さむくらさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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俺物語!! 12
アルコ, 河原和音 / 別冊マーガレット
猛男の魅力再発見!大和との交際にも試練が…
8
まずは前巻からの続き、転校生田中問題。砂川と猛男の友情を確認しつつ、男友達エピソード。見栄を張ったり、リア充ぶらないとツラい、若者の気持ちもちょろっと。
大和が父親の仕事の関係でスペインに!?遠距離…恋愛になってしまうふたりは、再会を信じて出発まで思い出をたくさんつくろうとする…。ネタバレしない程度にしか書けないのがもどかしいですが、今回は珍しく大和がぶっ飛んだ行動を…。
状況をどうすることもできない子どもでも、自分の心は決められる…今回一番刺さった言葉でした。大人になっても同じかも。
本編ラスト数ページは切なすぎる…
と、その後に番外編が2本あるので、切なさリセットされてしまいました。
幸せな続きを早く読みたいです。 続きを読む投稿日:2016.08.24
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宇宙兄弟(27)
小山宙哉 / モーニング
ラストシーンは独りの場所で読むべし!
8
月に着いたムッタ、そしてISSにいるセリカとエナ。
ALSの薬を作るため、宇宙で実験を繰り返すセリカを貶めようとする卑怯な例の男(怒)
ネットでの中傷が大きくなり、JAXA、NASAそして文科省まで巻…き込んで、大きな問題になっていく…。まさに現代日本で起こり得そうなこと。
今まで、ポジティブで可愛いセリカを見てきたけれど、そんな彼女が苦しんで悔しがっている。
読み進んで、やりきれない気持ちにもなりました。
そんなとき、月にいるムッタが彼女にしてあげたことが、余りに自然なエールで、素敵だった!
そして、もちろん側で支えるエナも、ISSの仲間達も。
無重力空間に浮かぶ水滴、最後のシーンは涙なしには読めないので、人前で読むのはやめた方が良いです。独りで浸って、何回も読みたい。 続きを読む投稿日:2015.11.19
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All You Need Is Kill 1
桜坂洋, 竹内良輔, 安倍吉俊, 小畑健 / 週刊ヤングジャンプ
ハリウッドイメージがつく前に、小畑健氏の美麗なマンガで!
7
読もう読もうと、原作を読めていなかったのですが、小畑健氏が描いたということで購入!2冊で完結するので、オススメ。
素晴らしいアクション漫画です。戦闘を繰り返す度に、主人公がどんどん病んで、研ぎ澄まされ…ていく。また、けた違いの強さを持つヒロインにも理由が…。何度も死を繰り返し、終わりが見えない戦いという、想像のつかない世界観。
ハリウッド映画のイメージがついてしまう前に、日本のイメージで読むならこっちかと。小畑氏ってこんなアクションも描けるのか!?と、某スーツの描写も、ギタイの姿も、必読! 続きを読む投稿日:2014.06.20
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魔法使いの嫁 5巻
ヤマザキコレ / 月刊コミックブレイド
主人公以外の2つの愛と恋の物語
7
前巻から続いたリャナン・シーとジョエルのお話から。
リャナン・シーは本来の"愛し方"ができないくらいジョエルを見て苦しみ、チセはできることをしてあげたいと頑張る。
ジョエルの最期は泣けました。
今回…、チセはまたしても命の危機に陥るけれど、新しく妖精の医者が登場。チェンジリングは出るかな?と思っていたので期待通り。
もうひとつのお話は、シルキーとスプリガン。なんだこのかっこよさは!?そりゃ惚れるよ!
エリアスがチセに対して無言で見つめるシーンがいくつかあるのですが、言わずとも通じる感じがしてきてほっこり(ルツもぐるになったり)。
ヤドリギの下ではキスをして良いシーン。チセもしっかりエリアスの顔色ならぬ骨色?を読めるようになりました!
続きが気になる終わり方はまたしても。 続きを読む投稿日:2016.03.10
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進撃の巨人(18)
諫山創 / 別冊少年マガジン
エレンの両親の過去判明!そしてウォール・マリア最終奪還作戦開始!
6
前17巻の終わりで、ライナーと戦っていた獣の巨人の正体とは!?そして、エレンが思い出した記憶の欠片の中の人物は、まさかの頭突きの教官・シャーディス!
彼から語られた、エレンの父・グリシャとの出会いと関…わり、そしてエレンの母との過去と贖罪。(ハンネスさんも忘れずにw)1巻であっさり死んでしまったエレンの母の言葉が、あの訓練に繋がるとは!?
調査兵団の宿舎での食事、喧嘩、芋女の暴走(笑)、懐かしいシーンの再現のようでいて、まったく新しい戦いへの意気込みが描かれる。
ウォール・マリアでは作戦中アルミンの頭脳が冴え渡り、兵長ももちろん活躍!しかし、ライナーとベルトルトが待ち構え、そして獣の巨人と予想外の巨人の○に驚愕。
相変わらず気になりすぎる終わり方だが、久々に兵団と巨人の戦いが本格化してくる。
17巻までをざっくり読み直してから読むと尚盛り上がります! 続きを読む投稿日:2015.12.08
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進撃の巨人(21)
諫山創 / 別冊少年マガジン
とうとう地下室にたどり着き、そこで何を見たのか!?
7
エレンとアルミンの出会いの回想シーンから始まる21巻。
調査兵団の生き残りは皆満身創痍でわずか…。しかしエルヴィンとアルミンが命を懸けた結果、ベルトルトとライナーをとうとう捕らえ、獣も撃退した!捕らわ…れた二人のその状態たるや…グロ苦手な人は厳しそうなので要注意。
サシャの空気読まないところに一瞬救われたり…。
今回とうとう目的の地下室に至ることは表紙からわかっていたけれど、その前後でまったくストーリーが異なっている。
リヴァイが直面する究極の選択、そして、エレンの父グリシャの物語。
今までの戦いとはまったく違う展開に戸惑うが、これが様々な謎の解決に繋がると思うと読むしかない!新たな地理、政治、勢力図に、まだまだ先は長いのだと予想され、嬉しいような残念なような…。
獣の巨人・ジークの正体が判明すること、新たな巨人が誕生すること、そして何よりまた仲間を失うこと…衝撃が詰まった巻でした。 続きを読む投稿日:2016.12.08