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石田衣良 / 文春文庫 (102件のレビュー)
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総合評価:
thutomu
IWGP第7弾
シリーズ第7弾。 お馴染みの登場人物に新たな物語と登場人物が絡んでいく。 良く言えば安定の面白さなんだろうけど、悪く言えばマンネリも感じた。
投稿日:2021.06.20
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かのん
このレビューはネタバレを含みます
【2024年76冊目】 電話弁慶の振り込め詐欺師、池袋のエウリアン、放火をしてしまった少年、そしてGボーイズのキングとナイトを巻き込んだ冬の大戦争に忍び寄る影。池袋ウエストゲートパーク第七弾。 池袋ウエストゲートパークシリーズは読んでると結構うるっと来ることがたびたびあったんですけど、「バーン・ダウン・ザ・ハウス」は今までで一番泣きました。誠もこういう時泣いてるのが、またすごくいい。主人公と読者が遠くて近いみたいな絶妙な距離感なんだなと気付かされました。 もう一つ、今までも描写はあったけれど気づいていなかったこととしては、誠がものすごく考える人間だということ。名探偵のように調べ物をして、はい、事件の真相はこれです!とはならず、じっくりと考えて手を打つんですよね。一銭にもならないのに、誰かのために一生懸命になるその姿に惹き付けられるんだろうなぁと。私はあんまり考えたりしない人間だなと思ったので、誠を見習わねばと思ったりしました。 表題作は誠とタカシの友情物語ということでわくわくしながら読みましが、良かっ…た…!1人で警護に来てくれるタカシ、かっこよ…。ますますこんな人間おらんやろ、できすぎやろ、みたいな気持ちが高まると共にタカシの魅力にどっぷりと浸かっていっているような気がします。誠というかけがえのない存在がいるからこそ、光る気もするというか、互いに互いを光らせるというか。めちゃくちゃいい友情過ぎる。 今作ばっかり読んでるのもあれかなと思いつつ、やっぱり手を出してしまう。次作も続けて読もうかな。
投稿日:2024.04.05
ゆっくり
久しぶりに主人公が主役の話が収録されているな、というか主人公が主役にならない話の方が圧倒的に多いシリーズも珍しいなと今更ながら気づいた。社会問題とそれに雁字搦めになった人をトラブルシューターとなって救…う(救おうとする)という流れが一貫しているのにずっと面白くて良い。問題は白黒ハッキリつくまで解決しないこともあるけれど、人は変われるっていう気持ち良い話が多いのでめっちゃオススメです。続きを読む
投稿日:2024.03.17
華麗なる義塾
マコトとキングが降りかかる問題を乗り越え、信頼を深め合っていく姿は、ストリートの友情といった感じでカッコいい! 時折、氷の王様に似つかわしくない甘い一面を覗かせるキングには少しムズムズするが、、笑
投稿日:2022.11.06
キじばと。。
「要町テレフォンマン」は、特殊詐欺にかんする話で、「詐欺師のビーナス」は、絵画商法にかんする話です。 「Gボーイズ冬戦争」は、Gボーイズ内での抗争がえがかれていますが、その背後には過去の事件でマコト…が人物の関係者がいることが発覚します。このエピソードそのものは、あまり派手な動きがあるわけではありませんが、「影」と呼ばれる人物が登場しているのが目を引きます。今後、シリーズのなかでどのようなかたちでマコトたちにかかわることになるのか、すこし気になります。続きを読む
投稿日:2022.04.26
ベーダー
池袋シリーズでもこの巻はかなり好き。 すべての話が良いのだが、特にバーンダウンザハウス、Gボーイズ冬戦争は名作。 今読み返してみると、「ザファブル」は「影」からもかなり着想を得たんじゃないかなと感じ…る。続きを読む
投稿日:2021.03.18
ケンシロウ
「バーン・ダウン・ザ・ハウス」と表題作の「Gボーイズ冬戦争」が良かったな。でも流石に七作目になるとマンネリしなくもない、、 第二部とかどうなるんだろ、、
投稿日:2020.12.22
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