小説
壺中天地シリーズ
シリーズ内の平均評価:
(0)
小鳥遊涼は、オーナーの神宮司怜子にスカウトされてバー『よすが』で働き始めていた。そんな時、裏メニューの存在を知る。それはコープス・リバイバー・・・・・・死体を蘇らせるという意味のカクテルは、黒諏輝良という男を仲介する合言葉であった。小鳥遊の前に現れた黒諏は、眠たげな瞳で派手な柄シャツを着た何とも覇気のない男だった。その風体から怪しいオッサンだと訝っていたが、小鳥遊が店で怪異な現象に遭った時に黒諏がそれを救う。彼は凄腕の魔術師だったのだ。「小鳥遊君は、陽の気を纏った招き猫体質なんだよ。だが一歩間違・・・
便利な購入方法
-
-
オッサン魔術師×怪異を手繰り寄せるバーテンダーのバディミステリ、緊迫のシリーズ第2巻!タロットカードのソードのエースを模した右手が発見され、シリアルキラー『ソードマン』の凶行ではないかと世間は騒然となる。見た目は怪しげなオッサンだが実は凄腕の魔術師である黒諏輝良は、一人娘の麻璃亜をソードマンの手によって亡くしていた。黒諏は自らの身体に地獄の門を刻み、悪しき魂などを取り込んで魔力を高めながらソードマンを見つけ出そうとしていた。黒諏と共に、バーテンダーで怪異等を手繰り寄せてしまう小鳥遊涼も事件の謎に挑んでいく。そんな時、小鳥遊は黒諏が昔にサイキック少年アキラとしてテレビに出ていたことを知る。同じ時期に霊感少女として活躍していた不知火菫と黒諏は再会するが、どこか黒諏は物憂げであった。直後、ソードの3を模した遺体が発見される。黒諏は魔術を用いて被害者の魂を召喚しようとするが、小鳥遊の手繰り寄せる力が発揮されてしまいピンチに――!?異色バディが怪異な事件に挑む・・・・・・
-
-
小鳥遊涼は、オーナーの神宮司怜子にスカウトされてバー『よすが』で働き始めていた。そんな時、裏メニューの存在を知る。それはコープス・リバイバー・・・・・・死体を蘇らせるという意味のカクテルは、黒諏輝良という男を仲介する合言葉であった。小鳥遊の前に現れた黒諏は、眠たげな瞳で派手な柄シャツを着た何とも覇気のない男だった。その風体から怪しいオッサンだと訝っていたが、小鳥遊が店で怪異な現象に遭った時に黒諏がそれを救う。彼は凄腕の魔術師だったのだ。「小鳥遊君は、陽の気を纏った招き猫体質なんだよ。だが一歩間違えれば、とんでもないモノを引き寄せる誘蛾灯になりかねん」その言葉通り小鳥遊は奇妙な悪夢に苛まれており、それはホストクラブ『新世界』の客の失踪事件とも繋がっていく――オッサン魔術師と怪異を引き寄せるバーテンダーのコンビが、不可解な事件に挑む。
-
-
-