レビューネーム未設定さんのレビュー
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戦星のバルジ 2
堀越耕平 / 週刊少年ジャンプ
これで終わりなのが少々残念
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裏切り、失望、絶望・・・戦渦中に起きた様々なこと、異星人に追い詰められて人の心が疲弊していく。
異星人に侵攻され、ほとんどの町が異星人の支配下におかれる中、アストロとティアマトがダークエネルギーを使…う強力なボスを倒しに行く話。アストロの秘密なとが明らかになるが、ティアマト以外にその秘密を知られる事を拒んだアストロ。
さあ、世直しのため新たな旅立とう・・・って終わり方でしたね。定番の終わり方と言える。
今後が気になるアストロの育ての親のブラック、生死不明のバルジ王子はどうなったのか。など、いろいろありますが、綺麗にまとまってましたね。ここから面白くなりそうだったので、この巻で終わりなのが残念。
バルジのおまけ漫画もありました。 続きを読む投稿日:2017.06.03
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うりこひめとあまんじゃく ~【デジタル復刻】語りつぐ名作絵本~
西本鶏介, 池田げんえい / 【デジタル復刻】語りつぐ名作絵本
うりこひめが死んでしまうパターンの絵本
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ちぎり絵風の柔らかい絵本ですね。内容はサスペンスですが。
わずか数ページの絵本です。絵がメインで字は小さめ。
瓜から生まれたうりこひめが留守番中にあまのじゃくに騙されて戸を開けてしまい・・・
…
と言う話。 続きを読む投稿日:2017.06.06
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アトム ザ・ビギニング1(ヒーローズコミックス)
手塚治虫, ゆうきまさみ, カサハラテツロー, 手塚眞 / 月刊ヒーローズ
アトムのプロトタイプが成長していく話
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なんか特徴のある鼻の大学生だなと思いきや、お茶の水の学生時代の話でした。天馬とお茶の水がA106のプロトタイプをやっと形にしたが、もっと研究するには研究費が足りないと言うわけで、A106と一緒に着ぐる…みバイトしたり、引っ越し業でバイトしたり、最後には高性能のAIロボと戦う途中で1巻終了。
生みの親の為に戦うことにしたA106は、自我が芽生え始めたようで……な展開で先が気になる。ロボットに自我は必要なのか、必要ないのかがテーマかな?
アトムよりもしかしたら純粋なAIロボットであるA106の方が設定とか好きな気がする。 続きを読む投稿日:2017.07.09
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ソードガイ ヱヴォルヴ1(ヒーローズコミックス)
雨宮慶太, 井上敏樹, 木根ヲサム / 月刊ヒーローズ
武装魔という魔物(?)と戦う話
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絵は綺麗ですが、ストーリーと設定は好みじゃなかった。
武装魔という人間を襲う魔物(?)に襲われてしまったヒロイン(おせっかい)が主人公の緒方凱という少年が気になるそうで、あの手この手で関わろう(会お…う)とする。凱は組織のルール「目撃者は殺す」を守らず、ヒロインを逃がすことにする。
事情は詳しくわからないが、敵のトップ7人(七つの大罪)が凱を狙っている。その内の1体と凱が戦うことになり……
ラストはヒロインが通う高校へ転校という1巻の状況ですね。 続きを読む投稿日:2017.07.09
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灼熱カバディ(5)
武蔵野創 / 裏少年サンデー
大会前の夏合宿最終日
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畦道が表紙にアップしてますね。
夏合宿2日目〜最終日の内容。関の減量+神田の減量、人見の家族など、キャラの掘り下げが少しありました。カバディは体重制限があるため、特に「カバディは趣味」だと言っている…、2m超えの神田は過酷な減量に耐える姿が凄い。
最終日は試合形式の練習試合。練習試合とは言え、スタメン同士での戦いのため大会の試合結果に影響するかもしれない。の、状況で宵越がメイン攻撃手に抜擢。また畦道も守備手として成長する中、宵越たちは関東2位にどう戦うのかで良い所で5巻終了。
今回もギャグと真剣さが良い塩梅でしたね。
4コマでは副部長の井浦がいろいろやらかす。そして、オマケにサイン会(書店でカバディ)と、とんでもない展開へ。ファンが作者以上にガチですね。な、5巻でした。
続きを読む投稿日:2017.07.23
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魔法使いの弟子たち(上下合本)
井上夢人 / 講談社文庫
危険なウイルスの大流行のきっかけを作り生き残ってしまったら?
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婚約者の木幡が脳の治療の為のウィルスを開発している落合めぐみは、婚約者と共にある老人の見舞いで病院へ来ていたが、突然怒り出した婚約者に病院から追い出され、家族が待つ自宅へと帰ってしまった。病院では、突…然倒れた婚約者から致死率がぼぼ100%のウィルスが病院内へ広がり、バイオハザード。速やかな封鎖がなされたが、そうとは知らずに帰ってしまった落合めぐみからウィルスが静かに街へ広がってしまった。
この作品の主人公は週刊誌の記者の仲屋京介は病院の取材で、婚約者と連絡を取ろうとしている落合めぐみと出会い、そして…。仲屋京介は落合めぐみが罹患していることに気づいて冷静な対応をしたが…。
奇跡的に生き残ってしまった三人(仲屋京介、落合めぐみ、興津)は、広げてしまった事を悔やみ、何故生き残ってしまったのかと悩む。そして、危険なウィルス(ドラゴンウィルス)の竜脳炎の後遺症で、ある常識はずれの力へ目覚めてしまう話。
感想としては、なかなか面白かった。三人がどうなっていくのか気になり、どんどん先を読みたくなった。誤字も少々あったが、展開が面白かったのでそんなに気にならない。
時に主人公には好感が持てた。仲屋は感情を表に出すのが苦手で、努めて冷静(緊張&不安で冷静になる)、団体行動が苦手な性格なのだが、少しずついい方へ変化したようです。
内容はトンデモ系のSFなんで、突拍子のない、トンデモ系が平気な人向け。後半が少々失速気味(内容も込み入っている)ので、後半とラストで賛否両論だろうなとは思う。 続きを読む投稿日:2017.08.21