guusanさんのレビュー
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魔法使いとランデヴー
野尻抱介 / ハヤカワ文庫JA
アニメ化されていない短編集だよ。
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この本は他のロケットガールシリーズと違って3つの短編と1つの中編からなっています。中編のタイトルが本のタイトルとなっています。全てアニメ化されていない話です。
「ムーンフェイスをぶっとばせ」は宇宙ステ…ーションにスーパアイドル三村拓哉ことミムタクがやってきた話です。そのミムタクが無重力の影響で顔がふくらむムーンフェイスになってしまった。アンパンマンみたいな顔ではTV出演できない。さぁーどうする!
「クリスマス・ミッション」は、ゆかり、マツリ、茜の3人がサンタ姿で孤児院にロケットで着陸する話です。ゆかりには孤児院に着陸する事が偽善のように思えて気に入らない。孤児院にはテレビ局に何度も、お父さんやお母さんに会いたくない?と聞かれ、忘れていた傷口が開いたように感じ不機嫌になっている子がいた。
「対決!聖戦士V S女子高生」は宇宙ステーションにテロリストがやって来た話です。話とは関係ないけれど、ゆかりも茜も高校中退しているから女子高生ではないと思うのだが・・・。
「魔法使いとランデブー」はこの本の中で最もロケットガールらしい話だと思う。この話には「はやぶさ」に似た「はちどり」という探査機が登場する。「はやぶさ」と同じく満身創痍で地球に帰ってきた。しかし、「はちどり」はサンプルカプセルを地上にもどす事ができなくなっていた。タリホ族のシャーマンであるマツリは、「はちどり」には精霊が乗っており、どうしても地球に連れて帰らないといけないと言い出した。
「ムーンフェイスをぶっとばせ」と「対決!聖戦士対女子高生」はロケットガールの日常業務が垣間見えて面白いと思った。「魔法使いとランデブー」はロケットガールシリーズらしく彼女達がとんでもない事をやってくれます。これアニメ化してほしいなぁ。 続きを読む投稿日:2015.05.05
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ハイ・フロンティア/ブルー・プラネット 星のパイロット3-2
笹本祐一, 鈴木雅久 / 朝日新聞出版
洋上でミサイル攻撃は受けません。
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書籍説明では「洋上でミサイル攻撃を受けた美紀たちは・・・」と記載されていますが、それは宇宙のパイロット3-1の話です。3-2ではスペースプランニング社がハッブル宇宙望遠鏡を回収して地球に持ち帰るという…日常業務から話が始まります。今回は宇宙のパイロットではないスウが主人公です。日常業務をこなしながらスペースプランニング社の面々とスウが雑談しているとこから、ゆっくりと話が進み、後半は「おいおいスウ大丈夫か!合衆国軍が・・・」とハラハラドキドキの展開になります。なお、後書きは先に読まないようにして下さい。あとがきを先に読むとネタばれになって楽しみが半減してしまいますので。
続きを読む投稿日:2015.05.03
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星を継ぐもの
ジェイムズ・P・ホーガン, 池央耿 / 東京創元社
ジェイムズ・P・ホーガンと日本
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まだジェイムズ・P・ホーガンさんが売れてなかった頃、この本が日本でブレイクし星雲賞を受賞しました。その後、アメリカでも人気が出たと聞いたことがあります。昔、名古屋で開催されたSF大会でパソコン通信経由…でジェイムズ・P・ホーガンさんがお話してくれたこともありました。どうやらジェイムズ・P・ホーガンさんは日本を好いてくれているようです。ジェイムズ・P・ホーガンさんの作品の中でも特に気にいている作品です。私はこの本でSFのセンスオブワンダーとは何かを知りました。 続きを読む
投稿日:2015.04.19
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星界の戦旗V ―宿命の調べ―
森岡浩之 / ハヤカワ文庫JA
アーヴが敗北する。
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あの強力無比のアーヴが敗北する。強すぎるゆえのアーヴ達の軽口が面白かったのだが今回は少々様子が達う。この先、どうなるのか早く続きが続みたい。
投稿日:2015.04.09
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サリバン家のお引越し
野尻抱介 / ハヤカワ文庫JA
宇宙の日常
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スペースコロニーへ引っ越しする。引っ越しがとても日常的なのでSFになるとは思わなかった。しかし自分がスペースコロニーに引っ越しとなればサリバン家の奥さんのように不安になるだろうなあ。でも子友はワクワク…ドキドキ。引っ越し業者でないのに引っ越しを引き受けてしまって本当に大丈夫なの?どんどん話に引き込まれてしまいました。 続きを読む
投稿日:2015.04.09
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舟を編む
三浦しをん / 光文社文庫
舟を編む
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もっと読みたいと思った。書かれていないサイドストーリーがいっぱいあるんだろうなと思った。
小学生の時、使っていた国語辞典を思い出した。本当に魅力的な本です。投稿日:2014.11.08