【感想】ストロベリーナイト

誉田哲也 / 光文社文庫
(1005件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
177
389
310
55
13
  • 連続ドラマとは違う物語展開に興奮

    竹内結子さん主演のテレビドラマ「ストロベリーナイト」の原作。
    私は連続ドラマでしか見ていませんでしたが、独特の世界観に興味を引かれ原作を読んでみました。

    連続ドラマでは、『ソウルケイジ』『シンメトリー』『感染遊戯』が原作だったそうで、私の原作を読んでみたいという思惑とは違いましたが、独特の世界観は健在。魅力あふれる人物もそのままで読み応えのある本でした。

    この本を読んで、逆に単独テレビドラマとして放送されたのも見てみたくなりました。
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    投稿日:2013.09.24

  • 姫川玲子シリーズ第1作

      累計数百万部と言われる姫川玲子シリーズの第1作!!
      警視庁捜査一課姫川玲子警部補、殺人事件に関わる捜査係の主任として、共通点がなさそうな事件とともに出会った謎の言葉「ストロベリーナイト」! この言葉の意味するところを追って、姫川玲子警部補をはじめ、個性的な登場人物が活躍します。
      姫川警部補は、鋭いカンと嗅覚を持つ若い優秀な警察官ですが、決して名探偵ではなく、人間としての弱さも持っています。スピード感のあるリアルな警察捜査と事件の内容は、この作品の魅力でもありますが、私には、怖く感じる部分が含まれていました。今後の姫川警部補の成長が気になる本作でした。
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    投稿日:2013.12.31

  • ドラマも面白かった

    捜査方法の行き違いや刑事同士の確執など警察小説としても楽しめます。直感で捜査する姫川玲子の過去や、同僚刑事の死など犯人探しの過程で様々な事件が起こります。ラストも意外でしたが、何となく冒頭から怪しいと思わせる人物もいたりと、ミステリー要素も満載でした。殺人ショーの場面が生々しくて気持ち悪い。続きを読む

    投稿日:2014.04.07

  • 事件現場を追う、女の生き様

    誉田哲也の女刑事「姫川玲子のシリーズ」第一弾。あまりに凄惨な殺害現場は、犯人の抑えきれない憎しみの表れか、それとも単なる猟奇性なのか。タイトルの「ストロベリーナイト」は、インターネットで参加者を集って参加者内から犠牲者を決め、ゲームでもするかのようにターゲットを殺害していくという恐ろしき犯罪ショーのこと。遊び半分にも匿名サイトにアクセスして、オンラインで集う様々なコミュニティに気軽に参加できる昨今、突如殺人の標的にされてしまうという設定には寒気がしてしまいました。過去に自らを襲った事件のトラウマを抱え、犯罪を憎む姫川。殺人犯を追う姫川の姿には、警察の正義という論理とは別に、復讐心とも言えるる女の強い憤りが垣間見えてきます。(スタッフO)続きを読む

    投稿日:2013.09.20

  • アンダーグラウンドな世界

    インターネットがはびこる今なら、リアルにあってもおかしくない世界を描いた作品。
    死体の始末の不備から露見し始める、恐ろしい真実。
    狂気の世界を知っていけば知るほど、人間ってこんなに残酷なのだろうかと考えさせられました。続きを読む

    投稿日:2013.09.26

  • 男目線で作られた女性主人公かな?

    ドラマの再放送を見て、遅ればせながら読みました。
    ドラマも所々しか見てないので、初めて見るお話で面白かったです。
    でも、読みながら目を背けるようなところもあり、姫川玲子なんていう女性が主人公でも、あくまでも男性向けの小説だな、と感じました。
    でも、続きはよみますよ。
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    投稿日:2015.02.03

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ブクログレビュー

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  • hira1

    hira1

    audiobookで読了
    現実にはありえないだろうというような所もあったが、ストーリーはおももろかった。
    これがシリーズ1作目なので、順に読んでいきたい。

    投稿日:2024.05.16

  • サンキューサンチュー

    サンキューサンチュー

    ノーマンズランドを読みおえて姫川玲子シリーズを最初から読んでみようと思った。予想した以上にストーリー惹き込まれてしまった。うまく表現できないが活字から放たれた目を背けたくなるような情景にリアリティがありラストの展開…しびれました。姫川玲子シリーズに没頭することが決定しました。続きを読む

    投稿日:2024.05.16

  • maco2022

    maco2022

    このレビューはネタバレを含みます

    オーディオブック
    読了日は不明のため追加日で登録
    主人公の過去のトラウマはストーリーに必要だから付与されている、という感じがしてしまい、いまいち没頭できなかった。
    昭和的な価値観が随所にみられるのも気になったが、2008年出版なので、もしかしたら出版当時に読んでいたらこれは気にならなかったかもしれない。
    それか、昭和感は意図的なもので私がこの本のターゲット層ではないというだけかもしれない。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.05.07

  • nono

    nono

    「マリスアングル」を読み終えて、姫川玲子シリーズを最初から全部読んでみようと手に取った。
    もう読むのは3回目くらいの本書、粗筋は判っているし犯人も知っている。ここでは登場人物の配置や立ち位置をしっかり頭に入れておく。と云ってもシリーズ全部読んだので一応知っているんだけど。姫川には妹がいたこと、手柄はガンテツがさらっていったことは覚えていなかった。さて次は「ソウルケイジ」

    作品紹介・あらすじ
    溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された。警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子は、これが単独の殺人事件で終わらないことに気づく。捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは?クセ者揃いの刑事たちとともに悪戦苦闘の末、辿り着いたのは、あまりにも衝撃的な事実だった。人気シリーズ、待望の文庫化始動。
    続きを読む

    投稿日:2024.05.06

  • ねこむすめ

    ねこむすめ

    描写がグロテスクな表現型たくさんあったが、それもこのキャラクターには必要なことだと思う。たまにサイコパスであることの意味というか、こうならなきゃいけなかった原因みたいなものが弱いことがあるけど、この話は違った。そこがとてもはっきり書いてあり、納得したい私にはとても良かった。
    姫川玲子のキャラクターや、ひらめきも彼女の頭の中の思考回路を描いてくれているのがとてもよい。まるでその人であるかのように心情を書いていたので、入り込んで読むことができる。
    恐ろしい事件だけど、すぐに読むことができた。この作者の文章の組み立て方と、無駄のない感じ、このシリーズを全部読んでみたいと思った。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.20

  • きなこもちこ

    きなこもちこ

    なかなか描写がグロいところがあるので
    苦手な人も多いかも…
    映像化もされているみたいですが
    私は小説で充分かな。
    また続編もあるみたいなので読んでみます

    投稿日:2024.04.20

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