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日本軍の機密兵器である高高度偵察機は、いまだ露見されておらず、絶大な戦果をあげていた。
善戦を続ける日本に対し、米国は日本本土攻撃を開始するが、日本側は接近する空母をいち早く察知し、攻撃は失敗に終わる。苦戦続きの米太平洋艦隊は戦略の方針転換を行い、極秘裏のうちにガダルカナル島へ航空基地を建設、ツラギ飛行艇基地を襲撃する。
一転して窮地に陥ったラバウル防衛隊であったが、救援に訪れた戦艦「霧島」と装甲空母「比叡」からなる第七電撃艦隊の活躍により、からくもラバウルを死守する。
ここにきて日本は、電撃艦隊を多数投入する大規模作戦・・・・・・ガダルカナルとポートモレスビーの同時攻略を決意する! -
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先の戦闘でオーストラリアを降伏させることに成功した日本は、ジャイロ爆弾やラムジェットを搭載した新型爆撃機の「九三式陸攻乙」などを用いて快進撃を続けていた。
そしてオーストラリア軍残党が抵抗を続けるラバウルへの侵略を開始し、占領することに成功する。
その頃、米太平洋艦隊は宣戦布告の遅れなどの政治的要因により、出遅れたものの、撹乱を目的としたトラック島への攻撃を敢行した。
その後、日本は来たる真珠湾攻撃に向け、米艦隊の注意を逸らすべくミッドウェー島との両面同時奇襲を画策する。
暗号解析により日本の動向を察知した米艦隊の魔の手が迫るなか、熾烈を極める戦いの舞台は太平洋へと移る!! -
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日米戦が避けられない状況のなか、帝国海軍は苦戦する現状を打開する術を模索し、帝大航空科の大竹教授によって考案された世界初の成層圏偵察機「一四試偵察機」を連合艦隊の目として実用化することを決めた。
潜水艦へのレーダー搭載も決まり、真珠湾攻撃を目前に控えていた海軍だったが、連合艦隊司令長官である山本五十六の急病により、真珠湾攻撃中止という予想外の事態に見舞われる。
真珠湾に代わり東南アジアを標的とした海軍は、一四試偵察機改め「零式陸上偵察機」を艦隊の目とし、最小単位の艦船による電撃的な攻撃を開始した!
果たして連合艦隊は、この歴史的海戦に勝利することができるのか!? -
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