60代からの資産「使い切り」法 今ある資産の寿命を伸ばす賢い「取り崩し」の技術
野尻哲史(著)
/日本経済新聞出版
作品情報
・2800万円の老後資金で、4000万円分引き出すには?
・「毎月、定額を引き出す」はなぜキケン?
・60代70代は「率」で、80代からは「額」で引き出す
・話題の新NISA、60代からはどう使えばいい?
・インフレになったときは、どう考えればいいのか? ・・・・・・
現役時代に築いた資産を、どのように運用しどのように使っていけば、リタイア後の生活を長く安心に楽しむことができるか?
本書は、日本ではあまり語られなかった安心な「取り崩し」の技術について、運用会社で投資教育を長年行ってきた著者が解説します。
「年3%で運用し、年4%取り崩す」「60代70代と80代以降では使い方を変える」「いざという時に役立つバッファー資産の考え方」など、今日から取り入れられる具体的なアドバイスも満載です。
もっとみる
商品情報
- 著者
- 野尻哲史
- 出版社
- 日経BP
- 掲載誌・レーベル
- 日本経済新聞出版
- 書籍発売日
- 2023.08.28
- Reader Store発売日
- 2023.08.28
- ファイルサイズ
- 12.7MB
- ページ数
- 280ページ
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 3.6 (9件のレビュー)
-
【やはりゼロ】
資産形成に関する本は多数存在しています。
どうすれば資産を増やすことができるか?
具体的に何をすればお金持ちになれるか?
など、本屋さんには多数置いてあります。
しかし、増やし…た資産を活用する本はほとんどありません。
どれだけ資産を増やしても、死んでしまえば天国に資産を持っていくことはできません。
理想をいえば、死ぬときには資産をゼロにして死ぬことがベストです。
遺産相続をしても老々遺産相続になり、引き継いだ人も老人でありお金を使う時期は過ぎてしまっています。
本書には資産活用の方法がいろいろと述べられており勉強になります。
個人的には定率で取り崩すとしても、リスク資産と無リスク資産の比率を変えないで取り崩す方法がよいのではと考えています。続きを読む投稿日:2023.10.14
資産形成の本は書店で多くみることはありますが、この本のタイトルにある「資産の使い切り」に関する本は私にとってはとても新鮮に映りました。お金は何かをするための「ツール」であり、有効に使うことが重要だと頭…では分かっていながら、ローンの支払い・子供達の教育を考えると、使うよりもまずは貯蓄することを考えてきました。
数年前に子供達は成人し、両親のことは気になるものの、自分の資産を生きている間に有効に使うにはどうしたら良いかを考える時期に来ていると思います。この本に書かれていることを参考にして、自分なりの「資産使い切り法」を考えてみたく思いました。
以下は気になったポイントです。
・生活費=勤労収入+年金収入+資産収入で生活を考える、資産寿命を延命させるには、1)生活費そ引き下げる、2)勤労収入を少しでも多く(長く)、3)年金受給を少しでも多く、4)資産寿命を少しでも長く多く、するように取り崩し方を考える(p25)
・勤労収入については、少なくてもいいので長く、楽しく働けることがポイント(p65)60歳以降の仕事の向き合い方は、1)これまでやれなかったことをやる、2)できる限り長く仕事ができるようにする(p72)
・持続可能な引出し率=4%は米国ではFIREの考え方、生活費の25倍の資産を稼いで「退職直前の必要資産額」➗「生活費」が25倍であれば。その逆数である「4%」が、引出し可能な割合となる(p134)
・65歳までは:、積立ながら運票する時代、80歳までは使いながら運用する時代、それ以降は「使うだけの時代」となる(p152)
・米国のRMD(最終資産引出制度)の考え方を日本使うと、65ー69歳までは「3.5%:70−74歳までは「3%」75−79歳までは「4.5%」と決めこともできる(p159)
・健康寿命は男性:72.68歳、女性:75.38歳である、65〜75歳が前半で、75歳以降が後半と考えることもできる(p231)65歳の平均余命は、男性:19.85歳、女性;24.73歳である(p232)つまり男性の場合、65歳時点で健康なのは、あと8年、それ以降の12年以上は健康でないということ、35年の退職後人生のうち、2:3が前半、後半となる(p232)
・65歳の時点で、約2800万円を保有している人は、80歳まで「3%運用して4%引出し」80歳以降の20年間は残った2400万円を均等に引き出すと、35年間における引出し総額は、4000万円となる。これは65歳時点の資産約2800万円が、実際には4割増の資産力を持っていることを示している(p259)
2024年3月12日読了
2024年4月9日作成続きを読む投稿日:2024.04.08
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。