トトラッシュ@さんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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善悪の屑(1)
渡邊ダイスケ / ヤングキング
初期の“闇金ウシジマくん”がお好きな方はハマるかもしれませんね。
7
必殺!仕事人のように、救われない被害者のために復讐を代行するカモとトラの2人が主人公です。
拷問シーンが多く、少々胸糞が悪くなる作品ですが、実際の事件をモチーフにしているため、
少し気が晴れたよう…な気もしました。
ちなみに絵は“ザ・ファブル”の南勝久のような上手いような、下手なような感じです。
初期の“闇金ウシジマくん”がお好きな方はハマるかもしれませんね。 続きを読む投稿日:2016.05.23
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ドラえもん(1)
藤子・F・不二雄 / 月刊コロコロコミック
藤子・F・不二雄の最高傑作
7
皆さんご存知、ドラえもんです。
初期のドラえもんはSF+ブラックジョーク満載です。
これこそが藤子・F・不二雄の真骨頂なんですよね。
大人になって読み返すと、よくこんな内容が連載されていたな・・・と思…うとともに、
良く練り込んだ漫画だったんだな、と感心します。
初期型ドラえもんのコンビニのおばさん店員のような雰囲気が、改めて読むと奥が深いですね・・・
30歳以上の方、是非読み返してください。子供の頃とまた違う感性で読み返すべき、名作です。
特に6巻、7巻はドラえもん好きなら必見です。
続きを読む投稿日:2015.07.14
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ONE PIECE モノクロ版 79
尾田栄一郎 / 週刊少年ジャンプ
こういうワクワク感がワンピースの面白いところ。
5
ドレスローザ編が完結。
ルフィがドフラミンゴを倒すところが山場かと思いましたが、
最後にようやく四皇のひとり、百獣のカイドウが登場します。
こういう新キャラの登場のさせ方が相変わらずうまいですね。
あ…とは闘技場でサボとルフィが出会うシーンの詳細があって、非常に面白かったです。
続きを読む投稿日:2015.11.04
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ヴィンランド・サガ(18)
幸村誠 / アフタヌーン
懐かしい顔ぶれ登場。"侠気のトルフィン"に鳥肌。
4
17巻のヒルドとの悶着が終わったところから、トルフィンがヨーム戦士団の次期団長を勧められるところまで
掲載されています。
懐かしい顔ぶれの登場に思わず、嬉しくなりました。
またトルフィンも"侠気…のトルフィン"と呼ばれていたころを髣髴させる戦闘シーンの描写に鳥肌でした。
久しぶりの新巻なので忘れていた設定もちらほら。久しぶりに読み直そうと思います。
あと"シグやん"がどんどん好きになってきた・・・こういうキャラも本作の魅力ですね。 続きを読む投稿日:2016.08.24
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ザ・ファブル(1)
南勝久 / ヤングマガジン
『なにわ友あれ』のようなまったりとした展開。
4
“寓話(ファブル)”と呼ばれる天才殺し屋が主人公です。第1話ではその凄さを見ることができます。
ただ本編では“殺し屋”として、ゴルゴ13のようにひたすら依頼をこなすわけでもなく、
社会勉強と称して、い…つの間にやらまったりとした“一般人”としての生活を過ごし始めたところです。
まだ始まったばかりなので、これから佐藤(仮)兄妹がどのような渦に巻き込まれるのか?
はたまた、まったりとしたまま連載が終了するのか、予断を許しません・・
前作『なにわ友あれ』のように、作者の独特の関西のノリやテンポが炸裂していますが、私個人は大好きです。主人公:佐藤(仮)の少しとぼけたところも面白いですね。
『なにわ友あれ』や『ビーバップハイスクール』のように日常生活に潜むさりげないギャグが好きだった方にはぴったりと思います。
PRS-T3S:ちょっと暗い感じがしていますが、十分に読めました。
XperiaZUltra:非常に見やすかったです。 続きを読む投稿日:2015.05.14
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狂四郎2030 1
徳弘正也 / スーパージャンプ
名作。本当に色々な人に読んでほしい。
4
『ジャングルの王者ターちゃん』の作者、徳弘正也の名作です。
もう20年近く前の作品ですが、善悪とはなにか?愛とは何か?という重いテーマが散りばめられており、
そのテーマの元、現代社会に通ずる社会情…勢を舞台に、主人公;廻狂四朗と、ヒロイン:ユリカが
それらに振り回されながらも、たくましく生き抜く姿が、圧倒的な表現力で描写されていきます。
連載当初、徳弘正也ファンの私も、1話から下ネタ全開でずっこけましたが、読むにつれて、
その世界観にはまってしまいました。
まずは“八木編”が完結する5巻まで読んでみてください。5巻までにこの漫画、いや作者の徳弘正也の
魅力(私は良い意味での陰湿さだと思いますが・・・)が詰まっていると思います。本当に大好きな作品です。
是非、お読みになってください。 続きを読む投稿日:2016.07.01