ツナさんのレビュー
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64
このユーザーのレビュー
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ハイキュー!! 17
古舘春一 / 週刊少年ジャンプ
ととと取り急ぎ
1
本編のレビューは省きます。←おいコラ
他の方も書かれております番外編。
番外編ついてるんだラッキー☆なんて思ってたら大間違いでした。
なんと12ページもあるじゃないですか!
ラッキーどころの話じゃな…いですわ!内容も濃いし!
これもう青城(特に3年)好きな人には読んでもらいたいです。
番外編読んでからの17巻読み返しは涙腺決壊注意報ですよ!
続きを読む投稿日:2015.08.09
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夜の床屋
沢村浩輔 / 東京創元社
解説読んで驚いた
0
前情報無しのジャケ買いだったから、なおさら驚いた。
短編集を読む際、どの話が既出でどの話が書き下ろしかを今まであまり気にしていなかった自分が恥ずかしい。
そして、解説を読んでそれを知ってしまったからに…はそこに驚かずにはいられない。
静かでやわらかで少し不思議な雰囲気はタイトルや表紙のイメージ通り。個人的にストライク。
ただ、あえて客観的な視点でひとつ忠告するのならば。
この本、本格推理ミステリーという視点で読むと、違和感や物足りなさがあるかもしれない。
決して謎がないのではないし、謎解きが面白くないわけでもない。
この本の主軸は、謎を解き明かすところではなくもっと別のところにあるのだと思う。
ハンパない構成力。恋に落ちそうだ。
続きを読む投稿日:2015.05.30
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ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~ 1
ハシモト, 松駒 / MFコミックス ジーンシリーズ
私もニーチェ先生に蔑まれたい
8
twitterの内容等一切知らない状態で本屋で帯&ジャケ買い。
手元に実物の本があるにも関わらず常に持ち歩いていたくて電子書籍でも購入。
つまりは、同じ本を、2冊。
”ニーチェ先生”とは深夜のコンビ…ニで「お客様は神様だろうが!」と激昂する客に「神は死んだ」と言い放った新人バイトのこと。
人を人と思わない彼の言動一つ一つが非常に興味深くて、結構ひどいこと言っているのに妙に共感・納得できたりもして。
おそらく基本は1つぶやき=1ページ構成なのかなと思われますが、ニーチェ先生のことだけでなく松駒さんご本人や
先輩、店長、幼馴染みのエピソードも綴られています。内容もブラックなものから心温まるものまで様々です。
日々の出来事をエンタメ性溢れる表現に昇華できる感性って素晴らしいなと思いました。 続きを読む投稿日:2014.05.17
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ハイキュー!! 7
古舘春一 / 週刊少年ジャンプ
菅原好き必見。
2
腐らないで続けてきた努力が実を結ぶ。
よかったね菅原、この巻のキーパーソンはお前だよ!
化学変化は、どこでどう起こるかわからない。
中学の及川におきた心境の変化は、岩泉が起こした化学変化なんだろうな…と思います。
もうどっちのチームを応援していいかわからなくなってきました・・・
続きを読む投稿日:2014.04.19
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ハイキュー!! 6
古舘春一 / 週刊少年ジャンプ
vs伊達工、決着。
2
そして翌日の相手はシード校、青葉城西。
チャラチャラでスマートでカッコイイ及川だけでなく、したたかで努力家でひたむきな及川も見ていただきたいです。
試合シーンが続きますが、単調な感じがないです。かとい…って目まぐるしくて見づらいわけでもない。
おそらく構図とかにものすごく配慮されているんだろうなって思います。
茂庭キャプテンは本当にいい仕事しますね!ちょっと泣きそうになりました。
あ、あと田中はもっとモテるべきだと思います。 続きを読む投稿日:2014.04.19
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もしもし、還る。
白河三兎 / 集英社文庫
大人向け、暗め。だけど面白い。
5
昨年ダ・ヴィンチのプラチナ本と紹介されていてずっと興味を持っていた本です。
抗えない何かに巻き込まれながらも最善を模索しようとする主人公。
電話ボックスの中にいる現在と、主人公の思い出(過去)が交錯し…、離れ、また交わる。
いくつかの有名なパラドックスが登場し、物語が展開するうえで重要な役割を果たします。
個人的にこういう伏線貼りまくり計算しまくりの構成は大好物です。
主人公や他の登場人物の持つ性格のせいか全体的に低めのトーンで、結構ディープな話も淡々と語られていきます。
最終的に最善の選択をしたはずの結末も決してGOODENDという感じではないのですが、
それでも私の読後に残ったのは不快感ではなく奇妙な満足感でした。 続きを読む投稿日:2014.04.05