月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト・・・
便利な購入方法
-
-
月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。
※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
【特集】計算で作る宇宙
宇宙誕生直後はほとんど一様に分布していた。ダークマターやバリオン物質から、どのようにして宇宙の大規模構造が形成したのか。ブラックホールのごく近傍では何が起こるのか。原始惑星系円盤はどのように成長するのか・・・・・・。直接観測することのできない現象を、スーパーコンピュータによる大規模シミュレーションによって検証し、宇宙の形成・進化の謎に迫る。
■目次
計算で作る宇宙・・・・・・牧野淳一郎
宇宙の大規模構造――ダークマターと銀河形成・・・・・・石山智明
ブラックホール――大規模シミュレーションと模擬観測が明らかにする宇宙の謎・・・・・・大須賀 健
スーパーコンピュータで星を作る・・・・・・富田賢吾
惑星を作る実験・・・・・・小久保英一郎・石城陽太・柴田 雄・細野七月
太陽の自転のしくみを探る――富岳が解き明かす「熱対流の難問」・・・・・・堀田英之
金星大気の大規模現象・・・・・・樫村博基
銀河形成,星・星団形成・・・・・・斎藤貴之・藤井通子
超新星爆発の数値シミュレーションの課題と展望・・・・・・滝脇知也
[巻頭エッセイ]
算数文章題が解けない理由を認知科学から探る・・・・・・今井むつみ
地球を震わせたフンガ火山の爆発的噴火・・・・・・前野 深
遅れてやってきた2022年フンガ火山噴火起源の最大波高津波・・・・・・綿田辰吾
時間結晶を作る・・・・・・龔 宗平・濱崎立資
宇宙望遠鏡は何を目指しているのか・・・・・・大栗真宗
[新連載]
数学者の思案1 頭の良さと数学研究・・・・・・河東泰之
[連載]
海底火山と大地誕生の豆知識4(最終回) 南太平洋からやってきた日本列島の石灰岩・・・・・・巽 好幸
広辞苑を3倍楽しむ115 追熟・・・・・・深野祐也
これは「復興」ですか?63 夜の森の桜まつり・・・・・・豊田直巳
[科学通信]
Wiley社との「転換契約」締結――学術情報のコストは誰が払うのか?・・・・・・大隅典子
〈本の虫だより〉ニール・シュービン『進化の技法』・・・・・・白石直人
次号予告/お知らせ -
-
月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。
※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
【特集】気候シミュレーションの展開
[黎明]
真鍋淑郎博士の大気大循環とCO2増加の数値実験――初期の研究の流れを追って・・・・・・松野太郎
気候システム研究の誕生――真鍋淑郎の業績をふりかえる・・・・・・増田耕一
電子計算機が拓いた理論的気象気候研究・・・・・・林 祥介
気候モデリングのパイオニア・・・・・・住 明正
真鍋淑郎博士と地球流体力学研究所・・・・・・山形俊男
[発展]
気候モデルから地球システムモデルへ――気候シミュレーションはどう展開してきたか・・・・・・渡部雅浩
「対流」をめぐる気候モデルの発展――真鍋淑郎氏のモデルから次世代モデルへ・・・・・・佐藤正樹
真鍋さんとの思い出・地球温暖化と台風の研究・・・・・・杉 正人
真鍋先生流のお仕事と魔法の粉・・・・・・高薮 縁
真鍋先生と行った衛星観測による放射フィードバックの解析と今後の課題・・・・・・對馬洋子
バケツモデルの先見性と陸面モデルの50年・・・・・・沖 大幹
[哲学]
するどい「見切り」,真鍋スタイル・・・・・・木本昌秀
Simplicity and Balance――真鍋流気候モデリングの哲学・・・・・・安成哲三
気候システムをシンプルに理解すること・・・・・・山中康裕
真鍋淑郎さんと共有した知的に輝かしい時間・・・・・・神沢 博
真鍋先生のノーベル物理学賞受賞から新たな世代の研究へ・・・・・・中島映至
[巻頭エッセイ]
持続可能な日本発のプレプリント・サーバのために・・・・・・有田正規
【特集2】PFAS汚染を問う
フッ素化アルキル化合物PFASによる環境汚染――曝露の実態,汚染事例と全国的課題・・・・・・原田浩二
有機フッ素化合物(PFAS)の子どもへの影響――北海道スタディから得られた知見・・・・・・岸 玲子,宮下ちひろ,伊藤佐智子,山崎圭子,アイツバマイゆふ
次世代型有機フッ素化合物の検出とメカニズムの探究・・・・・・石橋弘志
有害化学物質の人体ばく露モニタリングの重要性――「環境安全基本法」の制定を・・・・・・中下裕子
有機フッ素化合物による多摩地域の水道水汚染と住民への影響・・・・・・中地重晴,木村―黒田純子,植田武智
フォトニック結晶:研究の系譜と新しい半導体レーザーの進化・・・・・・和田智之,野田 進,大高一雄,波多腰玄一,迫田和彰,鯉沼秀臣
放射光X線先端分析手法を利用して不溶性Cs粒子の正体に迫る・・・・・・高橋嘉夫,三浦 輝,栗原雄一
[連載]
これは「復興」ですか?62 震災遺構「請戸小学校」・・・・・・豊田直巳
海底火山と大地誕生の豆知3 識海底に潜む超巨大火山・・・・・・巽 好幸
3.11以後の科学リテラシー113・・・・・・牧野淳一郎
[科学通信]
〈リレーエッセイ〉海辺の自然を見つめる
汽水域の水辺を子どもたちに返そう・・・・・・佐藤正典
日本科学振興協会の設立・・・・・・春日 匠,馬場基彰
〈コラム〉東京電力原発事故の情報公開
原発事故の被害実態への注視継続を・・・・・・木野龍逸
次号予告/編集後記 -
-
月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。
※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
【特集】原発事故と小児甲状腺がん
福島原発事故と小児甲状腺がんとの因果関係について・・・・・・津田敏秀
福島県における甲状腺検査の諸問題III・・・・・・濱岡 豊
症例把握なき過剰診断論――現実から乖離した甲状腺検査の評価・・・・・・白石 草
安定ヨウ素剤投与指標策定の欺瞞・・・・・・井戸謙一
これは「復興」ですか?61 小児甲状腺がん多発の責任・・・・・・豊田直巳
福島県における甲状腺がん多発に関するいくつかの指摘――「三県調査」は福島県の甲状腺がんについていかなる主張もできない・・・・・・黒川眞一
[巻頭エッセイ]
患者の発生こそ社会が向き合うべき現実である・・・・・・津田敏秀
[命をめぐる倫理]
命の選別ビジネスと繰り返される国家の罪――NIPT・PGT-A急拡大の真相・・・・・・千葉紀和
ヒトの治療へのゲノム編集適用の限界をどう定めるのか?・・・・・・島薗 進
マングローブの起源を求めて・・・・・・向後元彦
[連載]
海底火山と大地誕生の豆知識2 海で生まれる大陸・・・・・・巽 好幸
[科学通信]
新型コロナ治療での中医学の役割――感染者が亡くならない中国の新型コロナ対策の要・・・・・・藤田康介
空気感染/エアロゾル感染をめぐる国立感染症研究所の考え方と応答――いつまでも修正されない基本的感染対策は検証されなければならない・・・・・・本堂 毅
〈リレーエッセイ〉海辺の自然を見つめる
韓国の干拓問題から,日本の海辺の未来を見つめる・・・・・・佐藤慎一
〈コラム〉東京電力原発事故の情報公開
「燃料デブリ取り出し」?:実態との乖離のゆくえ・・・・・・木野龍逸
次号予告/編集後記 -
-
月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。
※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
特集 科学と政策 繰り返される“失敗”の力学
感染症対策の不備と専門家の活用の失敗──日本のコロナ対策はなぜ欠陥だらけなのか・・・・・・米村滋人
「定義欠如」維持を志向する政策決定は何をもたらすか──専門家に求められる言語チェック機能・・・・・・尾松 亮
「様式化」した現状維持と責任転嫁──新型コロナウイルス感染症対策における科学と政治(7)・・・・・・尾内隆之・調 麻佐志
[資料]第49回総選挙から「第6波」における1日感染者8万人超えまでのタイムライン(作成:尾内隆之・調 麻佐志)
[巻頭エッセイ]
幻の,核のごみ「文献調査段階」──問われぬ危うさ・・・・・・本間照光
農薬の安全性とリスク評価──“見過ごさず,見落とさず,見誤らない”ため・・・・・・遠山千春・木村─黒田純子・星 信彦
[ノーベル化学賞2021]
不斉有機触媒の開発と展開──医薬品の合成にも用いられる力量と環境調和性・・・・・・林 雄二郎
[シリーズ放射性微粒子の追究]
海洋で発見された不溶性Cs粒子とその特徴・・・・・・三浦 輝・栗原雄一・高橋嘉夫
[新型コロナウイルス感染症]
3.11以後の科学リテラシー111・・・・・・牧野淳一郎
オミクロン変異株とパンデミックのゆくえ:新型コロナウイルス感染症 〈その24〉・・・・・・小澤祥司
[新連載]
海底火山と大地誕生の豆知識(1)富士火山帯に巨大海底火山が並ぶ理由・・・・・・巽 好幸
[連載]
利他の惑星・地球[追創編](最終回)文明の位相差・・・・・・大橋 力
これは「復興」ですか?(60)新天地を求めて・・・・・・豊田直巳
[科学通信]
〈リレーエッセイ〉海辺の自然を見つめる 陸と海のつながりを分断した諫早湾調整池・・・・・・髙橋 徹
〈コラム〉東京電力原発事故の情報公開 私企業の「壁」──高線量下作業・被ばく線量評価への懸念・・・・・・木野龍逸
次号予告/編集後記 -
-
月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。
※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
特集 縄文遺伝子×考古学:新たな展開と謎
土器とDNA──伊勢湾沿岸地域における水田稲作民と採集・狩猟民・・・・・・藤尾慎一郎
弥生人とは誰なのか──古代ゲノム解析で判明した遺伝的な多様性・・・・・・篠田謙一
朝鮮半島にも残る「縄文遺伝子」──古代ゲノム研究からみた朝鮮半島の古代人・・・・・・神澤秀明
縄文墓制研究の現在──注目すべき新資料の紹介と人類学とのコラボレーションについて・・・・・・山田康弘
埴原和郎の二重構造モデル論文発表から30年・・・・・・斎藤成也
[巻頭エッセイ]
再処理計画の中止,そして,禁止へ・・・・・・フランク・フォンヒッペル,田窪雅文,カン・ジョンミン
[ノーベル物理学賞2021]
真鍋淑郎先生のノーベル物理学賞受賞に寄せて・・・・・・中村 尚
真鍋博士の開拓した気候モデル研究とIPCCの知見の進展・・・・・・江守正多
レプリカ対称性の破れとは?── 祝ジョルジオ・パリージ博士ノーベル物理学賞受賞・・・・・・樺島祥介
[ノーベル生理学・医学賞2021]
温度受容体と機械刺激受容体の発見・・・・・・富永真琴
オガサワラシジミの絶滅から学ぶこと──我々は大量絶滅への軌道を修正できるか・・・・・・永幡嘉之
[連載]
これは「復興」ですか?59 メガソーラー・・・・・・豊田直巳
急拡大するオミクロン変異株に身構える世界:新型コロナウイルス感染症〈その23〉・・・・・・小澤祥司
3.11以後の科学リテラシー110・・・・・・牧野淳一郎
廃炉への道をどう選ぶのか12 私たちは何をどう選ぶのか(下)──福島第一原発にも「廃炉法」制定を・・・・・・尾松 亮
入試問題から広がる物理の世界6 万有引力の法則からブラックホールへ・・・・・・吉田弘幸
[科学通信]
リアルな培養ステーキ肉をつくる・・・・・・竹内昌治
藻類の光合成の力を培養肉に・・・・・・清水達也
「リニア残土」:建設の前に積み上がるリスクと不思議な牧場計画・・・・・・樫田秀樹
〈コラム〉東京電力原発事故の情報公開 年間20mSvの解除基準への疑問──子どもも住むことができることの意味と基準固定化による影響・・・・・・木野龍逸
次号予告 -
-
月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。
※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
特集 持続可能な肉食の未来
「家畜の惑星」が直面する地球環境問題・・・・・・井田徹治
昆虫からとりだすプロテイン──タンパク質源として昆虫が利用されつつある現状・・・・・・小田志保
ジビエと獣害:マタギとアイヌの視点から・・・・・・田口洋美
日本版フェイクミート:「もどき料理」の今昔・・・・・・上田純一
中国で拡大するスズメバチ飼育・・・・・・野中健一・赵 敏
[巻頭エッセイ]
「軽石漂着」に思う・・・・・・巽 好幸
人新世における地球環境の変容と健康・・・・・・遠山千春・橋爪真弘・石塚真由美・近藤尚己・渡辺知保
中国の新型コロナウイルス感染症対策──日常を守る動的ゼロコロナ戦略の考え方・・・・・・瀬戸亮平・佐野雅己・藤田康介
チェルノブイリの “ゲリマンダリング”・・・・・・今中哲二
[連載]
3.11以後の科学リテラシー109・・・・・・牧野淳一郎
冬の大波のなか新たな変異株を世界が警戒:新型コロナウイルス感染症〈その22〉・・・・・・小澤祥司
これは「復興」ですか?58 時間が止まったままの保育園・・・・・・豊田直巳
廃炉への道をどう選ぶのか11 私たちは何をどう選ぶのか(中)──「1F廃炉計画」はないという現状認識に立つ・・・・・・尾松 亮
[科学通信]
泊原子力発電所の安全審査に関する問題──反論できないことは無視するのか・・・・・・渡辺満久
〈リレーエッセイ〉海辺の自然を見つめる 上関・奇跡の海の畑づくり・・・・・・中野 恵
新しい形の共同研究による SARS-CoV-2 変異株の定点観測(2)・・・・・・川上浩一・光永滋樹・白木知也・森 秀治・井ノ上逸朗・倉持 仁・竹村栄毅・田中総一郎・渡邉 健
〈コラム〉東京電力原発事故の情報公開 効果不明の凍土壁の“機能維持”とは何か──遅れた公表,今になっての追加止水計画・・・・・・木野龍逸
次号予告/お知らせ -
-
-