herumanさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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10年後の教室
山内祐平 / 日経BP
もうそこまで来ている未来の教育の形。
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東京大学大学院による、未来の教育の形をリポート。反転授業等発想の転換、若しくは技術革新と言える。今後本格的に教育の中にインターネットが入ってくると考えられる。本書は、教育のひとつの進化の形を指し示す。…実際にもう動き出している。面白かった。 続きを読む
投稿日:2015.12.15
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デトロイトから見える日本の未来
WEDGE取材班, 中西享 / WEDGEセレクション
デトロイトの今。
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おそらく日本にはガッチリとは当てはまらないと思いました。社会的背景や価値観、国民性も違う。アメリカの現状を知るという意味では面白かった。デジカメにシェアを奪われた、巨大フィルムメーカーの衰退とその後も…、富士フィルムに比較すると興味がある。時折入る写真も字面だけではわからない感覚に、実感として人間味を与えていると共感できた。 続きを読む
投稿日:2015.12.17
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世界最強頭脳集団 Google 週刊東洋経済eビジネス新書No.121
週刊東洋経済編集部 / 東洋経済新報社
hello Google! 今さらだけどGoogleて何?
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世界中のすべての情報を整理して誰でもが使えるようにする。検索エンジンから始まったGoogleが今では人口知能による自動運転車やロボット開発まで手掛ける。Google社員の採用基準や働き方、社内制度、福…利厚生にも驚かされる。また、忘れ去られる権利等、Googleの功罪も詳しい。これ一冊に世界的大企業Googleのエッセンスがつまる。 続きを読む
投稿日:2015.12.20
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いつも心に余裕のある人は実践している 1日1分片付け習慣術
佐々木 翔 / Digital Special Package
本当に必要な物なのか。
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買う前に本当に必要か考える。必要のない物は買わない。そして捨てる。片付けの極意です。本書には、カテゴリーごとにかたづけの考え方と実践方法がある。過去より現在、未来を考えるとの事に妙に納得する。後は実行…あるのみ。 続きを読む
投稿日:2015.11.05
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“訪問看護“で変わる希望の在宅介護
角田直枝 / 小学館
訪問看護を看護師目線で紹介する本。
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少子高齢化で、今後益々増えるであろう在宅医療。政府も高齢者増加の後に来る少子化に対応し、病院増設ではなく在宅医療に力を入れる。誰しもが通る医療と介護の現場を看護師目線で解説。制度を利用する上で訪問看護…と介護の違いなど簡潔に説明され認知度を上げるには良い。ただ、わかりやすいものの看護師がほぼ全ての橋渡しが出来るかのようにも読めた。また、筆者程の人格者なら心のこもった訪問看護も受けられるのであろうが従事者皆がそのレベルではない事実もある。最後は本人と家族が本当に必要なサービスかどうか、どうしたいのか、よく考えて制度を利用する必要があると思う。 続きを読む
投稿日:2015.09.24
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物語 北欧の歴史 モデル国家の生成
武田龍夫 / 中公新書
北欧5か国の通史。
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北欧5か国の通史です。著者は元外交官だけあり内容は詳細。それぞれの国の歴史と共に内外各国との関わりも理解しやすい。北欧情報がTVと新聞程度の私でも読後は知識を自然と深める事が出来た。世界的に経済低迷な…現在、高福祉高負担も曲がり角と言われる事もあるが、まだまだ学ぶべき事は多い。最後に著者が言う様に国民総意の福祉国家はその時代に合わせた新たな福祉国会として我々にその道を示してくれるだろうと考えられる。 続きを読む
投稿日:2015.08.03