」主人公と思いながら楽しく読み進められます。
    続きを読む

    投稿日:2013.09.25

  • 和風ファンタジー

    さらっと読めます。舞台は現代です。巫女ヒロインの山伏ヒーローという方向の設定ですけれど、地に足の着いた感じで話が進みます。

    投稿日:2013.10.03

  • 失敗したかも

    本屋さんの棚で横積みにされているのを見る度に気になっていた本でした
    半額キャンペーンの時に試しにと思い買ってみたのですが
    洋風の物が多いなかちょっと少ない和風のファンタジー
    1巻は自分の殻を破れない主人公の進路の悩みを描くなどと
    まだ軽めの内容ながら
    物語が動き出しそうなこれからに期待が膨らむ予感で目が離せません
    あーあ、セットで買っちゃえば良かったなぁ
    続きを読む

    投稿日:2013.10.10

  • 面白い

    一気に読んでしまいました。
    内気で真面目な気弱少女が少しずつ成長していく姿や、少年少女の反発しながら微妙に惹かれていく様子がまぶしいです。
    6巻まで読みましたが、1巻はこれだけでも完結した内容で、完成度が高いです。
    子供から大人まで楽しめるファンタジーです。
    昔読んだ、空色勾玉シリーズや、風神秘抄もまた読みたいので、ぜひ電子化してほしい!
    続きを読む

    投稿日:2013.09.26

  • ファンタジー

    6巻で完結。
    泉水子と深行がどうなるのか気になって読んでました。
    もうちょっと続いてほしかったなぁ~

    投稿日:2013.10.03

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ブクログレビュー

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  • ふぅ

    ふぅ

    このレビューはネタバレを含みます

    当然であるけれど主人公なのだから、何か特異なことがあると思いながら読み進めるのだけれど…本当に何もできない女の子のまま進んでいく。むしろ周囲がそんな女の子にしていた。

    どちらかというと奔放に育てられた深行と相性が悪いのも頷ける。
    けれど泉水子はそんな殻を打ち破ろうと果敢にも外に出ていく。そこには深行と距離をおきたいという強い意志があったのだろうけれど。

    最後には姫神をおろせる特殊な血筋であることも判明し、守られてるだけではなく外へと飛び出して成長が必要だと自覚するタイトル通り「はじめてのお使い」が実感できるお話。

    まだまだわからないことだらけなので、このあと泉水子がどうなるのか、深行とどんな関係を深めるのか……気になります。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.22

  • PEANUTS

    PEANUTS

    ファンタジー系はあまり読まないけれど
    これは読み進めるにつれハマっていった作品。

    なんだかわからないものが迫ってくる感じは
    ドキドキした。。そして豹変した和宮が怖かった。。

    続編があるようなのでそちらもチェックしたい。続きを読む

    投稿日:2023.12.22

  •  mikitea

    mikitea

    再読。
    初めて読んだ時も深行は意地悪だなぁと思ったけれど今回読み返してみたら思った以上に意地悪だったし、こんなに何も深行は知らなかったけ?と初めて読んだときと印象が変わりました。
    物語の最初の頃と終わりでは泉水子の考え方も変わっていてこんなに変わるものなんだなぁと。
    ファンタジーが読みたいときにはおすすめの作品です。
    続きを読む

    投稿日:2023.09.03

  • Rita

    Rita

    和歌山出身やから和歌山が舞台の小説と聞いて読み始めた。熊野古道の神社に住む中学生泉水子の成長物語。シリーズ1作目やから物語の序章やけど、既にこの世界観に惹かれるし、どんどん謎が出てきてこの先が気になる。絶滅危惧種少女、っていうタイトルも好き。続きを読む

    投稿日:2023.07.09

  • おさちゃん

    おさちゃん


    中学生くらいの時に読んだ以来、久しぶりに目に留まって手に取りました。

    一巻はまだ山から出ず臆病な女の子が自分の不思議に気づき始める話であるけれど、
    この先のワクワクするような物語を思い出すとページを捲る手が止まりませんでした。

    和風ファンタジーで1番好きな作品です。
    続きを読む

    投稿日:2023.05.07

  • てっちゃ

    てっちゃ

    話の初めから物語に引き込まれ、読むほどに続きが気になり、、、あっという間の読破。見事に荻原沼にハマりました笑 話のテンポも良く、登場人物の気持ちを会話以外の行動など、合間にある一文で流れるように表現していて、情景が浮かびやすく、絶えず想像の映像が頭の中で流れた。素晴らしい作家に巡り会えて嬉しい!
    続きを読む

    投稿日:2023.03.25

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