waituさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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RoadSter Days
神塚ときお / Jコミックテラス
日本製スポーツカー、ロードスター
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ロードスターにまつわる短編4編からなる物語。
また、4編それぞれ 初代NA、NB、NC、NAとフルモデルチェンジされた3車種が出てくるので、どれか所有してると更に話に愛着がわくのでは。
ス…トーリーは所有者なら納得できる、スポーツカーかつオープンカー・人乗らない・物積めない・パワーがないといった現在売れ筋のクルマとは正反対の特徴を持つロードスターならではの物語ばかり、興味のある方ロードスターの世界を覗いてはみませんか(笑)新しいクルマの世界が見えてくるかも?
追記 作者さんは現在、闘病されてるのですね。非常に楽しんで読ませて頂きました。拙い感想ですが少しでも励みになれば幸いです。
続きを読む投稿日:2019.03.03
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ばくおん!! 11
おりもとみまな / ヤングチャンピオン烈
バイクもしくはモータースポーツ好きの為に
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今やかつての様なバイク漫画はほぼ全滅したこの時代に、萌え漫画の体裁を借りて12巻出ている事が奇跡的。
この巻に限らずこの作品を読んでると、たまにどこへ主眼を置いてるか混乱する。
あからさま…な「けい○ん」パロディ?メーカー信仰とその揶揄?ドぎつい下ネタ?(作中のキャラが解ってないのがほとんどだが)クソマニアックなバイクうんちく? 年代層が高すぎるオマージュ?これらがほぼ同格で出てくる。(主眼が解らないという意味では銀魂に近い)
しかし、この漫画を読みたくなる最大のポイントはバイクを魅力的に魅せてる点である。
バイクに乗る理由。ツーリングの魅力、サーキットの面白さ、そして日常の通学。バイクの良さ悪さ、不便さまで伝えてくれる。そして思うのであるバイクに乗りたいと。
そう考えるとこれは作者によるバイク啓蒙漫画なのである。日本には世界に誇る4大メーカーがある。乗らないなんて損!って思い始め、免許取得を考え始めた私はまんまと罠にハマった気がする・・
ドライブっていう観点から、クルマ好きが読んでも面白いと思いますよ。
続きを読む投稿日:2019.02.17
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大長編ドラえもん4 のび太の海底鬼岩城
藤子・F・不二雄 / 月刊コロコロコミック
長編物では最高傑作の1つ
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ネタバレ含みますので、要注意。
小学生当時読んでて、ここまで核兵器の恐怖を感じさせる。本はなかった、しかもドラえもんで。
80年代当時の世相が反映されており、火山活動を敵の侵略と見なした敵…(AI)が一斉に核ミサイルを地球全土に打ち込むといった話が出てきます。
なんか今でも、いや今だからこそリアリティーを感じる話になってます。そんな話の中でドラえもんが核ミサイルが発射されると「地球は虫一匹、草一本残らない死の星になるんだ」と放つセリフに小学生ながら震え上がりました。
最後の特攻じみた自己犠牲など、戦争経験者である先生のリアルが出ており、いささかやり過ぎ感もありますが、中弛みする事なく一気に読ませてくれます。
大長編シリーズでは個人的に恐竜から魔界大冒険までが珠玉の出来で、中でも海底鬼岩城は最初のピクニック気分からシリアスへ持ってく手腕が見事なので是非読んでみてください。
続きを読む投稿日:2018.11.04
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ゆるキャン△ 6巻
あfろ / COMIC FUZ
各務ヶ原姉妹と野クル ピンチ編
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TVアニメの評価も上々な様で、作品をきっかけに冬キャンに興味を持った方もいるとかいないとか。
今やどの書店でも今期アニメ化コーナーに単行本が山積みされてますが、単行本2巻を発売日買いに行った所、…どこも取り扱いがなく、書店めぐりしたのがウソの様じゃよ。
人気が出て嬉しい反面、寂しいファン心理(笑)
今回は各務ヶ原姉妹の話が良いですよね。お互いを思いやる気持ちが伝わってくる名エピソードだと思います。
また冬キャン素人の野クル3人がピンチに!
ますます幅の広がる ゆるキャン。リン達には日本全国を巡り歩いて欲しいですよね。
続きを読む投稿日:2018.03.05
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とんがり帽子のアトリエ(1)
白浜鴎 / モーニング・ツー
素直に面白い!
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いやあ、驚いた!とにかく面白い!
ありきたりな魔法ファンタジーっぽくありながら、色々なオリジナルの設定が効いていて全く飽きさせない。更に物語の運びにあざとさが見えない、描いてる人の思考が駄々漏れ…じゃない。故に先が読めない。
それに加え、恐ろしい程の画力。かと言ってリアル過ぎず、デフォルメさせ過ぎず(時折ギャグ調の絵になりますが、それも可愛い)のバランス感覚も素晴らしい。
物語と絵の調和なのか、悲しいシーンでもないのに、読んでて涙出てきた(笑)
最近、面白い漫画が無いって人は是非読んでください!
続きを読む投稿日:2018.01.01
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ぱらのま 1巻
kashmir / 楽園
一人旅のバイブル(?)
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一人旅も良いものだと思わせてくれます。
気分次第で好きなとこへ出かけ、その時々に合わせて選択肢を選ぶ。
作中、「行きたいとこへどんどん行こう」と主人公は言ってますが、人目を気にする現代人は…一人旅は寂しいと思われそうで、中々行かない物。
しかし、彼女の身勝手(?)過ぎる行動を見てると、なんでも(究極、出掛けない事すら)ありだと気付かせてくれます。
定型文の様に決まったルートだけでなく、色々行ってみよう!と思いたければ一読をオススメします。 続きを読む投稿日:2018.01.01