カズさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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舟を編む
三浦しをん / 光文社文庫
”コトバを意識する”ことの大切さを教えてくれた本。
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辞書の編纂という仕事の存在さえも忘れていた私に、言葉のもつ”力”を再認識させてくれた。大渡海、欲しいです!笑
投稿日:2014.12.23
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黒猫/モルグ街の殺人
ポー, 小川高義 / 光文社古典新訳文庫
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ドストエフスキー 父殺しの文学 (上)
亀山郁夫 / NHK出版
”父殺し”とは何なのか。
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ドストエフスキーの小説はどこから生まれて来たのか。ドストエフスキーとは何者だったのか。いくつかの角度からそれらについて考察されている。
卒倒した青年もいるという、”晩年の演説”というのが気になって仕方…ない。 続きを読む投稿日:2014.12.23
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対岸の彼女
角田光代 / 文春文庫
時間をかけて読み直したい。
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人付き合いってなんなんだろう。自分のため、人のためってなんなんだろうと考えながら読んでいた。
読み進めていくうちに、どこかに感じる違和感と感情の波にのまれ、気づくと涙を流していた。
この人の作品を他に…も読んでみたい、と直観的に感じる作品に、作家に出会えた気がした。 続きを読む投稿日:2014.12.23
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悪の教典(上)
貴志祐介 / 文春文庫
ページをめくる(ボタンを押す)手が止まらない。
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ReaderStoreだけに止まらないボタンではありますが、この作品、読みたい。もっと読みたい。どうなるのこれ??気になる気になるが止まりません。一気に読み通しました。
過去に自分の読んだこの手の小…説は、被害者/容疑者のどちらかの”応援”をしながら読み進めていたように思います。しかし、悪の教典においては、ハスミンの特異なキャラクター性を支持する気持ちと、その残虐性によって生じる被害者への同情の気持ちがせめぎあい、”どちらも応援”している、という自分の中での常識を覆す、新たな状況に遭遇し、ある意味においては戸惑いながらも、最後まで”どちらも応援”し続けました。
戸惑い続ける私にも、もしかすると読み慣れた読者の方にも、同じようにページをめくらせる。そんな作品だと感じています。 続きを読む投稿日:2014.12.23
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一分ノ一(上)
井上ひさし / 講談社文庫
おもしろくてずっと読んでいた。
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長そうだなぁと思いながら読み始めたのだが、ずいぶん予定より早く読み終わってしまった。どうなるんだニッポン、どうなっちゃうの?これ?????
投稿日:2014.12.23