guusanさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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聖女の魔力は万能です 8
橘由華, 珠梨やすゆき / カドカワBOOKS
最後の1行が・・・
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魔物退治が終わったので、セイを婚約者としてゲットする熾烈な戦いが始まると思っていたのですが・・・。数多くの夜会とお茶会が開かれ恋の鞘当て合戦が始まると思っていたのですが・・・。2人の心は既に決まってい…たのですね。それを口にするだけでハッピーエンド。それで良いではないですか。なのに最後の1行が・・・。 続きを読む
投稿日:2024.03.30
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聖女の魔力は万能です 9
橘由華, 珠梨やすゆき / カドカワBOOKS
不穏だ。
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いつもは良い人ばかり登場するのですが、今回は悪人が登場しそうです。偽の手紙でザイデラへおびき寄せられたが、その目的がわからない。次巻に続く。う一ん。不穏だ。
投稿日:2024.03.31
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AIとSF
日本SF作家クラブ / ハヤカワ文庫JA
AIとは何か、考えさせられた。
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22編の短編集です。この本で最も印象に残ったのは後書きでした。しかも「この文章はAIが書いたものではありません」という粋なタイトルでした。そしてAIという言葉は、その技術が各機器に使われるのが当たり前…になると、自動化という言葉に置き換わってゆくと書かれていた。至言だと思った。後書きの話ばかりしても、仕方ないので、22編の短編の話もします。印象に残った短編ベスト3は以下のとおり。
「準備がいつまで経っても終わらない件」
『ウケへんAIとか、大阪ではあかん。逆に、ウケたら愛してもらえるねん』この言葉に関西人の私は納得してしもた。
「形態学としての病理診断の終わり」
AIに仕事を奪われた形態学の先生のお話。意思というものに、ちょっと感動した。
「シンジツ」
裁判の結果と、AIの結果が食い違っていたらどうなるか。冤罪の可能性があるが、AIの結果だけで司法を動かすことがでるのか。AIを犯人特定に利用するという発想が私には無かったので、この短編には考えさせられた。
AIについてのSFと言えないような短編もあったおかげで、なおさらAIとは何なのかと考えさせられた。 続きを読む投稿日:2024.04.11
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転生少女はまず一歩からはじめたい 7 ~魔物がいるとか聞いてない!~
カヤ, 那流 / MFブックス
いつの間にかサリーが成長してた。
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クサイロトビバッタの討伐と、ネリーの姉のところにいる招かれ人アンに会うため、サリーはネリーの故郷に行く。同じ招かれ人なのに、サラとアンの境遇が違い過ぎる。サラは、高山オオカミやワイバーンといった狂暴な…魔物が徘徊する魔の山に転生した。アンは魔物が全くいない領主の屋敷の庭に転生した。サラは強くなるまで山小屋の外に出る事もできなかった。アンは転生してすぐに、ネリーの姉に保護され大切にされた。たぶん女神様がエエかげんなせいなのでしょうね。アンとの比較でサリーが成長していることがわかる話でした。 続きを読む
投稿日:2024.04.14
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王様のプロポーズ 極彩の魔女
橘公司, つなこ / 富士見ファンタジア文庫
今後が楽しみです。
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彩禍が死ぬと世界が滅びるとは、トンデモない設定ですね。なぜ、そういう事になるのかという理屈は納得できました。しかし、世界最強の彩禍さんに致命傷を与えたのがXXさんだったとは。ところでXXさんが何故その…ような状況に追い込まれたのかは、明らかにされませんでしたね。今後が楽しみです。 続きを読む
投稿日:2024.04.21
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王様のプロポーズ2 鴇羽の悪魔
橘公司, つなこ / 富士見ファンタジア文庫
とにかく場をカオスにして、ワケわからんキャラで面白い。
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トンデモ・キャラクター鴇嶋喰良(とびしま くらら)登場です。彩禍様の宿敵として今後も登場しそうですね。喰良はVチューバーみたいな事もやってるしITにも詳しそう。ノリの良い陽気なキャラだけど、どこまで本…気かよくわからんし、とにかく場をカオスにして、ワケわからんキャラで面白い。 続きを読む
投稿日:2024.04.21